【みんなのつぶやき文学賞】歴代第1位受賞作一覧-第1-4回

旧Twitter(ツイッター)文学賞を継ぐ「みんなのつぶやき文学賞」

その、みんなのつぶやき文学賞の歴代の第1位作品を掲載しています。

X(旧ツイッター)を通して、一般からの公募でランキングが発表されます。

【みんなのつぶやき文学賞】歴代第1位 受賞作

第4回(2024年)【国内篇】第1位

「水車小屋のネネ」 津村 記久子(著)

「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位

「キノベス!2024」第3位

助け合い、支え合う人々の40年を描いた大河小説

しゃべる鳥(ネネ)。18歳と8歳の姉妹が辿り着いた町で出会ったネネに見守られ、変転する様々な人生ーー

 

第4回(2024年)【海外篇】第1位

「人類の深奥に秘められた記憶」 モハメド・ムブガル=サール(著)

[2021年] 仏ゴンクール賞 受賞作

フランスで60万部を突破した傑作

パリに暮らす作家ジェガーヌは、セネガル出身。同郷の作家エリマンは、1938年にデビュー作「人でなしの迷宮」でセンセーションを巻き起こすが、作品は回収騒ぎになり、忘れられた存在になっていた。。ジェガーヌは、エリマンについて調べ始めるが!?・・



第3回(2023年)【国内篇】第1位

「喜べ、幸いなる魂よ」 佐藤 亜紀(著)

[第74回] 読売文学賞 受賞作

歴史小説であり、愛の物語でもあるヒューマンドラマ

18世紀ベルギー、フランドル地方。亜麻を扱う商家で育てられたヤネケとヤン。ヤネケは、生涯単身を選んだ半聖半俗の女達が住む「ベギン会」に移り住む。ヤンは、ヤネケと家庭を築くことを願い続けるが、やがてフランス革命の余波が及び!?・・

 

第3回(2023年)【海外篇】第1位

「異常【アノマリー】」  エルヴェ・ル・テリエ(著)

[2020年] 仏ゴンクール賞 受賞作

純文学風なテイストもあるSF小説

殺し屋、作家、弁護士、7歳の少女など、何の繋がりもない乗客が乗り合わせたパリ発ニューヨーク行きの飛行機。

巨大な積乱雲の乱気流に巻き込まれた時に、前代未門の”プロトコル42”と命名された事態が起こる!?・・ 果たして何が起きているのか!?・・

 

第2回(2022年)【国内篇】第1位

「ジュリアン・バトラーの真実の生涯」 川本直 (著)

第73回 読売文学賞(小説賞)受賞作

ジュリアン・バトラーという架空の小説家。その謎の生涯とは!?--

20世紀のアメリカ文学史をカポーティ、トルーマンなど実在の人物と史実を絡めた傑作。また、小説家志望の方など、文学の玄人にもおすすめといえる1冊。

 

第2回(2022年)【海外篇】第1位

「消失の惑星(ほし)」 ジュリア・フィリップス(著)

全米図書賞最終候補作

無さそうで全く無かったカムチャッカ半島が舞台の貴重な1冊です。

カムチャッカの美しい情景と風土、風習、文化が盛り込まれた小説

13章からなるカムチャッカ半島に生きるそれぞれの人々の物語。

 

第1回(2021年)【国内篇】第1位

「百年と一日」 柴崎 友香(著)

誰かの物語33篇

学校、空港、映画館、噴水広場、島・・ 様々な場所で、それぞれ別の時間を生きる人々。 そんな、それぞれの時を生きる人の人生。誰も知らない、誰かの物語。

 

第1回(2021年)【海外篇】第1位

「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーエンズ (著) 友廣 純 (翻訳)

本屋大賞2021【翻訳小説部門】受賞作

「このミステリがすごい!2021年版」第2位、「ミステリが読みたい!2021年版」第3位

2019年、アメリカで最も売れた小説です。

ノースカロライナの湿地で成長する少女。火の見櫓(やぐら)から落下した死体。ミステリーの要素を持ちつつも、自然描写、生き物の描写が素晴らしい小説。