ラテンアメリカ文学&南米ミステリ|ノーベル文学賞作家も

ラテンアメリカ文学

南米(ラテンアメリカ)文学には素晴らしい小説がいくつかあります。

ノーベル文学賞作家のガルシア=マルケスやマリオ・バルガス=リョサを筆頭に、アルゼンチンのボルヘスやチリのボラーニョが有名です。

そんな、ラテンアメリカ文学から、南米出身作家と舞台の小説を掲載。

ペルー作家の小説

マリオ=バルガス・リョサ

【ノーベル文学賞】受賞作家

「シンコ・エスキーナス街の罠」は、1990年、自身が大統領選で争ったこともあるペルーのフジモリ大統領を絡めたサスペンスフルな作品です。

 

最新作はアイルランド独立の英雄を描いた「ケルト人の夢」です。

ノーベル文学賞受賞後、第一作目となります。

他に「緑の家」「都会の犬ども」「チボの狂宴」などの作品も有名です。

 

その他の作家

《魔術的リアリズム》創始者の1人である作家の代表作

現代ラテンアメリカ文学最高傑作の一つとも言われ、「ラテンアメリカ十大小説」に選ばれている1冊

大都会で過ごす音楽家が、インディオの原始楽器を探しに行くよう依頼され、オリノコ河上流へ出発。近代から未開へ時間が逆行する旅を描く。



アルゼンチン作家の小説

ホルヘ・ルイス・ボルヘス

アルゼンチンの作家で、ウンベルト・エーコの傑作「薔薇の名前」にもモデルとして出てくる南米を代表する文豪です。

代表作に「伝奇集」「砂の本」などがあります。

 

その他の作家

最近の小説では、アルゼンチンミステリの傑作と言われているブエノスアイレスが舞台の「ブエノスアイレスに消えた」などがあります。

 

アルゼンチン・ノワールの旗手による人間ドラマ

19世紀末、アルゼンチン軍事政権下、軍事クーデターに翻弄される食堂とアルゼンチンの歴史。

双子の料理人が残した「南海の料理指南書」の運命、絶品料理、猟奇的事件が絡む異色作。

 

「星の王子さま」で知られるサン=テグジュペリの名作

夜間飛行に従事する人達の物語。

ブエノスアイレスの描写も豊富な1冊。

北のパラグアイ、西のチリ、南のパタゴニアから、目的地のブエノスアイレスに郵便飛行機が夜の中を飛行する。。

 

ブラジル作家の小説

クラリッセ・リスペクトル

星の時
河出書房新社
発売日:2021/3/26

[2022年] 日本翻訳大賞 受賞作

地方からリオのスラム街にやってきた女の人生を語る物語。

リオのスラム街でタイピストとして暮らし、ホットドッグとコーラが好きな女は「不幸であることを知らない・・」しかし、その物語は栄光の瞬間へと導かれていくーー

「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」とも評される作家の文学的な作品。

 

パウロ・コエーリョ

ブラジルの作詞家・小説家で、スピリチュアル系の作品が豊富です。

「アルケミスト」が有名ですが「星の巡礼」「11分間」なども人気。

また、第一次大戦下のフランス、女性二重スパイの史実を元にした「ザ・スパイ」などの作品もあります。

 

その他の作家

巨匠・船戸与一による最高傑作

ブラジル東北部の町エクルウ。アンドラーデ家とピーステルフェルト家による抗争で血なまぐさい町。そんな折、アンドラーデ家の息子・フェルナンとビーステルフェルト家の娘・カロリーナが駆け落ちをする・・そこに現れた山猫(オスロット)と呼ばれる謎の日本人。。捜索を依頼され、血塗られた追走劇を始めるが!?・・

 

サッカーの神様「ペレ」によるスポーツミステリ小説

世界最大のサッカー大会ワールドカップ。決勝まで進んだ開催国のアメリカ。しかし、競技場内でプロチームのオーナーが殺される。。死体の頭部にはスパイクの跡が!? スポーツ記者のマークは恋人を救うため、真犯人の捜索を始めるが!?・・



コロンビア作家の小説

G・ガルシア=マルケス

【ノーベル文学賞】受賞作家

「百年の孤独」「族長の秋」「予告された殺人の記録」などが有名です。

「予告された殺人の記録」は、ページ下部↓↓↓にレビューも記載。

 

その他の作家

雌犬
国書刊行会
発売日:2022/4/25

2020年【全米図書賞】翻訳部門 最終候補

トロピカル・ゴシック

コロンビアの作家で、アルファグアラ賞(スペイン語圏最高の文学賞のひとつ)受賞作家。

 

チリ作家の小説

ロベルト・ボラーニョ

2666
白水社
発売日:2012/9/26

ボラーニョ文学の遺作で集大成

謎の作家を研究する4人の文学教授。バラバラな物語から全体像が浮かび上がる!?・・

ぶ厚い冊子で、2段組の重厚な小説です。

 

他の作品に、「チリ夜想曲」「第三帝国」などがあります。

 

その他の作家

1970年代のチリが舞台。

ノーベル賞を受賞した国民的詩人パブロ・ネルーダを題材にした作品。

メキシコ、キューバ、東ドイツ、ボリビアへ続く調査行

 

南米作家の小説 【あらすじ&レビュー】

「予告された殺人の記録」 G・ガルシア・マルケス(著)

予告された殺人の記憶3.0

ノーベル文学賞作家のリアリズム小説。

コロンビアの架空の街を舞台に起こる共同体の崩壊

レビュー

ストーリー自体はそれ程でもないけど、構成が優れていて言葉や文体が緻密で文学的でした。本人曰く最高傑作だそうです。

冊子が薄く、難しくないので、ラテンアメリカ文学の入門としてもおすすめです。

 

南米(ラテンアメリカ)文学の特徴!?

過去にラテンアメリカ文学ブームもありました。

南米(ラテンアメリカ)文学には、マジックリアリズム(魔術的リアリズム)小説が多いという印象のある方も少なくないのではないでしょうか。

魔術的(マジック)リアリズム小説とは!?

魔術的(マジック)リアリズム小説とは、非現実(魔術)と現実(リアリズム)が融合した作品に対して使われる芸術表現技法です。

例えば、独裁などの歴史的事実と架空の村を舞台とした内容が混在しているような小説などがあります。

ドキュメンタリーではありませんが、限りなく現実(日常)にのっとった内容で、ためになる歴史小説などがあります。

 

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