【ニュージーランドが舞台の小説】ミステリや警察小説

ニュージーランドが舞台になっている小説を集めています。

ニュージーランドミステリーや警察小説、ノワール小説、人間ドラマなど。

ニュージーランドを舞台にした小説は多くないので、どれも貴重な本だと思います。

ニュージーランドが舞台の小説

「ルミナリーズ」 エレノア・キャトン(著)

ルミナリーズ
舞台はゴールドラッシュに沸く19世紀ニュージーランド。隠者の...

[2013年] 英ブッカー賞受賞作品

19世紀ニュージーランド。ゴールドラッシュに沸く時代を背景に、隠者の死と娼婦の悲劇、失踪した金鉱掘り・・ 事件の真相を求め、12人の男達が集う時、輝く者達は天球を廻り始める!?・・

 

「壊れた世界で彼は」 フィン・ベル(著)

壊れた世界で彼は (創元推理文庫 Mヘ 20-2)
謎めいた人質立てこもり事件は 緊迫の犯人追跡劇へと変貌する。...

人気ニュージーランドミステリ作家の最新ミステリ

 

デビュー作の「死んだレモン」も評判が良い1冊でした。

死んだレモン (創元推理文庫)
死んだレモン (創元推理文庫)

 

ニュージーランドの文豪!?

ニュージーランド作家として有名なのが、ナイオ・マーシュです。

警察小説の「アレン警部登場」が代表作として知られています。

アレン警部登場 (論創海外ミステリ 18)
アレン警部登場 (論創海外ミステリ 18)

「殺人者登場」「ヴァルカン劇場の夜」「道化の死」などもあります。

 

「闇が迫る マクベス殺人事件」 ナイオ・マーシュ(著)

闇が迫るーマクベス殺人事件 (論創海外ミステリ 297)
シェイクスピアの戯曲〈マクベス〉上演中に起きる不可解な事件。...

ニュージーランド作家の巨匠、ナイオ・マーシュのシリーズ最終作

アレン警部が不可解な謎に挑むシリーズ最終作。シェイクスピアの「マクベス」上演中に起きる殺人事件。容疑者は関係者のみだが!?・・

 

骨太の人間ドラマ!?

映画化もされている「ワンス・ウォリアーズ」は、マオリ族の血を引くアラン・ダフの小説が原作です。

ワンス・ウォリアーズ (文春文庫 タ 6-1)
ワンス・ウォリアーズ (文春文庫 タ 6-1)

ニュージーランドに住むマオリ族の直面する現実問題や苦悩が描かれているヒューマンドラマです。

 

ニュージーランドとオーストラリアでベストセラー

ニュージーランド第2の都市クライストチャーチを舞台にしているノワール小説が「清掃魔」です。

清掃魔
★許せないけど読まされる、今までにないスリラー ニュージーラ...

2006年に発売された比較的最近の小説で、2007年のドイツAmazonのミステリー部門では年間ベストセラー第1位となっています。

 

ナイオ・マーシュ賞とは!?

ナイオ・マーシュは、1930年代に活躍したニュージーランド生まれの女性本格作家です。

イギリス推理作家協会(CWA)賞シルヴァー・ダガー賞やアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の巨匠賞などの受賞歴があります。

イギリスに渡った際には、ミステリの女王アガサ・クリスティーなどと共に、英国女流推理作家〈ビッグ4〉と称されたこともあるそうです。

このニュージーランドの女性作家の名を冠したのが、ナイオ・マーシュ賞です。

「死んだレモン」のあとがきによると、”これまでニュージーランドのミステリー作家といえば、ナイオマーシュくらい”と言われていたそうです。

ニュージーランド文学!?

  • キャサリン・マンスフィールド

ニュージーランド生まれとして最も有名な作家/1888年生まれ、34歳、結核で亡くなる

キャサリン・マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち (エクス・リブリス・クラシックス)
期待と落胆、安堵と不安……感情の揺れをとらえ日常に潜む皮肉を...

 

  • CKステッド

ニュージーランド文学の第1人者。小説家、文芸評論家/ニュージーランド勲章 (ONZ)受勲者

マンスフィールドの3年間を描いたフィクションであり、歴史小説。ヴァージニア・ウルフなども登場

小説マンスフィールド: 愛と友情の変奏曲
小説マンスフィールド: 愛と友情の変奏曲

 

  • ウィティ・イヒマエラ

マオリ作家。独特の世界観が国際的にも評価されています。

The Whale Rider (A Puffin Book) (English Edition)
The Whale Rider (A Puffin Book...

 

ニュージーランドミステリ 【あらすじ&レビュー】

「死んだレモン」 フィン・ベル(著)

3.5

ナイオ・マーシュ賞新人賞受賞

両足を麻痺し車椅子生活になった主人公がニュージーランドの南端の町リヴァトンに引っ越します。南極に最も近い地で前に住んでいた住民の子供が殺され、旦那は行方不明に・・ 犯人は近所で悪名高いゾイル3兄弟か…

ネガティブな主人公がセラピーとマーダーボールと言われるウィルチェアラグビー(車椅子ラグビー)を通して少しづつ前向きに..

レビュー

「1ページから絶体絶命」という帯の触れこみと「ニュージーランド発のミステリー」と聞いて読んでみました。

現在の進行に、5ヵ月前からの出来事がカットバックで書かれています。

普通に及第点くらいの面白さがありました。最後に捻りがあり、謎解きとしても悪くなかったです。

移民の歴史や先住民マオリ族に関する話題が様々な場面で差し込まれています。

読みやすさと程良い長さで読破しやすいこと、ニュージーランドのミステリーとして貴重なことから星3.5にしました。

捕鯨、アザラシ漁、ゴールドラッシュ、シルバーラッシュ、入植の歴史など、ニュージーランドの歴史や文化の本質が理解できる記述もあり、ためにもなりました。

 

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