アイスランド作家の小説の翻訳作品も、昨今、増えてきています。
そんな、北欧のアイスランドが舞台のミステリ小説をまとめています。
グリーンランドなど北極圏を舞台にした極寒スリラーなども。
アイスランド推理作家協会【血の滴賞】
1999年、アイスランド推理作家協会が設立されました。
【血の滴賞】は、2007年から前年の最優秀ミステリーに対して贈られています。
日本で有名なアーナルデュル・インドリダソンも過去に血の滴賞を受賞しています。
アイスランドのミステリ小説
アーナルデュル・インドリダソン
エーレンデュル捜査官 シリーズ
2024年1月にシリーズ第7弾の最新作「悪い男」が発売されます。
レイキャビクのアパートの一室。レイプドラッグを所持していた男の死体が発見される。。レイプ常習犯と思われる男は、被害者に復讐されたのか!?・・ 犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明の中、部下のエリンボルクは、現場に落ちていたスカーフの香りを頼りに捜査を始めるが!?・・
- 「湿地」
- 「緑の女」
- 「声」
- 「湖の男」
- 「厳寒の町」
- 「印(サイン)」
「湿地」「緑の女」で2年連続ガラスの鍵賞を受賞しています。
「湿地」は、「ミステリが読みたい!2013年版」海外部門で第1位です。
「緑衣の女」は、CWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガー賞も受賞です。
ラグナル・ヨナソン
レイキャヴィーク警察の女性刑事フルダ・シリーズの第3弾「閉じ込められた女」が発売されています。
「闇という名の娘」から始まるシリーズで第2弾は「喪われた少女」です。「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の月別ベストなどに選ばれました。
このシリーズ以前にも、警察小説「雪盲」などを執筆しています。
その他のアイスランドミステリ
「軋み」 エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル(著)
英国推理作家協会賞(CWA)ニュー・ブラッド・ダガー賞 受賞作
新鋭による北欧アイスランド・ミステリ新刊
小さな港町の人間関係など、北欧ミステリらしい作品。
「魔女遊戯」 イルサ・シグルザルドッティル(著)
アイスランド発のミステリ先発組
魔女について研究していたドイツ人留学生が殺される。 被害者は、祖父の遺産を研究につぎ込んでいたが!?・・ 難事件に、女弁護士トーラが挑むーー
アイスランド文学
「タッチ」 オラフ・オラフソン(著)
2020年、アイスランド。パンデミックでレストランを閉めたクリストファーに、50年前姿を消した元恋人ミコから1通のメールが届く。彼女は、何故、自分のもとを去ったのか!? 彼は日本へ向かう・・
「アイスランド サガ」 谷口 幸男(翻訳)
「中世北欧文学の最高峰」と言われる幻の名著が復刊
13世紀のヴァイキング時代、ノルウェーからアイスランドに人々が入植した経緯や活躍した英雄など、壮大な史伝的散文作品の6篇。
漫画「ヴィンランド・サガ」著者も参考資料として使用。
【北極圏・グリーンランド】が舞台
「極夜の灰」 サイモン・モックラー(著)
北極圏が舞台の衝撃ミステリ
1967年末。北極圏の米軍極秘基地で発生した火災の調査を依頼された精神科医のジャック。発電室で出火し、隊員2名が死亡したという。ジャックは、記憶がないという唯一の生存者コナーを疑うが!?・・
「氷原のハデス」 ヨン・コーレ・ラーケ(著)
極寒スリラー「氷原のハデス」は、北極圏を舞台にした作品です。
北極遠征に出向いた主人公達は、中国の極地研究基地で十数体の凍結死体を見つけるが!?・・