北欧のノルウェー作家のミステリ小説をまとめています。
北欧の先住民族サーミ人やトナカイ事情など、北欧ならではの抱える問題をテーマにした作品も多くあります。
フィヨルドの絶景を背景にした北欧文学なども掲載しています。
ノルウェーの有名作家
ヨルン・リーエル・ホルスト
「猟犬」は、ガラスの鍵賞(北欧全体の推理小説賞)受賞作
ノルウェーの警察小説の第一人者とも言われています。
警部ヴィスティングシリーズ
シリーズ第1作「カタリーナ・コード」は2019年北欧ベストミステリー受賞作
シリーズは、第4弾で最新作の「疑念」までが発売されています。
ジョー・ネスポ
最新作は「失墜の王国」です。
山間の村に住むロイ。そこに、彼の弟カールが村をリゾート地にする計画と共に帰ってくる。リゾート計画は村を豊かにするためだとカールは言うが、ロイはカールの本心を見抜いていた。そして、殺人事件が起こり!?・・
- 「その雪と血を」
- 「真夜中の太陽」
- 「スノーマン」
- 「レパード 闇にひそむ獣」
- 「ファントム 亡霊の罠」
「スノーマン」は映画化もされています。
サムエル・ビョルク
オスロ警察殺人捜査課特別班のシリーズ
- 「アイム・トラベリング・アローン」
- 「ふくろうの囁き」
オリヴィエ・トリュック
「影のない四十日間」は、北欧の先住民問題サーミ人をテーマに含んだミステリで、ノルウェーの町での事件が発端となります。
最新作は「白夜に沈む死」です。
北欧3ヶ国にまたがり活躍する特殊警察ミステリで、夏の日の沈まない北極圏やトナカイをテーマにした北欧らしい1冊です。
ガード・スヴェン
「最後の巡礼者」は、2014年「ガラスの鍵賞」を受賞しています。
北欧ミステリー賞「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」と併せて3冠となった警察小説です。
ガード・スヴェンの最新作は、「地獄が口を開けている」です。
警察小説シリーズ第2弾
その他のノルウェーミステリー
「ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器」 ポール・アダム(著)
殆どがノルウェーで進行する「ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器」は、Amazonレビューでも評価の高いサスペンスです。
「晴れた日の森に死す」 カーリン・フォッスム(著)
ガラスの鍵賞 受賞作家のノルウェー・ミステリ
ノルウェーの森の奥で老女が殺害される。発見者の少年は、現場で、精神病院に入院している青年・エリケを目撃していた。セイエル警部は、捜査を進めるが、信じがたい事実が発覚し!?・・
ノルウェーの北欧文学
「朝と夕」 ヨン・フォッセ(著)
ノーベル文学賞作家の北欧文学
ノルウェー、フィヨルド辺の家。やがて漁師となるヨハネスが生まれる。フィヨルドの風景に、コーヒーを沸かし、パンに山羊のチーズをのせる老いたヨハネスの1日が始まる。
北欧の風景が思い浮かぶような神秘的で神話的な幻想譚。