【華文ミステリー小説】おすすめ9冊!中国の推理小説が人気

華文ミステリー

華文ミステリーというジャンルが勢いがあります。

中国(中華)のミステリー小説の評判が高く、翻訳小説も増えています。

そんな、中国作家による華文ミステリー小説をまとめました。

華文ミステリーとは!?

華文ミステリとは、中国語で書かれたミステリーのことを言います。

中国の小説で中華ミステリとも言いますが、主に推理(ミステリ)小説のことです。

華文=中華系文学ということになります。

中華圏のミステリーの翻訳と共に、SF作品も話題になっています。

 

華文ミステリ小説!?

周 浩暉

2020年夏、華文ミステリーの最高峰と言われる小説が発売されました。

「死亡通知書 暗黒者」です。

中国でシリーズ累計120万部突破し、ドラマ版は24億回再生されている傑作。

「このミステリがすごい!2021年版」海外部門 第4位

 

陳 浩基

華文ミステリの火付け役と言われている「13・67」が有名です。

同じ著者の「ディオゲネス変奏曲」は、「このミステリがすごい!2020版」で第5位にランクインしています。

最新作の「網内人」は、2020年の各種ミステリランキングでもベスト10入りしています。

網内人
文藝春秋
発売日:2020/9/28

 

陸 秋槎

《本屋大賞》翻訳小説部門第2位にもなっている「雪が白いとき、かつそのときに限り」があります。 中国現代物ミステリです。

 

2000年以上前の”前漢時代”の中国を扱ったミステリーに「元年春之祭」があります。「このミステリーがすごい! 2019年版」で第4位となっています。

 

最新作に、「文学少女対数学少女」があります。

本格青春ミステリです。全4篇の連作集

 

その他の華文ミステリー

「悪童たち」 紫金陳(著)

悪童たち
早川書房
発売日:2021/7/14

ノワールミステリー

次世代中国作家の代表作。2021年夏に発売の華文ミステリーです。

少年少女を主人公に、サスペンスの展開にハラハラしながら読める1冊。

衝撃のラストが待ち受ける!?・・

 

「黄」 雷 鈞(著)

黄
文藝春秋
発売日:2019/7/24

「このミステリがすごい!2020版」の第16位にランクイン

「中国の孤児院で育ち、ドイツ人富豪の養子になった盲目の青年が、推理力に長けていて、中国文明発祥の地である黄土高原に向かうが…」というあらすじです。



ミステリー以外の現代中国文学!?

ミステリーではありませんが、現代中国文学として、北京の街に焦点を当てた様々な作家の作品を集めた短編集で、ヒューゴー賞受賞作の「折りたたみ北京」などもあります。

同じく「折りたたみ北京」に参加している郝 景芳 (著)の「1984年に生まれて」は、1984年と2006年の2つの時代の中国で人生の分岐を彷徨い続けた父娘を描く作品です。

1984年に生まれて
中央公論新社
発売日:2020/11/20

日本翻訳大賞の最終候補作5冊に選ばれています。

 

華文ミステリーの火付け役!?

「13・67」 陳 浩基(著)

1367陳浩基
4.0

香港警察ミステリー
華文ミステリの最高峰とも言われ、文春ミステリでは1位を獲得していました。
2013年〜1967年に現代から過去へさかのぼるような構成になっています。

1967年の反英暴動や香港警察の汚職、天安門事件、97年の香港返還やSARS、2013年の雨傘革命など6つの史実を絡めたミステリ小説です。

レビュー

どの物語もよくできており、面白かったです◎ミステリとしても楽しめました。

短編集のような感じで章ごとに物語が違いますが、主人公を通して全体的には繋がっているという感じです。

短編集ほど物語が短か過ぎず、1つ1つの話がしっかりボリュームもあります。

華文ミステリの先駆けだよ

街描写なども豊富なので、香港に行かれる方はもちろん、香港が好きな人にもおすすめの1冊だと思いました。

 

おわりに

中華圏の小説(特に、ミステリーもの)の翻訳が増えてきています。

作家の知名度も認知が広がり、日本にも「華文ミステリー」という分野が定着しつつあるように思われます。

今後も翻訳されるミステリー小説が増えていくのではないでしょうか。

 

「韓国文学ブーム」翻訳小説が増えてきています。

 

【台湾が舞台の小説】もまとめています。

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