疫病文学小説!?ペスト(黒死病)などパンデミックのコロナ渦で注目

ペスト本

新型コロナの渦で、感染症などのパンデミックをテーマにした疫病文学が注目されつつあります。

ペスト(黒死病)を中心に、過去の感染症、伝染病などについて勉強する方も増えているようです。

そんな、疫病文学、パンデミック小説などをまとめました。

疫病文学!?

伝染病、感染、疫病などがテーマに組み込まれている小説です。

「赤死病」 ジャック・ロンドン (著)

復刊となる疫病による人類滅亡を予言した古典的作品

2073年、サンフランシスコ港の近隣。文明を知るただ1人の生き残りの老人が人類滅亡と文明崩壊の過程を語る。2013年に大流行する「赤死病」は感染率が極めて高く、短時間で死に至る。疫病が終息した時、そこに現れた世界とは!?・・

 

「エンド・オブ・オクトーバー」 ローレンス・ライト(著)

ピュリツァー賞受賞作家によるスリラー

インドネシアの収容キャンプで発生した謎の出血熱。死亡率70%を超えるコンゴリウィルスは封じ込めに成功したと思われていたが、ひとりの感染者がメッカ巡礼に・・一触即発のサウジアラビアやイランなど中東、そして世界へ・・

 

「白い病」 カレル・チャペック (著)

白い病
岩波書店
発売日:2020/9/16

チェコの作家カレル・チャペックによる1937年刊行の名作SF戯曲

疫病の進行と迫り来る戦争。特効薬を発見したという町医者が現れるが、ワクチンを巡ってのやり取りが・・

1920年発表の「ロボット-RUR」で、「ロボット」という言葉を生み出した作家の作品です。

 

「インフェルノ」 ダン・ブラウン(著)

人口増加による人口爆発などの話も大きなテーマとなっています。

人口が増えすぎている現在、人口を増やし続けて人類滅亡を招くのか・・

ペスト(黒死病)が流行ることで「ヨーロッパの人口の約3分の1が亡くなった」と言われています。

この3分の1の死について「無駄ではなかった。それは、増えすぎた人口から3分の1を間引いたことによって、次の時代の扉を開いたからだ。」といったニュアンスのことが書かれています。



パンデミック関連のミステリー小説!?

パンデミック関連のミステリー小説です。

「ロックダウン」 ピーター・メイ (著)

ロックダウン
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2021/1/16

現在の状況を予見したかのような全英ベストセラー

バリー賞受賞作家による、2005年に出版を見送られたミステリー小説

死亡率80%の新型ウイルスの流行で、都市封鎖されたロンドン。その最中、発見された人骨。そして第2、第3の殺人が!?・・・

 

「ペスト王・赤死病の仮面・他十七篇」 エドガー・アラン・ポー (著)

エドガー・アラン・ポーの名作17作を集めた作品集です。

伝染病ペストを題にした「ペスト王」「赤死病の仮面」などが注釈付きの現代誤訳で復刊。

 

「黒死荘の殺人」 カーター・ディクスン(著)

古典ミステリーの巨匠「ジョン・ディクスン・カー」の密室ミステリー

「カーター・ディクスン」名義になっていますが、ディクスン・カーの別名ペンネームです。

1665年のペスト(黒死病)流行の中、古い幽霊屋敷で密室殺人が発生する・・疫病流行時の見聞譚や怪談話なども。

 

ペスト(黒死病)関連

「ペスト」 アルベール・カミュ (著)

ペスト
新潮社
発売日:1969/10/30

フランスのノーベル文学賞作家アルベール・カミュによる傑作小説

ペスト(黒死病)流行時と現在のコロナ禍が酷似していることから、1947年に発表された「ペスト」が再注目されています。

伝染病ペスト(黒死病)の発生、外部と遮断された孤立状態の中で悪疫と闘う市民達の姿

 

「ペストの記憶」 ダニエル・デフォー (著)

ペスト(黒死病)流行時の詳細がわかる古典的小説

当時の公的文書や個人の記録などを基に再現し、新型コロナ対策や拡大の阻止にも役立つ17世紀ロンドンのペストの惨禍。

 

マンガ(漫画)

「ペスト: 伝染病と都市封鎖(ロックダウン)を予言したカミュの名作を漫画で読破 「ペスト」カミュの原作を漫画で読破!~感染症でロックダウンされた都市の物語」 徳永大輔 (著) 粕川裕康 (イラスト)

フランス文学の巨匠、アルベール・カミュ原作の「ペスト」を漫画化

Kindle版で無料となっています。

子供から大人まで読みやすくされている作品です。

 

マンガで読むアルベール・カミュ「ペスト」 中条 省平 (監修)

カラーのコミックで分かりやすく「ペスト」の内容を把握できます。

解説付きで、ポイントをおさえた解説となっています。

 

マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」 大竹 稽 (著) 羽鳥まめ (イラスト)

マンガ&あらすじで難解と言われる「ペスト」がわかりやすくされた解説本

ストーリー全体、代表的なシーンを要領よくおさえることができます。



パンデミック本

「感染症の世界史」 石 弘之 (著)

40億年の地球の歴史から感染症の正体を探る

新型コロナ以外にも、世界にはエボラ出血熱やテング熱、インフルエンザなど多くの感染症があります。そんな感染症の微生物と人類の関係を探る1冊

 

「黒死病-ペストの中世史」 ジョン・ケリー (著)

ペスト関連の中世史

欧州を襲った史上最悪の疫病「ペスト」。そのペスト(黒死病)の様々なエピソードから苦しむ人々の恐怖が浮かびあがってくる。

 

「ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史」 サンドラ・ヘンペル (著)

伝染病はどう世界に広がり、人類はどのように対処してきたのか。

20の感染症をビジュアルで解説された本です。

感染径路、病原体、症状、予防、治療など様々な解明をデータで収録

 

本の解説書!? 「100分de名著」のテキスト

「NHK100分de名著~ペスト~」 アルベール・カミュ

NHKのEテレで放送されている本の解説番組「ペスト」のテキストです。

カミュの名作「ペスト」の解説がされたテキストでおすすめです。

 

「NHK100分de名著~ペストの記憶~」 デフォー

2020年に放送されたデフォーの「ペストの記憶」のテキストです。

「ロビンソン・クルーソー」の著者としても知られるデフォーの作品をわかりやすく解説

 

まとめ

新型コロナの世界的流行により、文学界的にも「疫病文学」に注目が集まっています。

ロンドンでは約10万人の死者を出したとも言われるペスト(黒死病)を中心に、古典的な小説などが読まれているようです。

 

【ノンフィクション本】大宅賞の歴代受賞作もまとめています。

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