【お料理ミステリ12選】お菓子探偵・コージーミステリ

お料理ミステリ

お菓子ミステリやティータイムミステリなど、食べ物や飲み物、料理人などが関連しているミステリをまとめています。

コージーミステリ(素人が探偵役となる)が多いのも特徴です。

美味しい小説に興味のある方に参考にして頂けたらと思います。

お料理ミステリ

「タルト・タタンの夢」 近藤 史恵(著)

絶品料理と推理のお料理コージーミステリ

ドラマ「シェフは名探偵」の原作小説です。

商店街の小さなフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」。シェフ三舟の料理は、フランス料理が好きな客の心を掴むものばかり。そんなシェフが、客達が巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解く!?--

自転車のロードレース小説「サクリファイス」に始まるシリーズなどで知られる作家。

 

「死を招く料理店」 ベルンハルト・ヤウマン(著)

グラウザー賞(ドイツ推理作家クラブが選ぶ)受賞作

イタリア料理×ミステリ

ローマの大衆料理店(トラットリア)にやってきたドイツ人作家。その店で料理をごちそうになりながら、店を舞台にミステリを書き出す。そのうち、彼の作品に書いていたことが実際に起こり始め!?・・

 

「シナモンとガンパウダー」 イーライ・ブラウン(著)

海洋冒険お料理小説

19世紀、イギリスから海賊船に拉致されてしまった料理人・ウェッジウッド。女船長に「命が惜しければ最高の料理を作れ!」と命令されてしまう。。敵船との戦いの中、海賊船の少ない食材で、船長を満足させることは出来るのか!?ーー

 

「独裁者の料理人」 ヴィトルト・シャブウォフスキ(著)

[2021年度] グルマン世界料理本賞 受賞作

5人の独裁者に仕えた料理人達の人生。彼らは、歴史の重要な瞬間に何を見たか!?--

 

「シェフ探偵パールの事件簿」 ジュリー・ヴァスマー(著)

新米探偵のシリーズ第1弾

海辺のリゾート地ウィスタブルでシーフードレストランを経営するパール。副業で探偵を始めた彼女にもとに依頼人が来る。依頼は断ったものの気になっていたパールが見つけたのは、変わり果てた彼の姿だった・・

 

「ウサギ料理は殺しの味」 ピエール・シニアック(著)

ブラックユーモアのフレンチミステリ

フランスの田舎町にあるレストランのメニューにウサギ料理が載ると若い女が殺される・・ そんなある日、「ウサギ料理をメニューに載せるな」という脅迫状が届く。。この町に何が起きているのか!?・・

元警察官の探偵シャンフィエは、ビストロで食事をするが調査は!?--

 

「チョコチップ・クッキーは見ていた」 ジョアン・フルーク(著)

[2023年] アメリカ探偵作家クラブ巨匠賞 受賞作家

第23作目まで発売済み人気お菓子ミステリの第1作目

《ハンナ・シリーズ》は、甘いコージーミステリとして人気です。

世界一美味しいクッキーを出すお店を経営しているハンナ。地元の人達に愛されるお店を経営する日々だったが、ある日、店の裏手で牛乳配達人の死体が発見される。。ハンナは、自慢のクッキーを手に聞き込みを始めるが!?・・

最新作は、2023年1月に発売の第23弾「ココナッツ・レイヤーケーキはまどろむ」となります。

 

「クリスマス・ティーと最後の貴婦人」 ローラ・チャイルズ(著)

紅茶とお菓子がいっぱいのミステリ

人気シリーズの最新刊で第23弾となります。

チャールストンの富豪ドルシラからクリスマスパーティーのケータリングを任せられたセオドシア。たくさんのスウィーツが並ぶパーティーは大成功。しかし、直後に、ドルシラは何者かに襲撃される。。セオドシアは、真犯人を捜し出そうとするが!?・・

 

「ビール職人の醸造と推理」 エリー・アレグザンダー(著)

3作目まで発売されているビール・ミステリの第1作目

料理とビール、そして思いがけない事件。

ビールで有名な小さな町のアメリカ北西部、レブンワース。スローンは、夫とその両親と共に、町で一番のブルワリーを経営していた。夫の浮気が発覚してからは、ビール醸造所と店の経営に関わり、料理もうけて新しく店をオープンする。しかし、翌朝、店で死体を発見し!?・・

第2作目「ビール職人のレシピと推理」、第3作目「ビール職人の秘密と推理」のシリーズになっています。

 

「珈琲相場師」 デイヴィッド・リス(著)

取引所での駆け引き、息詰まる決戦

1659年、商業の中心として繁栄するアムステルダム。砂糖の取引で大損したミゲルは、弟の家に居候する。ある日、裕福な未亡人から新しいコーヒーを紹介され、大儲けする計画を立てるが!?・・



お料理小説

「満ち足りた人生」 キム・チュイ(著)

「料理」をテーマに展開していくストーリー

「完璧に満たされた」という意味の名をもつベトナム人女性・マン。ベトナムで孤児だったマンは、モントリオールでベトナム料理店を営む男性と結婚する。生活は順調のように思われるが、どこか満たされない日々を過ごしていた。。しかし、レシピ本の成功を機に、フランスを訪れ、1人のシェフと出会い!?・・

ベトナム系カナダ人作家による料理を中心にした小説。

 

「台湾漫遊鉄道のふたり」 楊双子(著)

台湾人作家によるシスター“フード”小説

滷肉飯( ルーローファン)、冬瓜茶(冬瓜ジュース)、肉そぼろサンドカステラ、菜尾湯(五目スープ)、愛玉湯、おこわの上のワタリガニ、ひき肉の煮つけなど..

日台女ふたり鉄道旅の台湾を食べつくす美味しい旅行記小説。

1938年、日本統治下の台湾へ渡る作家・青山千鶴子。現地で出会う通訳担当の台湾人・王千鶴。2人の「千鶴」は、台湾縦貫鉄道に乗り、各地へ赴くが!?・・日台植民地関係、貧富の差、女性差別など台湾の歴史と台湾グルメ。

 

「エミリの小さな包丁」 森沢 明夫(著)

胃袋から癒される心の再生を描く感動作

25歳のエミリは、恋人に騙され、仕事もお金も居場所も失くす。。15年ぶりに再会した祖父の家に逃げ込み、祖父の手料理と町の人達の優しさに救われる。カサゴの味噌汁、サバの炊かず飯。家族と食卓を囲むうち、エミリに小さな変化が起こりはじめ!?--

 

冒険料理マンガ

「ダンピアの美味しい冒険」 トマトスープ(著)

実在の人物と史実がもとになっている海洋冒険飯漫画

17世紀。英国公認の海賊船に乗りこんだダンピア。航海中、様々な島などの土地の食材を料理にする方法を考えるが!?・・

未知の世界を食べて調べるーー

 

 

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