ニュージーランドが舞台の小説!?ミステリーとノワールや警察小説

ニュージーランドミステリー

ニュージーランドが舞台になっている小説を集めてみました。

ニュージーランドミステリーや警察小説、ノワール小説、人間ドラマなどです。

ニュージーランドを舞台にした小説は多くないので、どれも貴重な本だと思います。

ニュージーランドが舞台の小説!?

 

最新のニュージーランドミステリー

ニュージーランドが舞台のミステリーとして、最近発売された「死んだレモン」があります。

現在のところ、ニュージーランドを舞台にしたミステリーは殆ど翻訳されていないので、貴重な1冊だと思います。

単純に物語も面白く、ミステリー好きからも比較的、好評価になっています。

 

ニュージーランドの文豪!?

ニュージーランド作家として有名なのが、ナイオ・マーシュです。

警察小説の「アレン警部登場」が代表作として知られています。

「殺人者登場」「ヴァルカン劇場の夜」「道化の死」などもあります。

道化の死
国書刊行会
発売日/2007/11/1

 

骨太の人間ドラマ!?

映画化もされている「ワンス・ウォリアーズ」は、マオリ族の血を引くアラン・ダフの小説が原作です。

ニュージーランドに住むマオリ族の直面する現実問題や苦悩が描かれているヒューマンドラマです。

 

ニュージーランドとオーストラリアでベストセラー!?

ニュージーランド第2の都市クライストチャーチを舞台にしているノワール小説が「清掃魔」です。

2006年に発売された比較的最近の小説で、2007年のドイツAmazonのミステリー部門では年間ベストセラー第1位となっています。


ナイオ・マーシュ賞とは!?

ナイオ・マーシュは、1930年代に活躍したニュージーランド生まれの女性本格作家です。

イギリス推理作家協会(CWA)賞シルヴァー・ダガー賞やアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の巨匠賞などの受賞歴があります。

イギリスに渡った際には、ミステリの女王アガサ・クリスティーなどと共に、英国女流推理作家〈ビッグ4〉と称されたこともあるそうです。

このニュージーランドの女性作家の名を冠したのが、ナイオ・マーシュ賞です。

「死んだレモン」のあとがきによると、”これまでニュージーランドのミステリー作家といえば、ナイオマーシュくらい”と言われていたそうです。

ニュージーランド文学!?

  • キャサリン・マンスフィールド

ニュージーランド生まれとして最も有名な作家/1888年生まれ、34歳、結核で亡くなる

 

  • CKステッド

ニュージーランド文学の第1人者。小説家、文芸評論家/ニュージーランド勲章 (ONZ)受勲者

マンスフィールドの3年間を描いたフィクションであり、歴史小説。ヴァージニア・ウルフなども登場

 

  • ウィティ・イヒマエラ

マオリ作家。独特の世界観が国際的にも評価されています。

 

ニュージーランドミステリー 【あらすじ&レビュー】

2020年に発売されたニュージーランドミステリーを読了したので、感想を書きました。

「死んだレモン」 フィン・ベル(著)

死んだレモン3.5

ナイオ・マーシュ賞新人賞受賞

両足を麻痺し車椅子生活になった主人公がニュージーランドの南端の町リヴァトンに引っ越します。南極に最も近い地で前に住んでいた住民の子供が殺され、旦那は行方不明に・・ 犯人は近所で悪名高いゾイル3兄弟か…

ネガティブな主人公がセラピーとマーダーボールと言われるウィルチェアラグビー(車椅子ラグビー)を通して少しづつ前向きに..

レビュー

「1ページから絶体絶命」という帯の触れこみと「ニュージーランド発のミステリー」と聞いて読んでみました。

現在の進行に、5ヵ月前からの出来事がカットバックで書かれています。

普通に及第点くらいの面白さがありました。最後に捻りがあり、謎解きとしても悪くなかったです。

移民の歴史や先住民マオリ族に関する話題が様々な場面で差し込まれています。

読みやすさと程良い長さで読破しやすいこと、ニュージーランドのミステリーとして貴重なことから星3.5にしました。

捕鯨、アザラシ漁、ゴールドラッシュ、シルバーラッシュ、入植の歴史など、ニュージーランドの歴史や文化の本質が理解できる記述もあり、ためにもなりました。

 

おわりに

ニュージーランドが舞台の小説をまとめました。

ニュージーランドは、その歴史から、入植者や先住民族のマオリ族、様々な民族の共存をテーマにした小説が多いように感じます。

また、現在のところ、翻訳されている冊数が決して多いとは言えないニュージーランドミステリーは貴重なのではないかと思います。

 

「オーストラリアが舞台の小説10選」の記事も書いています。

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