2022年最新【北欧ミステリー】|ガラスの鍵賞受賞作も(nordic Mystery novel)

北欧ミステリー
ヨーロッパ北部のスカンジナビア半島(スウェーデン、フィンランド、ノルウェー)

この3ヶ国にアイスランド、デンマークを含めた5ヶ国のミステリー小説が、いわゆる北欧ミステリーと言われています。

そんな北欧ミステリーの最新刊など、人気の小説をまとめています。

スウェーデンのミステリ小説

アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム

エーヴェルト・グレーンス警部 シリーズ

  • 「制裁」
  • 「死刑囚」
  • 「三秒間の死角」
  • 「ボックス21」
  • 「地下道の少女」
  • 「三分間の空隙【くうげき】」
  • 「三時間の導線」

2022年5月最新作「三日間の隔絶」が発売されました。

 

デビュー作の「制裁」「ガラスの鍵」賞や最優秀北欧犯罪小説賞を受賞していて、北欧ミステリの最高峰とも言われています。

制裁
早川書房
発売日:2017/2/23

 

「三秒間の死角」は、英国推理作家協会(CWA)インターナショナル・ダガー賞受賞の傑作北欧ミステリーです。

 

その他の作品

「熊と踊れ」は、このミステリがすごい!2017年版【海外編】第1位

 

レイフ・GW・ペーション

2022年3月10日最新作「悪い弁護士は死んだ」が発売されました。

「許されざるもの」ガラスの鍵賞、CWA賞を含む5冠でした。

その次作となる「見習い警官殺し」に続き、「平凡すぎる犠牲者」が翻訳されています。

 

アルネ・ダール

「時計仕掛けの歪んだ罠」の続編で第2弾「狩られる者たち」が発売されています。

「時計仕掛けの歪んだ罠」は、2020年末の各種ミステリランキングベスト10常連作品で、スウェーデン売上1位の傑作犯罪サスペンスとして話題になりました。

 

ホーカン・ネッセル

2021年4月に発売の最新刊が「殺人者の手記」です。

スウェーデン推理作家アカデミー最優秀賞を受賞しています。

ホーカン・ネッセルは、スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀賞を3度獲得しています。

翻訳されていませんが、2000年には「Carambole(Hour of the Wolf)」でガラスの鍵賞を受賞しています。

最近では、5作を収録した短編集の「悪意」も話題になりました。

 

ラーシュ・ケプレル (男女夫婦で共作のペンネーム)

ヨーナ・リンナ シリーズ

砂男
扶桑社
発売日:2019/12/27

ヨーナ・リンナシリーズで有名で、スウェーデンで年間最も売れたクライムノベル「砂男」です。

「つけ狙う者」「ウサギ狩り人」などもあります。

最新作は、2022年3月発売の「墓から蘇った男」です。

 

へニング・マンケル

第1作目「殺人者の顔」は、[第1回]ガラスの鍵賞を受賞しています。

第5作目の「目くらましの道」は、CWAゴールドダガー賞を受賞。

ヴァランダーシリーズは第15作目まであり、最後の事件で1番新しいのが「苦悩する男」です。

2015年に亡くなった巨匠へニング・マンケルの作品は、警察小説「ヴァランダーシリーズ」(映画化も)が人気です。

ノンシリーズでは、「北京から来た男」「イタリアンシューズ」などがあります。

 

スティーグ・ラーソン&ダヴィド・ラーゲルクランツ

ミレニアムシリーズ

北欧ミステリブームの火付け役となったのが、スティーグ・ラーソンの「ミレニアムシリーズ」です。

最終作、「ミレニアム 6 ~死すべき女」で幕を閉じました。

1「ドラゴンタトゥーの女」3「 眠れる女と狂卓の騎士」は、スティーグ・ラーソン(著)ですが、4~6は、ダヴィド・ラーゲルクランツ(著)に作家が変わりました。

 

マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー

マルティンベックシリーズ

  • 「笑う警官」
  • 「ロセアンナ」
  • 「バルコニーの男」
  • 「煙に消えた男」
笑う警官
角川書店
発売日:2013/9/25

「笑う警官」は、エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞を受賞していて、警察小説の金字塔とも言われています。

北欧ミステリブームの先駆けなったのが、警察小説「刑事マルティンベックシリーズ」です。

 

その他のスウェーデンミステリ

[2021年]ガラスの鍵賞受賞作「忘れたとは言わせない」2022年8月31日に発売にされました。

スウェーデン推理小説アカデミー最優秀ミステリ賞とのW受賞で話題。

 

2019年の「ガラスの鍵賞」受賞作は、「娘を呑んだ道」です。

 

「1794」と「1795」2022年9月と10月に連続刊行されます。

「1793」からの続編で、3部作の完結編となります。

1794年のスウェーデン、ストックホルムが舞台の歴史北欧ミステリ。

1794
小学館
発売日:2022/9/6
1795
小学館
発売日:2022/10/6

 

スウェーデン犯罪小説の女王とも言われるカミラ・レックバリの最新作「魔術師の匣」2022年8月に発売されます。

 

「犯罪心理捜査官セバスチャン」シリーズは読みやすく、ヤングアダルトを中心に人気になっています。



アイスランドのミステリー小説!?

