《2022年版》おすすめ海外ミステリ一覧
アンソニー・ホロヴィッツ、ホリー・ジャクソン、ドンウィンズロウ、マイケルロボサム、アーナルデュル・インドリダソン、周浩暉など、有名ミステリ作家の続編や新刊が多数発売となっています。
「このミステリがすごい!2023年版」のランキング上位作品も。
【2022年】おすすめ翻訳小説
「辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿」 莫理斯 (トレヴァー・モリス)(著)
第9回(2023年)日本翻訳大賞 受賞作
第11回(2023年)翻訳ミステリー読者賞 受賞作
[2023年] 翻訳ミステリ大賞最終候補作
香港が舞台のミステリ歴史小説
清朝末期の香港を舞台に、中国人の福邇(フー・アル)と華笙(ホア・ション)が事件を解決していく・・
1880年代の香港の描写や歴史もわかるホームズ・パスティーシュ作品
「真珠湾の冬」 ジェイムズ・ケストレル(著)
[2022年] エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞 最優秀長編賞 受賞作
1941年、ハワイで白人男性と日本人女性の惨殺事件が起きる。。アメリカ人の刑事は容疑者を追い香港に行くが、太平洋戦争の勃発に遭遇する・・
真相を求め、戦渦の太平洋諸国を彷徨う男を描いた大作。
「われら闇より天を見る」 クリス・ウィタカー(著)
[2021年] 英国推理作家協会賞(CWA)ゴールド・ダガー受賞作
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第1位
2022年の最注目作と言っても過言ではない1冊です。
最新のゴールド・ダガー賞受賞作の翻訳が発売となりました。
「名探偵と海の悪魔」 スチュアート・タートン(著)
英国推理作家協会スチール・ダガー賞候補
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第4位
2020本格ミステリ・ベスト10で第2位を獲得した「イヴリン嬢は七回殺される」でデビューした作家の第2作目。
17世紀、バタヴィア(インドネシアの首都ジャカルタ)からオランダへ向かう東インド会社の帆船。航海中に起こる怪事件は悪魔の呪い!?・・
「1794」 ニクラス・ナット・オ・ダーグ(著)
[2023年] 日本推理作家協会賞【翻訳小説部門】受賞作
リアルサウンド認定[2022年度]翻訳ミステリーベスト10】第2位
「1793」から始まり「1794」に続く歴史北欧ミステリ【3部作】完結編
1795年のスウェーデン、ストックホルム。
戦争、暗殺、人権蹂躙。18世紀末の腐敗した北の都を描く北欧ミステリ。
「殺しへのライン」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第2位
ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ最新刊
このミステリがすごい!2020&2021【海外編】第1位の「メインテーマは殺人」「その裁きは死」に続く。
年末ミステリランキング完全制覇の英国ミステリの巨匠アンソニー・ホロヴィッツの最新作です。
「優等生は探偵に向かない」 ホリー・ジャクソン(著)
2021年最も話題になった「自由研究には向かない殺人」の続編
「自由研究には向かない殺人」は、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!【海外篇】第1位を皮切りにこのミステリがすごい!2022年版第2位など、各種ミステリランキングの2位を軒並み独占しました。(1位はアンソニー・ホロヴィッツの「ヨルガオ殺人事件」)
「ポピーのためにできること」 ジャニス・ハレット (著)
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第3位
[2023年] 翻訳ミステリー読者賞 第2位
「21世紀のアガサ・クリスティー」とも言われ、デビュー作ながら評判の高いミステリ
イギリスの田舎町で劇団を主宰する地元の名士の2歳の孫娘ポピーの難病を告白。人々は治療費を支援するため、募金活動を始めたが、思わぬ悲劇に!?・・
「窓辺の愛書家」 エリー・グリフィス(著)
[2020年] エドガー賞の最優秀長編賞受賞の「見知らぬ人」著者の最新作
推理作家の執筆に協力していた本好きの老婦人が死ぬ。原因は心臓発作とされたが、介護士のナタルカは不審に思い真相を探り始めるが!?・・
「謎解きはビリヤニとともに」 アジェイ・チョウドゥリー(著)
カレーやビリヤニなどインドの香り漂うミステリ
元刑事のカミルはインド料理店で働いている。給仕をしたパーティーで事件が起こるが!?・・
「グッゲンハイムの謎」 ロビン・スティーヴンス(著)
2022年話題になった「ロンドン・アイの謎」続編
ニューヨークに住む叔母のグロリアを訪れた12歳のテッド。グッゲンハイム美術館で主任学芸員をするグロリアが休館日に入館させてくれた。。その折、突如、館内で煙が発生し火事に・・ その後、2千万ドルの絵が盗まれたことが判明し、テッドは真犯人の謎解きに挑むが!?・・
「木曜殺人クラブ 二度死んだ男」 リチャード・オスマン(著)
英国推理小説
100万部ベストセラー「木曜殺人クラブ」の第2作目。
アガサ・クリスティ風謎解きミステリで2021年に発売された英国ミステリの第2弾が発売となります。
「炎の爪痕」 アン・クリーヴス(著)
「地の告発」でシェトランド諸島(スコットランド北にある諸島)を舞台にしたミステリシリーズを出版したアン・クリーヴスの最新作
「地の告発」がシリーズ第7作目で、第8作目が最終作とあったので、おそらくこの本がシェトランドシリーズ最終作になるのではないでしょうか!?
