【2023年版】おもしろい翻訳ミステリ小説30選|人気のおすすめランキング作品-文庫本など

面白いと人気の海外翻訳ミステリ小説をまとめています。

2023年に発売された翻訳ミステリの中から、各種翻訳ミステリランキング上位作品や話題の新刊、人気文庫本など。

【海外編】面白いおすすめミステリ&人気小説

「ガラム・マサラ!」 ラーフル・ライナ(著)

今、熱い!インドミステリの傑作

僕らは、極限の格差社会を生き抜けられるのか!?ーー

デリーの不正入試コンサルが巻き込まれた誘拐事件。。

 

「グレイラットの殺人」 M・W・クレイヴン(著)

英国推理作家協会賞(CWA)受賞作家の最新作

「ストーンサークルの殺人」「ブラックサマーの殺人」「キュレーターの殺人」に続く人気翻訳、第4作目。

サミット関係者の男が売春宿で殺される。。テロを警戒する政府は、ポーに捜査を命じる・・ ポーは、3年前の強盗殺人との関連を疑うが!?-

 

注目!「死刑執行のノート」 ダーニャ・クカフカ(著)

[2023年] エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞 受賞作

衝撃のサスペンス

アンセル・パッカーの死刑執行まで12時間。殺人事件により、運命が大きく変わった女性達とその視点から見る連続殺人犯の生涯とは!?ーー

 

「地獄が口を開けている」 ガード・スヴェン(著)

「最後の巡礼者」2014年ガラスの鍵賞を受賞し、リヴァートン賞、マウリッツ・ハンセン新人賞などを受賞した作家の最新作

北欧警察小説翻訳シリーズ第2弾。

 

注目! 「ナイフをひねれば」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

英国ミステリの巨匠、アンソニー・ホロヴィッツの最新作

「殺しへのライン」で、2023年版このミステリがすごい!【海外編】第2位、「メインテーマは殺人」「その裁きは死」で、このミステリがすごい!2020&2021【海外編】第1位の作家

〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉人気シリーズの新たな傑作翻訳小説

探偵ホーソーンが主人公のミステリを書くのに耐えかね、作家のわたし、ホロヴィッツは「われわれの契約は、これで終わりだ」と告げる。ロンドンで脚本を手掛けた戯曲の公演が始まるが、劇作家が殺害されてしまう。。凶器はわたしの短剣・・ 自分を救えるのは、あの男だけだが!?・・

 

「トゥルー・クライム・ストーリー」 ジョセフ・ノックス(著)

斬新なサスペンス・ノワール

2011年、マンチェスター大学の学生寮から、1人の女子学生が姿を消す。。6年後、作家のイヴリンは、事件に関心を持ち、取材と原稿執筆を開始する。しかし、拉致犯人と思われる人物の証拠を入手した直後に死亡してしまう。。作家仲間のジョセフ・ノックスは、追加取材で「トゥルー・クライム・ストーリー(犯罪実話)」として遺稿を完成させるが!?・・

 

「恐るべき太陽」 ミシェル・ビュッシ(著)

フレンチミステリの人気作家の最新作

「黒い睡蓮」で人気を博したミステリ界の新星の新作。

南の島に集まった人気作家と作家志望の女性達が次々と死体で発見され!?・・ 現代版「そして誰もいなくなった」とも言われる翻訳ミステリ。

今年のベストとの声もある人気小説。

 

「暗殺コンサル」 イム・ソンスン(著)

第6回 世界文学賞(韓国)受賞作

僕は、サラリーマンの殺し屋。キーボードを叩き、シナリオを描くだけで、会社が暗殺を実行する。そして、高給を受け取る。僕は、リストラのコンサルタントを名乗っている。しかし、唯一、おそろしいのは、会社の存在だが!?ーー

 

「薬屋の秘密」 サラ・ペナー(著)

全米100万部突破の英国翻訳ミステリ

18世紀、ロンドン。路地裏にひっそりたたずむ薬屋があった。男に苦しめられた女性が、「毒」を求めてやってくる。。現在、大学で歴史学を学んだキャロラインは、謎の薬屋がおかした連続殺人を調べることになるが!?ー

 

「運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班」 ジェフリー・アーチャー(著)

巨匠、ジェフリー・アーチャーの英国警察小説シリーズ最新作

ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは、スコットランドヤード警視総監への道を突き進。そんな彼が休暇で乗った豪華客船で、老大富豪が死体で見つかる。ウィリアムは、真相究明に乗り出す。一方、留守をする同僚達は、5件の未解決事件の再捜査を始め!?・・

