暗号(コード)を解く謎解きミステリをまとめています。
暗号解読のミステリやコードの謎、歴史の謎などを解明する小説です。
謎解き推理小説好きの方にもおすすめの物語です。
暗号解読ミステリ
「暗号機エニグマへの挑戦」 ロバート・ハリス(著)
スパイ系暗号解読サスペンス小説
1943年、ブレッチレー・パークの暗号解読センターが戦慄する。ドイツ軍の暗号「サメ」が突如解読不能になった。。アラン・チューリング開発のエニグマ暗号解読機「ボンブ」の稼働で、ドイツ軍の動きを把握していたが・・ この緊急事態に、主人公トム・ジェリコは!?ーー
「ローズ・コード」 ケイト・クイン(著)
本の雑誌が選ぶ[2019年度] 文庫ベストテン第1位
「戦場のアリス」「亡国のハントレス」著者の暗号解読歴史ミステリ
第二次大戦下の英国、暗号解読に挑む女達
第二次世界大戦下、国に召喚され、ブレッチリー・パークに辿り着いた社交界の令嬢・オスラ。そこには、ドイツの暗号解読に挑む政府暗号学校があった。。オスラは、マブやベスと友情を育むが、3人に悲劇が訪れる。7年後、かつて自分を裏切った友人から、差出不明の暗号文を受けとり!?・・
「涙香迷宮」 竹本 健治(著)
第17回 本格ミステリ大賞 受賞作
このミステリがすごい!2017年版【国内編】第1位
言葉ミステリであり、暗号ミステリの最高峰
IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久は、明治の文豪・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑む!日本語の技巧を極めた「いろは歌」に仕掛けられた暗号とは!?--
「アマテラスの暗号」 伊勢谷 武(著)
2020年 傑作ミステリーはこれだ!【国内編】選出
歴史エンタテイメントミステリ
古代史究極の謎、その鍵は最高神「アマテラス」
元ゴールドマン・サックスのデリバティブ・トレーダー、賢司(ケンシ)。日本人の父と40数年ぶりの再会の日、父がホテルで殺害されたと聞く。父は、日本で最も長い歴史を誇る籠神社の宮司だった。。国宝に指定され、伊勢神宮の内宮と外宮の両主祭神(アマテラスと豊受)が鎮座していた唯一の神社。賢司は、父の死の謎を探るが!?ーー
神道とはなにか? 天皇家の正統性とは? 日本人はどこからきたのか?
「牧神の影」 ヘレン・マクロイ(著)
マクロイ円熟期の暗号ミステリ
暗号法に取り組んでいた伯父・フェリックスが急死する。山中のコテージで1人暮らしをしているアリスンの周囲で不可解な出来事が次々と起こり!?・・ 陸軍情報部の大佐から、伯父が戦地用暗号を開発していたと告げられ!?ーー
「聖徳太子コード 地球未然紀」 中山 康直(著)
聖徳太子が残した「ヤマトの黙示録」
聖徳太子コードを紐解くため、世界中に残された痕跡を辿っていく。著者が体験した臨死体験のビジョンと史実を照らし合わせ、博物学的知見などからコードを読み解いていくーー 日本の隠された歴史とは!?・・
「ダ・ヴィンチ・コード」 ダン・ブラウン(著)
美術暗号(コード)ミステリの傑作
レオナルド・ダ・ヴィンチの最も有名な〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で、ルーヴル美術館のソニエール館長が、暗号を残し殺される。。殺害日、館長と会う約束をしていた大学教授ラングドンは、暗号解読官で館長の孫娘・ソフィーと捜査を始めるが!?ーー
「ジョーカー・ゲーム」 柳 広司(著)
スパイミステリ
結城中佐の発案により、陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校「D機関」。若き精鋭達に「死ぬな、殺すな、とらわれるな」の戒律を叩き込み、軍隊組織の信条を否定する「D機関」は、猛反発を招く。頭脳明晰で実行力のある結城は、諜報戦の成果を上げてゆくが!?ーー
東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる騙し合い!?
「ゴッド・パズル – 神の暗号 -」 ダニエル・トゥルッソーニ(著)
殺人鬼のジェスは、逮捕以来、ひと言も発さずパズルを作り続ける。パズル作家のマイクは警察に依頼され、パズルを解明することになる。しかし、そのパズルには、大きな秘密が隠されていて!?・・
「鏡影劇場」 逢坂 剛(著)
19世紀、異端作家ホフマンにまつわるミステリ
ある日、逢坂剛氏のもとに奇妙な宅配便が届く。。見知らぬ差出人で、タイトルは「鏡影劇場」。その物語は、マドリッドの古書店から始まっていた・・ 謎だらけの古文書、進められる解読、謎は深まるが!?ーー
鷗外、漱石、乱歩などの考察も織り込みつつ・・
「暗号クラブ10 ミステリー館のかくし部屋」 ペニー・ワーナー(著)
暗号を解いて謎を解決する <暗号クラブシリーズ>
ウィンチェスター・ミステリー館(やかた)に遊びにきた暗号クラブの5人。133年前に建てられた屋敷には、150の部屋がある。5人は探検を始めるが、コーディが助けを求めるメッセージを見つける。。少女を閉じ込めたのは!?ーー
古典的な名作
「踊る人形 シャーロックホームズ傑作集」 コナン・ドイル(著)
暗号解読ミステリの傑作
シャーロック・ホームズのもとに、子供の落書きのようなものが書かれたと男から依頼がくる。何かのメッセージだと気づき、ホームズは、暗号解読に挑むが!?ーー その矢先に、密室殺人が起こり!?・・
古典探偵小説の名作。
「黄金虫」 エドガー・アラン ポー(著)
暗号推理小説の元祖(暗号を用いた最初の小説と言われる)
主人公と友人ルグラン、従者のジュピターは、暗号の書かれた羊皮紙を頼りに、キャプテン・キッドの財宝を探し!?ーー
暗号解読冒険物語。
ノンフィクション
「ミケランジェロの暗号」 ベンジャミン・ブレック(著)
500年後に明かされる巨匠の遺した秘密を探求した学術書
システィーナ礼拝堂の天井画、ルネサンスの巨匠・ミケランジェロのフレスコ画には、新約聖書の人物がひとりも描かれていない。その謎を解く鍵は、新プラトン主義、ユダヤ教、その神秘的な教義にあった。。
なんとしても隠さなければならなかった禁断のメッセージとは!?・・
「エニグマ アラン・チューリング伝」 アンドルー・ホッジス(著)
アカデミー賞受賞映画「イミテーション・ゲームーエニグマと天才数学者の秘密」原作
ドイツの暗号機エニグマ。解読不可能と言われた暗号機を解読した史上最強の暗号解読者であり、コンピュータ科学の創始者のアラン・チューリング。数理物理学者の著者が、チューリングの生涯を描き出す。