「ペストの夜」 オルハン・パムク(著)
ノーベル文学賞作家オルハン・パムクの最新作
ペスト渦での人間模様を描くサスペンス
構想40年、執筆5年!という壮大な1冊となっています。
オスマン帝国時代末期。ペストが流行し始めた島で、皇帝が派遣した疫病者が殺される。。殺人事件の謎を解きペストを食い止めるため、皇帝の姪婿の医師が派遣されるが!?・・
「クレムリンの魔術師」 ジュリアーノ・ダ・エンポリ(著)
【2022年】バルザック賞 受賞作
[2022年] 仏ゴンクール賞 最終選考作品
プーチンの「演出家」の告白をもとにした政治小説
「ウクライナ戦争はなぜ起きた?」ロシア権力の歴史をリアルに描く。
2022年のゴンクール賞受賞作「Vivre vite」ブリジット・ジロー(著)との最終選考では、真っ二つに別れ難航したそうです。13回もの投票で惜しくも受賞を逃しましたが、評価されている証拠かもしれません。
「軋み」 エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル(著)
英国推理作家協会賞(CWA)ニュー・ブラッド・ダガー賞 受賞作
新鋭による北欧アイスランド・ミステリ
小さな港町の人間関係など、北欧ミステリらしい作品。
「危険な蒸気船オリエント号:マーダー・ミステリ・ブッククラブ」 C・A・ラーマー(著)
ビブリオ・ミステリとして2022年8月に発売された「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」の第2弾
アガサ・クリスティ好きや英国ミステリ好きにおすすめの推理小説。
「Gストリング殺人事件」 ジプシー・ローズ・リー(著)
バーレスクの世界を舞台にした異色ミステリ
ニューヨークのオールド・オペラ劇場でストリッパーとして出演していたジプシー・ローズ・リー。華やかな舞台の裏側は騒がしく、踊り子同士のいがみあい、喧嘩、警察沙汰など絶えない。ある日、踊り子の1人が遺体で発見される。。嫌疑を向けられたリーは調査を始めるが、やがて第2の殺人が!?・・
「バーレスクの女王」と言われたアメリカン・バーレスクの伝説的スターの推理小説。
「反撥」 ジム・トンプスン(著)
ノワール(暗黒)小説の巨匠、ジム・トンプスンの最新作
刑務所から仮釈放の機会を与えられたパット。謎の身元引受人。。様々な人物と接触するが、彼らの背景が見えてこない・・やがて起こる事件に出口はあるのか!?・・
「カッティング・エッジ」 ジェフリー・ディーヴァー(著)
ジェフリー・ディーヴァーの最新作
ニューヨークの宝石店で3人が惨殺される。。現場に不可解な点があり、名探偵リンカーン・ライムが調べるが!?・・ 新たな犠牲者が・・
「ルミナリーズ」 エレノア・キャトン(著)
[2013年] 英ブッカー賞 受賞作
19世紀ニュージーランド。ゴールドラッシュに沸く時代背景の中、隠者の死と娼婦の悲劇、失踪した金鉱掘り・・ 事件の真相を求め12人の男が集うが!?・・
「ウィンダム図書館の奇妙な事件」 ジル・ペイトン・ウォルシュ(著)
ケンブリッジ大学の学寮で起こる英国謎解きミステリの傑作
1992年。風変わりな規約で知られる〈ウィンダム図書館〉で学生の死体が発見される。。彼が倒れたそばには、古書が一冊。単なる事故か!? それとも・・
「疑惑の入会者:ロンドン謎解き結婚相談所」 アリスン・モントクレア(著)
人気シリーズ第3弾
