【ハワイが舞台の小説】旅行や観光にもおすすめ8選

ハワイ小説

ハワイ旅行や観光にもおすすめのハワイ関連の小説をまとめました。

ハワイを舞台にした小説は、あまり多くありません。

そんな中、オアフ島やハワイ島がテーマになっている小説を集めました。

ハワイ(オアフ島)が舞台の小説

「ハワイ暗黒殺人」 ロバート・ウォーカー(著)

オアフ島の雰囲気が味わえるミステリ

オアフ島の有名な観光スポット「潮吹き穴」から人間の腕が吹き上げられる。ホノルルで若い女性の失踪が相次いでいる。南国の楽園ハワイで休暇を楽しむはずだった検死官の主人公が事件に巻き込まれていく・・・

 

「鍵のない家」~ ハワイ資産家殺人事件 ~ E・D・ビガーズ(著)

1925年発表のの探偵小説です。

ホノルルの資産家がワイキキビーチの豪邸で殺害され、刑事が謎を紐解くという展開です。ハワイの情景描写などがあります。

古き良き時代のハワイを感じることのできる小説です。

ワイキキの高級ホテルの人気バーの名前の由来にもなっているそうです。

 

「マイクロワールド」 マイクル・クライトン(著)

ハワイの大自然を感じれる冒険活劇

ハイテク企業によって小さい体にされた学生達が、密林に放り込まれてどうなってしまう・・!?昆虫系のミクロな世界の話となっています。オアフ島の描写や情報などがあります。

 

「永遠の旅行者」 橘 玲(著)

金融サスペンス小説

「マネー・ロンダリング」やシンガポールが舞台の「タックスへイヴン」などで知られる金融系小説に強い作家の作品。

ハワイの描写が豊富で、ホノルル市内の風景や情報も。

元弁護士の真鍋に、見知らぬ老人から手紙が届く。内容は「20億の資産を息子ではなく、孫に相続させたい。ただし1円も納税せずに」というものだった。。息子が失踪中だが!?・・

 

「真珠湾の冬」 ジェイムズ・ケストレル(著)

[2022年] エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞 受賞作

1941年、ハワイで白人男性と日本人女性の惨殺事件が起きる。。アメリカ人の刑事は容疑者を追い香港に行くが、太平洋戦争の勃発に遭遇する・・

ウェーク島、香港、日本など太平洋諸国が舞台の壮大なミステリ。

真相を求め、戦渦の太平洋諸国を彷徨う男を描いた大作。



ハワイ島(ビッグアイランド)が舞台の小説

「緋色の蘭」 トビー・ニール(著)

緋色の蘭
Independently published
発売日:2022/12/10

ハワイ島のヒロが舞台のミステリ

ハワイの美しい大自然と情景が浮かぶような1冊。

女性警官レイは、ハワイ島の東海岸ヒロで生活している。ある日、パトロール中に2人の少女の溺死体を発見する。。連続殺人の捜査と自身の過去のトラウマに立ち向かい、解決に突き進むが!?・・

 

「ホテル・ピーベリー」 近藤 史恵(著)

ハワイ島のヒロ周辺を舞台にした旅行記のようなミステリ

ハワイ島で日本人が経営する宿に宿泊することになります。そこで起こるミステリーです。そのため、出てくるのは全員日本人です。

 

「エデンの炎」 ダン・シモンズ(著)

ハワイ島でのリゾート開発が地下に封じ込められた神々を解き放つというカルトホラーちっくな話です。

ハワイ島の火山、大地や地のエネルギー、古来の神の宗教など、雰囲気(風)は感じることのできる小説でした。

ただ、マーク・トウェインの手記などが間にちょくちょく入り、多少読みにくい小説ではあります。



ハワイ島が舞台のミステリ【レビュー】

ハワイ島3.5

レビュー

ミステリとしても、そこそこ面白かったです。

ハワイ島の民宿(ペンション)に滞在する非日常の時の雰囲気のようなものも少し感じました。

また、ハワイ島の豆知識や天候、風土などについても描かれています。

「世界の13の気候区のうち、11がハワイ島にある」

「ピーベリーは実の中でひとりぼっちで眠る希少な豆」

といったハワイ島やコーヒーの雑学が「旅行や観光にも参考になるかな!?」と思いました。

 

おまけ

洋書ですが、良作「チャイナメン」で知られるマキシーン・ホン・キングストンの「ハワイのある夏」もあります。