《2023年版 国内ミステリ作家の新刊情報》
2023年の国内ミステリ新刊をまとめています。
このミステリがすごい!大賞の大賞受賞作など、話題のミステリが発売。
1月発売作品
「名探偵のままでいて」 小西 マサテル(著)
第21回(2023年)「このミステリーがすごい!大賞」大賞 受賞作
不可能犯罪に挑む老人の名推理。
71歳の祖父は小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、小学校教師の孫娘・楓の身の周りで起きた謎を聞くと生き生きとしてくる。そんな折、楓の人生に関わる重大な事件が!?・・
「祝祭のハングマン」 中山 七里(著)
「特殊清掃人」で話題を呼んでいる著者の最新作
父と暮らす警視庁捜査一課の瑠衣。ある日、父が工事現場で亡くなる。。事故ではなく、会社に利用された挙句、殺されたのではないか・・ 社長に怒りを覚える瑠衣の前に、私立探偵が現れるが!?・・
「魔王」 伊坂 幸太郎(著)
エンタメ小説の巨匠・伊坂 幸太郎の最新作
中篇2作の兄弟の物語。
弟と2人暮らしの会社員、安藤。会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じた言葉を、必ず相手が口に出すことに気づく。そして1人の男に近づいていくが・・同居する弟は不穏に感じ!?・・
「カケラ」 湊 かなえ(著)
美容外科医が真実を追うコージーミステリ
日本推理作家協会賞、本屋大賞など、数々の賞を受賞してきた作家・湊 かなえの最新作
美容外科医の橘久乃は、幼馴染みから「痩せたい・・」と相談を受ける。カウンセリング中に同級生・横網八重子の思い出や娘の自殺の情報が出てくる。。少女の死をめぐり、人々の証言は食い違うが!?・・
「大江戸奇巌城」 芦辺 拓(著)
2022年「大鞠家殺人事件」で日本推理作家協会賞や本格ミステリ大賞を受賞した著者の最新作
時代劇小説
徳川12代将軍・家慶の治世。江戸情緒、バトル、追跡、少女達の深い友情、謎解きありのてんこ盛りで、注目の1冊です。
「濱地健三郎の幽たる事件簿」 有栖川 有栖(著)
2022年「捜査線上の夕映え」でこのミス【国内編】第3位の巨匠の新刊
7篇を収録したシリーズ第2弾。
年齢不詳の探偵・濱地健三郎。幽霊を視る能力も持ち合わせる彼は、様々な事件を推理していくーー
「優莉結衣 高校事変 劃篇」 松岡 圭祐(著)
「高校事変」シリーズ初のスピン・オフ
JKの生き様を描いたバイオレンス・アクション
史上最強の女子高生、優莉結衣。ホンジュラスでの死闘の後、北朝鮮にいた。長男・架祷斗との最終決戦を前に、衝撃の新事実が明らかに!?・・
「万能鑑定士Q」シリーズでも知られる著者の最新作です。
「過ぎる十七の春」 小野 不由美(著)
本格ホラー
17歳の2人の少年達をつなぐ運命とは!?--
運命の春が来る。隆の住む家を訪れた直樹と典子の兄妹。桃源郷のような場所で、何故か隆は母親の美紀子に対し冷淡な態度をとってしまう。。母子に何があったのか!?「あの女が、迎えに来る・・」毎夜、部屋を訪れる何者かの気配にいらだつ隆・・
「令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法」 新川 帆立(著)
「元彼の遺言状」(2021年このミステリがすごい!大賞)著者の新刊
リーガルSF短篇集
令和反逆六法と言われる6つの架空法律で、現行法に対するアンチテーゼ。
「動物虐待の防止等に関する法律」「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達(通称:どぶろく通達)」「南極条約の取扱いに関する議定書(通称:南極議定書)」「労働者保護法」「通貨の単位及び電子決済等に関する法律(通称:電子通貨法)」「健全な麻雀賭博に関する法律(通称:健雀法)」の6つの物語。
2月発売の作品
「罪深き海辺」 大沢 在昌(著)
ハードボイルド小説「新宿鮫」で知られる著者の最新作
傑作サスペンス
大地主の寄付金でうるおう海辺の街に、遺産相続人が突如現れる。。暴力団の抗争や企業の陰謀がうずまく中、真の悪は!?・・
「ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治にグッド・バイ」 松岡 圭祐(著)
「高校事変シリーズ」で知られる著者の最新作
人気のビブリオミステリシリーズ最新作
太宰治の遺書とみられる文書が、75年ぶりに発見される。筆跡鑑定が進められるが、真贋判定の直前に鑑定人が不審死する。。太宰の遺書と事件には関連性が!?遺書は本物なのか!?・・
おわりに
2月以降も随時、新刊情報を更新していきます。