韓国現代作家による近未来SF小説の勢いがあります。
翻訳出版されている小説も多くなってきており、目が離せません。
韓国次世代作家と言われる著者達の新作SFを中心に掲載しています。
韓国SF小説 【次世代作家】
「地球でハナだけ」 チョン・セラン(著)
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「声をあげます」でSF作家としても人気を博したチョン・セランの新刊
人間と宇宙人の時空を超えたSFラブストーリー
ハナには、付き合って11年になるキョンミンがいる。そのキョンミンが夏休みにカナダへ流星群を見に行ってしまう。。カナダでは隕石落下事件が起こり音信不通になるが、キョンミンは無事帰国する。 しかし、何か様子がおかしい・・
「声をあげます」 チョン・セラン(著)
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「フィフティ・ピープル」「保健室のアン・ウニョン先生」作家のSF短編集
文明社会の行き詰まりを描いた8つの物語。
地球滅亡、感染症、大量消費etc..
シリアスでポップな作品や韓国の社会事情がかいま見れる作品も。。
「極めて私的な超能力」 チャン・ガンミョン(著)
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全10篇からなるSF作品集
超能力や超人達のバトル、近未来のロマンスを描いた作品など、幅広く読者の評価も高い作品群。
ジャンルに括ると、宇宙系SF、恋愛SF、歴史改変SFなど。
「モーメント・アーケード」 ファン・モガ(著)
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[2021年] 韓国科学文学賞(中短編部門)大賞 受賞作
韓国SF短編
仮想現実空間内で他人の記憶データが売買される ”モーメント・アーケード”。自分の人生と向き合いたくない”私”は、アーケードの他人の記憶で擬似体験をするが!?・・
映画化もされる予定だそうです。
「千個の青」 チョン・ソンラン(著)
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[2021年] 韓国科学文学賞(長編部門)大賞 受賞作
馬とロボットと姉妹の青春SF小説。ヒューマンドラマ
安楽死させられる競走馬、廃棄寸前のロボット騎手。その1頭と1体を救おうとする少女達の物語。
人間社会における動物とは!?・・家族とは!?・・
読後感も良い感動作。
「わたしたちが光の速さで進めないなら」 キム・チョヨプ(著)
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[2019年] 韓国科学文学賞(中短編大賞&佳作賞)受賞作
韓国SF新世代作家の7作からなるベストセラー短編集
どこか懐かしく、心に寄り添うしんみり系SF作品群
生きるとは!?愛するとは!?
「タワー」 ペ・ミョンフン(著)
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韓国SFの金字塔
「韓国SF作家ベスト10」に選出されたこともある作家
2009年に発売され、韓国SF小説の先駆者となった著者の復刊。
674階建ての超巨大ビル国家”ビーンスターク”に生きる人々の物語。
「どれほど似ているか」 キム・ボヨン(著)
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韓国発の世界的SF作家の作品
社会批判やダイナミックな想像力が融合した作品集。
AI、サイボーグ、タイムリープなど..
「となりのヨンヒさん」 チョン・ソヨン(著)
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韓国フェミニズムSF短編集 15編
もしも隣人が異星人だったら?・・好きな子が未知のウイルスに侵されたら!?・・
今と未来の物語ーー同性愛、フェミニズム、差別と情報統制。マイノリティの人々の心。
やさしく切ない物語から、中国との関係、朝鮮戦争など、韓国小説ならではのシリアスな物語まで。
「最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集」 キム・チョヨプ(著) デュナ(著) チョン・ソヨン(著)
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韓国パンデミックSFアンソロジー。 6つの物語
感染症が広がった世界など、パンデミックをテーマにした人間ドラマ。
ウイルス、ヒト、機械、ドローン、鯨、虫・・
テーマはさながら重苦しくなく軽い感じで読める1冊。疫病が蔓延する世界は、現在と重ね合わせて読むことが出来る。
「小説集 (呪いウサギ)」 チョン・ボラ(著)
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[2022年] ブッカー賞1次候補指名作
韓国ホラーSF、ファンタジーの代表作家チョン・ボラの最新作
復讐と呪いをテーマにした10編の作品集。
おわりに
次世代作家の韓国SF小説が多く翻訳されだしています。
単なるSFだけでなく、現代の社会問題を含んだものや倫理観を取り入れたものなど、単なるフィクションというだけではない素晴らしい作品が多くあります。
読者による評価の高い作品も多いので、韓国SF小説を読まれてみてはいかがでしょうか。