爆笑必至のコメディ・ユーモア系小説をまとめています。
コメディミステリ、爆笑パニックコメディなど、笑える小説を掲載。
ブラックユーモアミステリやコージーミステリ(素人探偵)ものなども。
爆笑コメディ・ユーモア小説一覧
「ドミノin上海」 恩田 陸(著)
ドタバタ爆笑パニックコメディ
「蜜蜂と遠雷」で[第156回] 直木賞受賞、[2017年] 本屋大賞の著者。
中国・上海の豫園商場からほど近い骨董品店に緊張が走る。。門外不出のお宝が、闇ルートで輸入される。何故か、問題の品は人気急騰中のホテルの厨房に流れ着き!?・・
癖のある人物達に、動物園脱出を目論むパンダも加わり、運命のドミノが倒れはじめる!?--
元祖の「ドミノ」もおすすめです。
「猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました」 やーこ(著)
Twitterとnoteで人気のデビュー作
思わず笑ってしまう全33篇
Twitterで30万以上のいいねが付いた「猫の診察で泣きそうになった話」など話題作と書籍版に書き下ろした新作10篇以上を収録。笑いしか生み出さない異彩を放つ文章。
最初から最後まで笑いしかない1冊。
「ワニの町へ来たスパイ」 ジャナ・デリオン(著)
〈ワニ町〉シリーズの第1弾 ドタバタコメディのスパイ推理小説
ルイジアナの川辺の町にやってきた凄腕秘密工作員のわたし。到着するなり保安官助手に目をつけられ、住んでいる家の裏で人骨を発見してしまう。。やがて人骨事件の真相を追うはめになるが!?・・
アメリカでは公認ファンクラブまである大人気ミステリ・シリーズ。
第6弾の「幸運には逆らうな」も発売予定です。
「馬鹿★テキサス」 ベン・レーダー(著)
テキサスが舞台の爆笑ミステリ
テキサスの田舎、狩猟監視官のマーリンは、鹿の着ぐるみを着た不審者の通報を受ける。現場へ急行するが、その事件よりもおバカな陰謀が!?・・登場人物たちの暴走、際立つキャラクターのコメディミステリ。
意外とまともなミステリのB級コメディ映画風小説。
「残念な日々」 ディミトリ・フェルフルスト(著)
金の栞賞、金のフクロウ文学賞読者賞 受賞作
高校生によるインクトアープ賞 受賞作
どん底でハッピー、笑って泣けるベルギー小説
ベルギー、フランダースの小さな村。生まれたての息子を自転車の郵便袋に入れ、飲み屋を巡り見せびらかす父。ツール・ド・フランスさながらの酒飲みレースを行なう呑んだくれの叔父達。ひとり奮闘する祖母。チャーミングなキャラクターと共に、著者の貧しく、愛情に満ちた少年時代ーー
深刻で悲惨ながらも思わず笑ってしまう1冊。
「JR」 ウィリアム・ギャディス(著)
1976年(第27回)全米図書賞 受賞作
爆笑必至の金融ブラックコメディ
ロングアイランドに住む少年JR・ヴァンサントは、11歳にして金儲けに興味津々。ある時、軍需余剰品売買の情報を得て銀行口座を開設する。要領よく海軍放出のピクニック用フォークを大量に陸軍へ売却し、大儲けに成功する。その後も株主として大金を得、潰れかけの紡績会社を買収し、企業経営に乗り出す。そして、「JR社ファミリー」なる企業グループを瞬く間に築き上げる。しかし、手に負えなくなり、巨大コングロマリットと化し大暴走。世界経済に大波乱を巻き起こすが!?--
世界文学史上の超弩級最高傑作、940ページの重厚本。
「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂 幸太郎(著)
陽気でシリアスなドタバタ銀行強盗
4人の天才達は、銀行強盗だった。。嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計を持つ女。しかし、逃走中に、同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされてしまう!・・ 奪還に動くが、死体も出現し!?・・
ハイテンポないっき読みシリーズ第1弾。
ブラック・ユーモアミステリ
「死体狂躁曲」 パミラ・ブランチ(著)
ブラックユーモア満載のクライム・コメディの傑作
初めて隣家からベンジャミン・カンという下宿人を迎えるチェルシーに住む芸術家夫婦。しかし、隣家は、法廷で無罪放免となった殺人犯達が生活を営むアスタリスク・クラブの本部だった! 翌朝、芸術家の妻ファンは、自分の部屋で息絶えたカンを発見する。。夫婦達は、死体の処分を巡って右往左往の大騒ぎ! 一方、アスタリスク・クラブの面々は、芸術家宅への侵入を企てるが!?・・
「グッド・オーメンズ」 ニール・ゲイマン(著)
抱腹絶倒のブラック・ユーモアファンタジー
黙示録の実現をめぐり天使と悪魔が勝負!?
ヨハネの黙示録に記されたハルマゲドンを実現するため、悪魔クロウリーは、この世を滅ぼすことになる赤ん坊を外交官の赤ん坊とすり替える。11年後、様子を見にいくと子供がおらず、天使アジラフェールと探しに出るが!?・・ 人類の運命は!?・・
「ダークマター スケルフ葬儀社の探偵たち」 ダグ・ジョンストン(著)
[2020年] マッキルヴァニー賞 最終候補作
スコットランド発、ブラックユーモア・ミステリ
エディンバラで100年続くスケルフ葬儀社。10年前からは探偵業も営んでいるが、当主のジムが亡くなる。70歳の妻ドロシーは、ジムのある秘密を知ってしまう。。45歳バツイチの娘ジェニーは、解雇通告を受け、20歳の孫娘のハナは、フラットメイトのメルの失踪で衝撃を受ける。3世代の女達は、それぞれの「案件」を解決しようと奔走するが!?・・
不謹慎ながらも苦笑や失笑が出てしまう1冊。
「サスペンス作家が人をうまく殺すには」 エル・コシマノ (著)
巻き込まれユーモア・ミステリ
売れない作家のフィンレイは、朝から大騒ぎする子供達に囲まれるシングルマザー。レストランで小説の打ち合わせをしていると、その話の内容から殺し屋と勘違いされる。。そして、殺しの依頼をされてしまい、断ろうとするが、本物の死体に遭遇し!?・・
息つく間もない、いっき読み必死の作品。
「謎解きはディナーのあとで」 東川 篤哉(著)
[2011年] 本屋大賞 受賞
コメディタッチのユーモア・ミステリ
国立署の新米刑事で、世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様、宝生麗子。難解な事件にあたる度、相談するのは執事兼運転手の影山。毒舌ながらも影山は、鮮やかに謎を解き明かしていく!?・・
コミカルなやりとりで、ブラックユーモア含みつつミステリとしてしっかりしている作品。