フランスが舞台のミステリ小説!?ピエール・ルメートルやギヨーム・ミュッソ

フランス文学

フランス作家の作品やフランスが舞台のミステリ小説をまとめています。

最近人気のフレンチミステリーなどを中心に掲載しました。

ピエール・ルメートル、ギヨーム・ミュッソ、ポール・アルテなど..

フランスミステリ小説作家!?

ピエール・ルメートル

ピエール・ルメートルは、「その女アレックス」が話題になりました。

「このミステリーがすごい!2015年版」第1位「本屋大賞 翻訳小説部門」1位など..

デビュー作「悲しみのイレーヌ」「傷だらけのカミーユ 」などもミステリーランキングのランクイン常連となりました。

2013年に「天国でまた会おう」ゴンクール賞を受賞しています。

最新作に、「われらが痛みの鏡」があります。

 

ギヨーム・ミュッソ

フランスでは、ルメートルよりもギヨーム・ミュッソの方が人気になっているそうです。

現在、フランスで最も売れてる作家で、「ブルックリンの少女」は総売り上げ数が3000万部です。

2作目に「このミステリがすごい!2021年版」の海外部門で第5位となっている「パリのアパルトマン」があります。

最新作は、「作家の秘められた人生」です。

 

ポール・アルテ

舞台は必ずしもフランスというわけではありませんが、フランス人推理作家のポール・アルテもミステリーファンに人気です。

「金時計」「第4の扉」などがあります。「あやかしの裏通り」は、「2019本格ミステリ・ベスト10」第2位などになっています。

 

最新作は、2021年12月に発売の「死まで139歩」となります。

 

ミシェル・ビュッシ

「黒い睡蓮」の著者ミシェル・ビュッシのコルシカ島を舞台にしたサスペンスの新作が発売されています。

強烈な幕開けから予測のつかないストーリー展開。

 

その他のフレンチミステリ

「パリ警視庁迷宮捜査班」は、2020年翻訳ミステリー大賞の最終候補作5冊に残りました。

事件以外の箇所がポップな感じで、コミカルサスペンスとも言われています。

シリーズ化されていて、南仏を舞台にした第2作「パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツア―」も発売されています。

 

フレンチサスペンスの巨匠の「死者の国」もパリを舞台にした最近のミステリー小説です。

「ミステリが読みたい!2020年版」11位 冊子が結構、ぶ厚めです。

 

「念入りに殺された男」は、フランス・ナントの村でペンションを営む主人公のスピード感溢れるサスペンスです。

 

2022年4月に発売された「姉妹殺し」は、「魔女の組曲」「夜」で知られるベルナール ミニエの警部セルヴァズシリーズです。

姉妹殺し
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2022/4/26

 

フレンチミステリの古典

ジョルジュ・シムノン

フレンチミステリ、フレンチサスペンスと言えば、ジョルジュ・シムノンの「メグレ警視シリーズ」という人も多いのではないでしょうか。

古典推理の傑作として有名です。「黄色い犬」が最高傑作との声もあります。



フランスが舞台の小説 【あらすじ&レビュー】

フランスを舞台にした小説の読了レビューを書きました。

「パリのアパルトマン」 ギヨーム・ミュッソ(著)

パリのアパルトマン3.5

イギリスから来た元刑事、アメリカから来た人気劇作家、この2人が探し見つけた宿泊先がパリのアパルトマンで同じ場所になってしまう。

この家は以前、天才画家の家だった。その故・画家の人生と死んだと言われている息子を辿っていくうちに・・・という話です。

レビュー

普通に読みやすく、まあまあ面白かったです。

ちょっとした文章に現代の話題が入っていて、作家の個性も出ていると感じました。

美術(絵画)関連の話題が多いよ

パリから始まりニューヨークに行き着きますが、パリの街描写や情報も豊富です。

社会問題とも言えるテーマを含みつつ。

ミステリー(謎解き)としては弱めですが、謎を追うのは飽きずに読めたかなという感じでした。

 

「その女アレックス」 ピエール・ルメートル(著)

その女アレックス3.5

史上初の7冠などと騒がれたフレンチミステリーです。

「このミステリーがすごい!2016年版」第1位/「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位/「ハヤカワ ミステリマガジン」「ミステリが読みたい!」海外編第1位/「本屋大賞 翻訳小説部門」第1位

レビュー

サスペンス(謎解き)としての面白さより、グロさなどの作家の個性が際立ったミステリーかな!?と思いました。

7冠という評価に期待し過ぎたせいかもしれません。

フランスの街描写や情報は多くない感じです。

サスペンスとしての面白さ(謎解き)などは、それ程面白いとは感じませんでした。

 

「戦場のアリス」 ケイト・クイン(著)

戦場のアリス3.0

「2019年本の雑誌社が選ぶ文庫ベスト10」第1位

実在した女性スパイ「ルイーズ・ド・ベティニ」や「オラドゥール・シュル・グラヌの虐殺」など、史実を絡めた戦争歴史小説

1947年、第2次世界大戦直後の女性主人公(シャーリー)が”いとこ”を探すフランスのロードノベル1915年、第1次世界大戦中のイヴ(女性主人公)の女性スパイとしての活動がカットバックで交互に描かれています。

ドイツ占領下のフランスで、第1次世界大戦時に活動したあまり知られていない女性スパイ組織「アリス・ネットワーク」を題材にしています。

レビュー

第1次大戦で活動した女スパイで主人公イヴの活動内容やアリスネットワークのボス、アリスとの出会いが戦時中の世界観を感じました。

1947年のフランスのロードノベルとの交互の描写が飽きさせない構成になっています。

戦場のアリス
ハーパーコリンズ・ ジャパン
発売日:2019/3/15

 

まとめ

フランスが舞台or作家のフレンチミステリ小説を中心にまとめました。

フランス文学は、フランスならではの社会構造を反映したブルジョアもの、移民問題、歴史宗教などを題材にした小説が多いように感じます。

 

フランス最高峰の文学賞「ゴンクール賞」の受賞作品もまとめています。

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