ロンドンで結婚相談所を経営するアイリスとグウェン。ある日、アフリカ出身の入会希望者が現れる。流暢な英語を話すデイルは偶然来たのか!?・・元スパイと上流階級出身の対照的な女性コンビに危機が!?・・
「キュレーターの殺人」 M・W・クレイヴン(著)
「ストーンサークルの殺人」で2019年に英国推理作家協会(CWA)賞ゴールド・ダガー賞を受賞した著者の最新作
第2作目「ブラックサマーの殺人」に次ぐシリーズ第3作目。
「忘れたとは言わせない」 トーヴェ・アルステルダール(著)
[2021年] ガラスの鍵賞(北欧最高の文学賞)受賞作
スウェーデン推理小説アカデミー最優秀ミステリ賞
オンゲルマン地方の小さな集落を舞台にしたスウェーデンミステリ
23年前、14歳で凶悪事件を起こした少年が釈放された日に事件が起きる。。刑事が捜査するうち、過去の別の事件が浮かび上がる!?・・
「ロンドン・アイの謎」 シヴォーン・ダウド(著)
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第7位
カーネギー賞受賞作家による謎解きミステリ
観覧車ロンドン・アイに乗りにでかけた12歳の少年テッドと姉といとこのサリム。観覧車が一周した時、サリムは降りて来なかった・・何故、どうやって消えたのか!? 少年テッドが謎に挑むが!?
「ポリス・アット・ザ・ステーション」 エイドリアン・マッキンティ(著)
北アイルランドを舞台にした警察小説シリーズ「ショーン・ダフィシリーズ」の新刊 第6弾です。
「コールド・コールド・グラウンド」から始まるシリーズ第5作目「レイン・ドッグス」では、エドガー賞ペイパーバック部門を受賞しました。
「業火の市(まち)」 ドン・ウィンズロウ(著)
「犬の力」「ザ・カルテル」「ザ・ボーダー」のメキシコ麻薬戦争3部作などで知られるドン・ウィンズロウの新作が発売されています。
新3部作の第1弾で、アイルランド系マフィアとイタリア系マフィアの抗争をテーマにした新ゴッドファーザーとも言われています。
「印」 アーナルデュル・インドリダソン(著)
ガラスの鍵賞の連続受賞でも有名な北欧ミステリーの雄アイスランド作家のアーナルデュル・インドリダソンの最新作
エーレンデュル捜査官シリーズ第6弾
エーレンデュル捜査官シリーズでは、「湿地」「緑衣の女」でガラスの鍵賞(北欧ミステリ最高の賞)を連続受賞しています。
「三日間の隔絶」 アンデシュ・ルースルンド(著)
ガラスの鍵賞(北欧最高の賞)や英国推理作家協会賞受賞などで知られる北欧ミステリの雄アンデシュ・ルースルンドの新作です。
エーベルト・グレーンス警部シリーズで「三秒間の死角」「三分間の空隙【くうげき】」「三時間の導線」などに続く最新作となります。
「天使の傷」 マイケル・ロボサム(著)
英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作「天使と嘘」の続編
「天使と嘘」や「生か、死か」などの作品で英国推理作家協会(CWA)賞を連続受賞し、名声を高めた米作家マイケル・ロボサムの最新作。
明らかになるイーヴィの過去とは!?・・
「塩の湿地に消えゆく前に」 ケイトリン・マレン(著)
2021年エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)[最優秀新人賞] 受賞作
ニュージャージー州アトランティックシティ。カジノで有名な都市を舞台にカジノホテルのスパ施設で働くリリーと少女クララは行方不明の少女を捜すが!?・・