文学賞では、アイスランド推理作家協会による最優秀ミステリーに授与される血の滴賞があります。

アーナルデュル・インドリダソン

エーレンデュル捜査官 シリーズ

2022年5月に、最新作「印(サイン)」が発売されています。

印
東京創元社
発売日:2022/5/12
  • 「湿地」
  • 「緑の女」
  • 「声」
  • 「湖の男」
  • 「厳寒の町」

「湿地」「緑の女」2年連続ガラスの鍵賞を受賞しています。

「湿地」は、「ミステリが読みたい!2013年版」海外部門で第1位になっています。

湿地
東京創元社
発売日:2015/5/29

「緑衣の女」は、CWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガー賞も受賞しています。

緑衣の女
東京創元社
発売日:2016/7/10

 

ラグナル・ヨナソン

レイキャヴィーク警察の女性刑事フルダ・シリーズの第3弾「閉じ込められた女」が発売されました。

「闇という名の娘」から始まるシリーズで、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の月別ベストなどに選ばれました。

第2弾は「喪われた少女」です。

このシリーズ以前にも、警察小説「雪盲」などを執筆しています。


ノルウェーのミステリー小説!?

ヨルン・リーエル・ホルスト

猟犬
早川書房
発売日:2015/2/5

「猟犬」「ガラスの鍵賞」を受賞しています。

ノルウェーの警察小説の第一人者とも言われています。

 

警部ヴィスティングシリーズ

2022年3月に最新作「悪意」が発売されています。

シリーズ第1作の「カタリーナ・コード」2019年北欧ベストミステリー受賞作です。

第2弾は「鍵穴」です。

 

ジョー・ネスポ

  • 「その雪と血を」
  • 「真夜中の太陽」
  • 「スノーマン」
  • 「レパード 闇にひそむ獣」

「スノーマン」は映画化もされています。

最新作「ファントム 亡霊の罠」です。

謎解きミステリとして質の高い1冊になっています。

 

サムエル・ビョルク

オスロ警察殺人捜査課特別班のシリーズ

  • 「アイム・トラベリング・アローン」
  • 「ふくろうの囁き」
アイム・トラベリング・アローン
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2016/12/23

 

その他のノルウェーミステリー

「影のない四十日間」は、北欧の先住民問題サーミ人をテーマに含んだミステリで、ノルウェーの町での事件が発端となります。

英国推理作家協会賞(CWA)インターナショナル・ダガー賞の最終候補作です。

 

殆どがノルウェーで進行する「ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器」は、Amazonレビューでも評価の高いサスペンスです。

 

「最後の巡礼者」は、[2014年]「ガラスの鍵賞」を受賞しています。

その他の北欧ミステリー賞「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」と併せて三冠となった警察小説です。

 

フィンランドのミステリー小説!?

ジェイムズ・トンプソン

シリーズの4冊があります。

  • 「極夜カーモス」
  • 「凍氷」
  • 「白の迷路」
  • 「血の極点4」

第2弾の「凍氷」は、ヘルシンキの街描写や国事情、歴史の問題点などが豊富です。

凍氷
集英社
発売日:2014/2/20

 

レーナ・レヘトライネン

雪の女
東京創元社
発売日:2013/1/11

フィンランドの女性作家で、シリーズで多くの作品が翻訳されています。

中でも「雪の女」が有名で、「氷の娘」や「要塞島の死」などの作品があります。

 

その他のフィンランドミステリー

推理の糸口賞を受賞したフィンランド内戦の歴史を絡めたミステリ「処刑の丘」などもあります。

フィンランドがNATO加盟への申請が話題になっていますが、隣国ロシアとの関係など、フィンランドの歴史がわかり良作だと思います。

処刑の丘
東京創元社
発売日:2017/2/19

 

マッティ・ロンカの「殺人者の顔をした男」は、へニングマンケル「殺人者の顔」とタイトルが似ていますが、別物です。

ミレニアムシリーズに似たヤングアダルト向けの「ルミッキシリーズ」などもあります。

 

デンマークのミステリー小説!?

特捜部Q シリーズ

デンマークミステリーといえば、「特捜部Qシリーズ」(映画化もされてる)が有名です。

最新作は、シリーズ第8弾となる「アサドの祈り」です。

 

その他のデンマークミステリー

「被疑者アンデルセンの逃亡」2022年8月に発売

アンデルセンが猟奇殺人の汚名を着せられ、コペンハーゲンの街を真犯人探しに駆け回る!?

 

樹脂
早川書房
発売日:2017/9/7

「樹脂」ガラスの鍵賞やデンマーク推理作家アカデミー賞を受賞しています。

 

チェスナットマン
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2021/7/16

「チェスナットマン」は、バリー賞新人賞を受賞しています。

680ページの骨太ミステリーでありながら犯人の検討もつかずに終盤での緊迫感や面白さが際立つ北欧ミステリーです。

ネットフリックスでもドラマ化されています。

新鋭のローネ・タイルス(著)「北海に消えた少女」などもあります。

 

 

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