 

「リンカーン・ハイウェイ」 エイモア・トールズ(著)

少年4人の旅と成長を描くロードノベル

刑務所から出た18歳のエメット。母が暮らしているサンフランシスコに弟と向かうが、車を悪友2人に奪われてしまう・・ 車をとり戻すため、エメットは弟と共にニューヨークに向かうが!?ーー

 

「8つの完璧な殺人」 ピーター・スワンソン(著)

「そしてミランダを殺す」「だからダスティンは死んだ」などの作家の翻訳ミステリ

ミステリ専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。かつてマルコムが店のブログリストに記載した「完璧な殺人」が登場する8作に似た殺人事件が起きているという・・ リストは「赤い館の秘密」「ABC殺人事件」「見知らぬ乗客」など。。 犯人は彼のリストを模倣しているのか!?

 

「人生は小説」 ギヨーム・ミュッソ(著)

「ブルックリンの少女」「パリのアパルトマン」などで知られるフレンチ・ミステリの人気巨匠の最新作

ニューヨークの自宅から消えた女性作家の幼い娘。事件のカギを握るのは、パリに住むベストセラー作家の男。その真相とは!?ーー

 

「卒業生には向かない真実」 ホリー・ジャクソン(著)

ホリー・ジャクソンの最新作

「自由研究には向かない殺人」人気3部作の完結編

年末各種ミステリランキングで1位や2位を独占し、話題のシリーズ文庫本。

大学入学直前のピップに、無言電話、匿名のメール、敷地内で首を切られた鳩など、不審な出来事が幾つも起きていた。。調べにより、6年前の連続殺人事件との類似点を見つけるが!?・・

 

「超新星紀元」 劉 慈欣(著)

大ヒット人気SF「三体」の著者、劉慈欣の長篇デビュー作

1999年末、超新星爆発により発生した放射線バーストが地球に降り注ぐ。。1年後に13歳以上の大人全てが死ぬことが判明し、「超新星紀元」の地球は子供達に託され!?--

 

「木曜殺人クラブ 逸れた銃弾」 リチャード・オスマン(著)

人気謎解きミステリ「木曜殺人クラブ」シリーズ第3弾の最新作

詐欺事件を調査していたキャスターが、不可解な事故で死ぬ。捜査を始めた「木曜殺人クラブ」だが、メンバーのひとりが「友人を殺されたくなければ元KGB大佐を殺せ」と脅迫され!?・・

 

「闇の牢獄」 ダヴィド・ラーゲルクランツ(著)

「ドラゴンタトゥーの女」などミレニアムシリーズの後半をスティーグ・ラーソンから受け継ぎ「ミレニアム4~6」を執筆した作家の最新文庫本

北欧ミステリの新境地

ストックホルムで起きた、サッカー審判員撲殺事件。捜査に参加した地域警官のミカエラは、心理学者のレッケと出会う。上流階級のレッケと移民のミカエラは事件の真実に迫るが!?・・

 

「チョプラ警部の思いがけない相続」 ヴァシーム・カーン(著)

CWAヒストリカル・ダガー賞受賞作家の最新作

元警部と子象が大都市ムンバイを奔走!

警官人生が終わる退職日、チョプラ警部は、伯父から「子象」を相続する。署で待っていたのは少年の水死体。チョプラは独自に調査を始めるが、インド裏社会を巻き込む事件に発展し!?・・

 

「陽炎の市」 ドン・ウィンズロウ(著)

陽炎の市
HarperCollins
発売日:2023/6/15

クライムノヴェルの帝王、ドン・ウィンズロウの最新文庫本

2022年に発売された「業火の市(まち)」の続篇です。

アイリッシュマフィアとイタリアンマフィアの抗争を描く新ゴッドファーザーとも言われる作品の3部作第2弾。

 

「ロスノフスキ家の娘」 ジェフリー・アーチャー(著)

ストリーテラーの人気巨匠、ジェフリー・アーチャーの文庫本

世界的ベストセラー「ケインとアベル」の姉妹編

祖国ポーランドを追われ、アメリカに辿り着いたアベル・ロスノフスキ。一代でホテル王国を築き上げた彼のひとり娘・フロレンティナは、一流の教育を受け、父親の後を継ぐと思われたが!?・・

