「このミステリーがすごい!2021年版」ランキング順位

このミス2021ランキング

2020年12月4日に「このミステリがすごい!2021年版」が発売されました。

毎年、12月に発売される「年間のミステリランキング」として、実績と知名度を誇るガイドブックです。

そんな、「このミス」のランキング順位を掲載しました。

【2021年版】ミステリランキング

 

海外部門

1位: 「その裁きは死」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

3年連続1位のアンソニーホロヴィッツ。

昨年に「メインテーマは殺人」、一昨年に「カササギ殺人事件」で各種ミステリーランキングの首位を独占しています。

 

2位: 「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーエンズ(著)

2021年本屋大賞【翻訳小説部門】第1位

「みんなのつぶやき文学賞」第1位

2019年にアメリカで最も売れた本です。

某有名翻訳家もおすすめしているアメリカの湿地帯に住む少女の成長物語であり、ミステリー

 

3位: 「指差す標識の事例」 イーアン・ペアーズ(著)

17世紀のイングランドが舞台の傑作歴史ミステリー小説。

22年の歳月をかけ、4人の翻訳者による壮大な緻密構成ミステリーです。

激動の王政復古時代を背景に、オックスフォードでの殺人など出来事を4人の人物による手記から紐解きます。「薔薇の名前×アガサクリスティ」という帯で表現されるように、歴史に残る傑作と言えるのではないかと思います。

 

4位: 「死亡通知書 暗黒者」 周 浩暉(著)

陳浩基、陸周槎などの翻訳で勢いのある華文ミステリー。

その華文ミステリーから新たな作家の注目作品の日本上陸。

ベテラン捜査官の死と18年前の事件は関連があるのか!?・・

 

5位: 「パリのアパルトマン」 ギヨーム・ミュッソ(著)

フランスで最も読まれているミステリー作家のギヨーム・ミュッソの最新作です。パリとニューヨークを舞台に、芸術家の話が絡むミステリー

特に、前半は絵画の知識(雑学)も散見して盛り込まれています。

前作「ブルックリンの少女」の評判からも注目されていた1冊です。

 

6位: 「天使は黒い翼をもつ」 エリオット・チェイズ(著)

逃避行、愛憎劇などのノワール/犯罪小説。玄人受けの良い伝説的作品

 

7位: 「警部ヴィスティング カタリーナ・コード」 ヨルン・リーエル・ホルスト(著)

ノルウェー作家の北欧ミステリー

2019年北欧ベスト・ミステリー受賞作

「ガラスの鍵」賞受賞作の『猟犬』に続く警部ヴィスティングの登場巻

 

8位: 「時計仕掛けの歪んだ罠」 アルネ・ダール(著)

スウェーデン、ストックホルムを舞台とした北欧ミステリーであり、犯罪サスペンス / 時計の精微な犯罪小説

 

9位: 「あの本は読まれているか」 ラーラ・プレスコット(著)

冷戦時代のアメリカCIAと旧ソ連絡みの史実ミステリー

ソ連の作家でノーベル賞作家のパステルナークの発禁本「ドクトル・ジバゴ」を使った”ドクトル・ジバゴ”作戦により、文学の力で人々の意識を変える!?

本好き、文学好きにもおすすめのエスピオナージ

 

9位: 「三分間の空隙(くうげき)」 アンデシュ ルースルンド, ベリエ ヘルストレム(著)

北欧ミステリーの雄、スウェーデン作家のアンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレムによるコロンビアを舞台にした警察クライムノヴェル

潜入捜査官として麻薬組織を相手に奮闘する主人公は、人質と自分の命を守れるのか!?・・ アメリカのDEA(麻薬取締局)も絡む壮大なスケール


国内部門

1位: 「たかが殺人じゃないか」 辻 真先(著)

日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞、本格ミステリ大賞も受賞しているミステリー界の巨匠の1冊

デビューから48年のベテラン作家による殺人ミステリーです。

 

2位: 「透明人間は密室に潜む」 阿津川 辰海(著)

法廷ミステリー

 

3位: 「Another 2001」 綾辻 行人(著)

学園ホラー&ミステリー

一大ムーブメントを起こした学園ホラー&ミステリ 新作が遂に刊行!

 

4位: 「法廷遊戯」 五十嵐 律人(著)

長編法廷ミステリー/第62回メフィスト賞受賞

 

5位: 「アンダードッグス」 長浦 京(著)

1997年の中国返還前夜の香港に隠された国家機密がネタのミステリー

世界の諜報機関を敵に回し、壮大なスケール。

 

おわりに

「このミステリがすごい!2021年版」のランキングを抜粋して、【海外部門】のベスト10作品と【国内部門】のトップ5作品を掲載しました。

今年の傾向として、独自のランキング感(個性)が出ているように思いました。

【海外部門】に関しては、上位3作品こそ、どのミステリランキングでも上位の常連タイトルですが、他誌のランキングでトップ10に入っている

「スパイはいまも謀略の地に」「死んだレモン」「網内人」「ストーンサークルの殺人」などは、「このミス」では下位になっているようです。

 

「各種ミステリランキングの文芸誌」の記事も書いています。

 

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