「本格ミステリ・ベスト10」の歴代第1位作品をまとめています。
「本格ミステリ・ベスト10」は、毎年、年末に発売の推理小説のランキング本です。
1997年、東京創元社の雑誌「創元推理」に端を発し、現在では、探偵小説研究会が編著者となっています。
【国内篇】歴代・第1位作品
2025 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「地雷グリコ」 青崎 有吾(著)
第77回(2024年)日本推理作家協会賞 受賞作
第24回(2024年)本格ミステリ大賞 受賞作
このミステリがすごい! 2025年版【国内編】第1位
ミステリが読みたい! 2025年版【国内編】第1位
本格頭脳バトル小説 全5篇
勝負事にやたらと強い女子高生の射守矢真兎(いもりや・まと)。風変わりなゲームに日常の中で巻き込まれるが!?ーー
2024 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「エレファントヘッド」 白井 智之(著)
2023年の「名探偵のいけにえ:人民教会殺人事件」に続き、2冠達成の短編集
鬼才による推理迷宮
家族を愛する精神科医の象山。謎の薬を手に入れたことで、殺人事件に巻き込まれていくが!?・・
2023 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「名探偵のいけにえ:人民教会殺人事件」 白井 智之(著)
第23回(2023年)本格ミステリ大賞 受賞作
[2023年版] このミステリがすごい!【国内編】第2位
カルト宗教絡みの謎解きミステリ
1978年、南米ガイアナで起きた人民寺院事件をモデルした推理小説。
密室推理など、連続殺人のミステリとどんでん返し。ガイアナ共和国のジョーデンタウンでの滞在日数ごとに進む物語。
2022 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「黒牢城」 米澤 穂信(著)
[2021年下半期] 直木賞 受賞作
このミステリーがすごい!2022年版【国内編】第1位
「王とサーカス」などの作品で知られる著者の歴史ミステリ
天正6年冬、本能寺の変の4年前。織田信長に反旗を翻して有岡城に立てこもった荒木村重。城内で起きる難事件に翻弄されるが!?・・
謎解きの推理小説としても人気の1冊です。
2021 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「透明人間は密室に潜む」 阿津川辰海(著)
このミステリーがすごい!2021年版【国内篇】第2位
週刊文春ミステリーベスト10 2020 第2位
ミステリが読みたい!2021年版【国内篇】第3位
本格ミステリの傑作短編集
透明人間が事件を起こしたら!?ーー アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら!?ー ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら!?-- etc..
2020 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」 相沢 沙呼(著)
[2020年] 本格ミステリ大賞受賞作
このミステリがすごい!2020年版【国内篇】第1位
本屋大賞など、各種ランキングには必ずといっていいほどランクインしています。
映画「小説の神様」の原作者でもあります。
2019 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「アリバイ崩し承ります」 大山誠一郎(著)
連続TVドラマ化済
時計屋探偵が事件や謎を解決!ーー
美谷時計店には、「時計修理承ります」と共に、「アリバイ崩し承ります」という張り紙がある。そこに、新米刑事がアリバイ崩しを依頼するーー 店主・美谷時乃の前に、7つの事件や謎が立ちはだかり!?・・
2018 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「屍人荘の殺人」 今村 昌弘(著)
【2017年】鮎川哲也賞 受賞作
このミステリがすごい!2018年版【国内編】第1位
「週刊文春」ミステリーベスト 第1位
デビュー作で3冠の著者の「魔眼の匣の殺人」「兇人邸の殺人」シリーズに続く第1弾
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介。同大学の探偵少女、剣崎比留子と共に、映画研究部の夏合宿でペンション紫湛荘を訪ねる。しかし、部員の1人が密室で惨殺死体で発見される。。さらに、連続殺人が起き!?・・
【海外篇】歴代・第1位作品
2025 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「死はすぐそばに」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
ミステリが読みたい!2025年版【海外篇】 第1位
週刊文春2024ミステリーベスト10 【海外部門】第1位
このミステリーがすごい!2025年版【海外篇】 第3位
〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊
近年、数々の賞を受賞してきたアンソニー・ホロヴィッツの最新作
テムズ川沿いの高級住宅地で、金融業界のやり手が殺される。英国の静かな村で暮らす人々は、環境を乱す新参者の被害者を善く思っておらず、誰もが動機があると思われるが!?・・
2024 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「恐るべき太陽」 ミシェル・ビュッシ(著)
フレンチミステリ界の人気作家のミステリ作品
「黒い睡蓮」で人気を博したミステリ界の新星の新作。
フランス領ポリネシアのタヒチ近くの島、ヒバ・オア島(マルケサス諸島)に集まった人気作家と作家志望の女性達が次々と死体で発見され!?・・
2023 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「ポピーのためにできること」 ジャニス・ハレット(著)
[2022年] 英国推理作家協会(CWA)賞【新人賞】受賞作
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第3位
「21世紀のアガサ・クリスティ」とも言われる作家のデビュー作です。
2022 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「ヨルガオ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
週刊文春2021ミステリーベスト10 第1位
「本屋大賞【翻訳小説部門】第1位」、「このミステリーがすごい! 2019年版」第1位など、ミステリランキング独占した「カササギ殺人事件」の続編
2021 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「その裁きは死」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
このミステリがすごい!2021年版【海外篇】第1位
ミステリが読みたい!2021年版【海外篇】第1位
週刊文春2020ミステリーベスト10 第1位
3年連続、第1位となったアンソニー・ホロヴィッツのミステリ
〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!海外篇、「2021本格ミステリ・ベスト10」海外編で第1位の謎解き犯人当てミステリ。
2020 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「メインテーマは殺人」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
このミステリがすごい!2020年版【海外篇】第1位
ミステリが読みたい!2020年版【海外篇】第1位
週刊文春2019ミステリーベスト10 第1位
「カササギ殺人事件」の著者アンソニー・ホロヴィッツのミステリ
週刊文春〉2019ミステリーベスト10、「2020本格ミステリ・ベスト10」海外篇、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!海外篇など、各種年末ランキングで軒並み1位になった謎解き犯人当てミステリです。
2019 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「カササギ殺人事件」 (著)
週刊文春2018ミステリーベスト10 第1位
2019年版の各種ミステリー大賞第1位を独占した英国ミステリー
1946年の終戦直後のイギリス、准男爵の屋敷で家政婦が殺され、准男爵も殺される。アラン・コンウェイという作家の小説の結末の文章を探して、現代の女性が奔走する。准男爵を殺したのは誰か・・アラン・コンウェイを殺したのは誰か・・
2018 本格ミステリ・ベスト10 第1位
「13・67」 陳 浩基(著)
第1回 香港文学季推薦賞 受賞 / 台北国際ブックフェア賞(小説部門)
華文ミステリの火付け役とも言われている香港警察を取り上げた1冊です。
香港の歴史や文化はもちろん、街描写なども豊富なので、香港旅行を計画されている人にもおすすめの警察小説です。
2013年の雨傘革命~1967年の反英暴動まで、SARS、香港返還、天安門事件、香港警察の汚職など、香港の歴史事件を背景に、遡る形式の香港警察小説。