日本SF大賞が決定しました。
第41回(2021年)の受賞作品はもちろん、昨年(2020年)の受賞作品も掲載しています。
歴史ある日本SF作家クラブや日本SF大賞についてもまとめています。
日本SF大賞って!?
日本SF大賞は、1980年に日本SF作家クラブが創設し、主催している賞です。
日本SF作家クラブの総会で選ばれた数名の選考委員により受賞作が決定します。
受賞者には、日本SF作家クラブ発行の正賞と後援、協賛社からの副賞が贈られます。
第1回は1980年で、受賞作品は、堀晃(著)の「太陽風交点」です。
日本SF作家クラブとは!?
日本SF作家クラブは、1963年に発足した日本のSF作家、翻訳者、評論家、編集者による親睦団体です。
会員同士の親睦を目的に、任意団体として存在していました。2013年には創立50周年を迎えています。
2017年に一般社団法人化し、「一般社団法人日本SF作家クラブ」となっています。
日本SF界の重鎮は殆ど所属していて、筒井康隆、小松左京、星新一氏などがいます。
第41回(2021年)日本SF大賞の受賞作!?
大賞
「歓喜の歌 博物館惑星3」 菅 浩江 (著) 十日町たけひろ (イラスト)
「星系出雲の兵站-遠征-5」 林 譲治 (著) Rey.Hori (イラスト)
第40回(2020年)の受賞作!?
大賞
天冥の標(てんめいのしるべ)全10巻
2020年星雲賞の受賞作でもあります。
宿借りの星
特別賞
おうむの夢と操り人形 (年刊日本SF傑作選)
功績賞
- 吾妻ひでお(漫画家)
- 眉村卓(作家)
会長賞
- 小川隆(翻訳家)
- 星敬(評論家・編集者)
おわりに
2021年日本SF大賞の受賞作と昨年(2020年)の受賞作を掲載しました。
SF小説の人気も上がってきていて、アジア初のヒューゴー賞を受賞した「三体」シリーズなど、中国のSFなどもブームになっています。
SFの名作などについても記事にしています。