読みやすいロシア文学のおすすめ作品をまとめています。
ロシア文学作品の魅力的な作品を掲載しています。
ドストエフスキー、ブルガーコフ、ツルゲーネフ、プーシキンなど
ロシア文学と作家【古典】
「父と子」 ツルゲーネフ(著)
プーチンが礼賛する文豪の代表作
ロシア文学の古典で、農奴解放前後と民主的文化の新時代への流れを描いた名作です。
父と子を通し、新旧の思想的価値観のぶつかりなど、帝政ロシアの世代間相克が哲学的背景を交えながらわかります。
「犬の心 怪奇な物語」 ミハイル・А・ブルガーコフ(著)
巨匠・ブルガーコフの発禁になっていた問題作
レーニンの死から1年後に執筆。ペレストロイカまで、ソ連国内では62年間発禁となっていた1冊です。
他の作品では「巨匠とマルガリータ」などが有名です。
「チェヴェングール」 アンドレイ・プラトーノフ(著)
第9回(2023年)日本翻訳大賞 受賞作
20世紀、ロシア文学の傑作
湖に自ら身を投げ出した父親の息子アレクサンドル(サーシャ)は、ポリシェビキとして親友のコピョンキンと共に、共産主義を探して放浪し、共産主義の完成した理想郷・チェヴェングールを見出すが!?--
20世紀小説の最高峰のひとつとも言われています。
その他の有名作家
5人のノーベル文学賞受賞者、ブーニン、パステルナーク、ショーロホフ、ソルジェニーツィン、ブロツキーが知られています。
ロシア文学は、ドストエフスキーやプーシキン、トルストイ、ナボコフなど文豪が多く、文学的な小説も豊富です。
文豪ドストエフスキーの作品には、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」「白夜」、自信のシベリア流刑の経験を書いた自伝のような「死の家の記録」「地下室の手記」などがあります。
プーシキンは、「大尉の娘」や「オネーギン」が有名です。
ウラジミール・ナボコフは、「ロリータ」という言葉を生んだ「ロリータ」や「賜物」などの著作があります。