 

「三年間の陥穽」 アンデシュ・ルースルンド(著)

スウェーデン人気作家による北欧ミステリ

英国推理作家協会賞受賞作の「三秒間の死角」に始まる《グレーンス警部人気シリーズ》最新作

3年前、2人の少女が同じ日に失踪した。。児童買春の証拠を手に、グレーンス警部は相棒のホフマンと共に、最も危険な潜入捜査を行なうが!?・・

 

「知能犯の時空トリック」 紫 金陳(著)

「悪童たち」で話題になった中華ミステリの新星の最新作

新感覚の倒叙ミステリー文庫本

県検察院のトップが、計画停電の夜に殺された。唯一の目撃証言からの容疑者は、ベテラン警官・葉援朝だった。。葉への内偵が進められる中、新たな死者が出る。。葉援朝の背後には、彼を伯父と慕う物理教師の影があるが!?・・

 

「帝国の亡霊、そして殺人」ヴァシーム・カーン(著)

[2021年] 英国推理作家協会賞(CWA)ヒストリカル・ダガー受賞作

インドのムンバイが舞台の歴史ミステリ

1949年、インドが共和国になる以前。外交官のジェームズ卿が殺された。。インド初の女性警部ペルシス・ワディアが捜査に乗り出すが、インドの共和国化へ向け独立運動の動きが高まり・・

 

「特捜部Q カールの罪状」 ユッシ・エーズラ・オールスン(著)

北欧ミステリの人気シリーズ第9弾

デンマーク発の人気警察小説シリーズの最新作

22年前から2年ごとに起こる事件の現場には、必ず塩が残されていることに特捜部Qは気づく。。一方、カールは、過去の事件の重要参考人になっていることがわかり!?・・

シリーズ完結目前、特捜部Qが連続殺人事件の謎に挑む!--

 

「二度死んだ女」 レイフ・GW・ペーション(著)

北欧ミステリの重鎮の最新文庫本

刑事ベックストレーム・人気シリーズ第4弾。

刑事ベック巣トレームと同じアパートに住む少年が、サマーキャンプで人間の骨を見つける。死後2週間ほど経過したアジア系の女性のものだった。しかし、警察の調査で、女性は12年前にタイで死亡していたことがわかる。果たして人は、2度死ぬことができるのだろうか!?・・

 

「アオサギの娘」 ヴァージニア・ハートマン(著)

沼地と家族の絆を描く傑作ミステリ

故郷のフロリダに帰ってきていたスミソニアン博物館勤務の鳥類画家、ロニ。母の荷物を片づけている最中に謎めいたメモを見つける。「ボイドの死についてあなたに話しておかなくてはいけないことがあります」とあるが、父ボイドは、25年前に沼で不審な溺死を遂げているが!?・・

2021年、各種ミステリランキングで話題になった「ザリガニの鳴くところ」の雰囲気も含みつつ。

 

「哀惜」 アン・クリーヴス(著)

哀惜
早川書房
発売日:2023/3/23

CWA受賞作家の最新作

《シェトランド四十奏》シリーズ著者アン・クリーヴスの最新作

シェトランド諸島の人気ミステリ文庫本

小さい町で起きた奇妙な事件。男性の死体が海岸で発見される。。死に隠された真相とは!?・・刑事マシュー・ヴェンが挑む。

過去8作(ペレス警部シリーズ)とは別の新たな物語。

 

「頬に哀しみを刻め」 S・A・コスビー(著)

アンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞 受賞作

殺人罪で服役した黒人のアイクは、出所後、庭師として働いていたが、ある日、息子が殺害されたと警察から知らされる。。アイクは犯人探しに乗り出すが!?・・

2022年クライムノベルで話題を呼んだ「黒き荒野の果て」著者の最新文庫本

「黒き荒野の果て」は、このミステリがすごい!2023年版【海外編】でも第6位でした。

 

「だからダスティンは死んだ」 ピーター・スワンソン(著)

「そしてミランダを殺す」「アリスが語らないことは」など、人気作家の最新文庫本

「そしてミランダを殺す」は、2018年末、各種ミステリランキングの2位を独占して話題になりました。

ボストン郊外に引っ越してきた版画家のヘンと夫のロイド。隣家の夫婦マシューとマイラの家に招待され、書斎で見てはいけない物を目にする・・マシューを殺人犯だと確信したヘンは、彼について調べ始めるが!?・・