2021年【ピュリツァー賞】が決定!歴代受賞作品のまとめも

歴代ピュリツァー賞受賞作

2021年のピュリツァー賞フィクション部門が決定しました。

本好き、小説好きには避けられない賞とも言えるのではないでしょうか。

歴代の受賞作品と併せてまとめています。

ピュリツァー賞とは!?

ピュリツァー賞とは、アメリカ合衆国での新聞、雑誌、オンライン上の報道、文学、作曲などの功績に授与される賞です。

そのピュリツァー賞の部門のひとつに「フィクション部門」があります。

アメリカ人著者による優れたフィクションが選ばれます。

以前は、小説部門と言われていました。

2021年のピュリツァーフィクション部門が、2021年6月11日に決定しました。



2021年度 【フィクション部門】受賞作

「The Night Watchman」 Louise Erdrich(著)

WINNER OF THE PULITZER PRIZE IN FICTION 2021

2021年度のピュリツァー賞フィクション部門は、ルイーズ・エルドリッチ氏の「ザ・ナイト・ウォッチマン」に決定しました。

2021年11月現在、邦訳はまだ刊行されていません。

 

歴代受賞作【フィクション部門】

2020年度 受賞作

「ニッケル・ボーイズ」 コルソン・ホワイトヘッド(著)

2017年に「地下鉄道」で受賞したコルソン・ホワイトヘッドが2度目の受賞という快挙となりました。

1960年代のアメリカを舞台に、自由を夢みた黒人少年達の物語です。

実在した少年院をモデルに、実際の事件をもとにしたリアリズム小説。アフリカ系アメリカ人の主人公が地獄を見る・・ 人種差別問題など

 

2019年度 受賞作

「オーバーストーリー」 リチャード・パワーズ(著)

2020年(第6回)日本翻訳大賞の二次選考対象まで残りました。

「環境破壊への危機意識」を提唱する自然派文学小説

木の話、そして人間達の物語。

”オーバーストーリー”とは、「森の一番高い層を形成する木々のこと」だそうです。

 

2018年度 受賞作

「レス」 アンドリュー・ショーン・グリア(著)

レス
早川書房
発売日:2019/8/20

喜劇の作品がピュリツァー賞を受賞するのは、珍しいことだそうです。

ページ数が少なめで冊子も薄めなので、いっき読みもできる快作!

うだつのあがらない主人公が、世界中を旅します。ニューヨーク、ベルリン、パリ、モロッコ、京都など。その中で頭に浮かぶのは、別れた恋人のことばかり・・

 

2017年度 受賞作

「地下鉄道」 コルソン・ホワイトヘッド(著)

地下鉄道
早川書房
発売日:2017/12/6

全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞、カーネギー・メダル・フォー・フィクションなども受賞

暗い地下を走る鉄道以外にも、「地下鉄道」という秘密結社もタイトルの意味に含まれているようです。

実在した秘密結社「地下鉄道」とは、アメリカの黒人奴隷が南部から奴隷制の廃止されていた北部の州へ亡命することを手助けした組織だったそうです。

19世紀アメリカ。南部ジョージア州の農園の奴隷少女は自由を求め、北部を目指すが!?・・

 

2016年度 受賞作

「シンパサイザー」 ヴィエト・タン・ウェン(著)

エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞の最優秀新人賞も受賞しています。

ヴェトナム系アメリカ人作家によるヴェトナム戦争絡みのスパイ小説

1975年、ヴェトナム戦争末期、北ヴェトナムと南ヴェトナムの狭間で行なわれる情報戦。途中から舞台はロサンゼルスへ・・そこでも将軍達の動向を北ヴェトナムの同士へ報告し続けるが・・

 

2015年度 受賞作

「すべての見えない光」 アンソニー・ドーア(著)

2017年(第3回)日本翻訳大賞 受賞

ナチスドイツ時代の暗黒と儚く美しい物語

若いドイツ兵と盲目の少女をつなぐのは、ラジオから聞こえる懐かしい声

 

2014年度 受賞作

「ゴールドフィンチ」 ドナ・タート(著)

全4巻からなる長編大作

友情、裏切り、恋愛など入り混じる犯罪活劇

美術館爆破テロにより、少年テオは母を亡くす。その時持ち去った名画と共に、波乱万丈の人生をおくる!?・・

 

おわりに

2021年ピュリツァー賞フィクション部門受賞作と歴代受賞作をまとめました。

歴史や文化、伝統、社会に一石を投じるような小説が多く選ばれているように思われます。

是非、ピュリツァー賞受賞作品を読まれてみてはいかがでしょうか。

 

2021年エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞の歴代の受賞作

 

【2021年ノーベル文学賞受賞者】と歴代(過去10年)の受賞作品

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