クライムサスペンスの帝王!?【ドン・ウィンズロウ】の最新作など著作!?

ドンウィンズロウ

クライムサスペンスの巨匠、アメリカの作家「ドン・ウィンズロウ」についてまとめてみました。

ウィンズロウの作品は、アメリカ西海岸(カリフォルニア)周辺を舞台にした作品が多いように思います。

作家ドン・ウィンズロウの経歴や今までの著作を紹介します。

ドン・ウィンズロウとは!?

ドン・ウィンズロウは、1953年生まれのアメリカ合衆国・ニューヨーク出身の小説家です。

ジャンルは、クライムサスペンス、ハードボイルド、探偵、警察小説などです。

ネブラスカ大学では、ジャーナリズムを専攻します。アフリカ史の学士号と軍事史の修士号を持ちます。

様々な職業を転々とし、37歳で作家として本格的にデビューします。

探偵ニール・ケアリーの物語が1991年度のアメリカ探偵作家クラブ(MWA)処女長編賞候補作に挙げられ、突如、ミステリ界に現れた鬼才としての評価を呼びました。

2009年(日本語訳では)に大作「犬の力」が出版され、その名がさらに知られるようになりました。

メキシコ麻薬戦争3部作以外では、アメリカ西海岸を舞台にした小説が多い印象があります。


ドン・ウィンズロウの最新作!?

2020年に最新作「壊れた世界の者たちよ」が発売されました。

アメリカの今が見えてくる6編からなる短編集です。

 

ドン・ウィンズロウの著作は!?

ドン・ウィンズロウは、多くの著作を執筆しています。

30年に渡るメキシコの麻薬戦争を描いた3部作が最も有名な代表作と言えるのではないでしょうか。

  • 「犬の力」
  • 「ザ・カルテル」
  • 「ザ・ボーダー」
メキシコの麻薬戦争を描いた壮大なサーガの「犬の力」「ザ・カルテル」「ザ・ボーダー」の3部作は、本人曰く「人生の3分の1を費やした」という代表的シリーズになりました。

2009年に日本語訳として発刊された「犬の力」は、「このミステリがすごい!2010年海外編第1位となっています。

犬の力
角川書店(角川グループパブリッシング)

2017年には続編「ザ・カルテル」が2位になっています。

そして、2019年夏に「ザ・ボーダー」が発刊され、「このミス2020版」で第3位となっています。

ザ・ボーダー
ハーパーコリンズ・ジャパン

「ダ・フォース」「フランキー・マシーンの冬」「キング・オブ・クール」「サトリ」他..などの作品も執筆しています。

「野蛮なやつら/SAVAGES」は、オリバー・ストーン監督で映画にもなっています。

「ダ・フォース」では、ニューヨークの警察特捜チーム「通称:ダ・フォース」を描いています。悪徳警官の自業自得譚のようなエンターテイメント性のある小説です。警察版ゴッドファーザーとも形容されています。

「フランキーマシーンの冬」は、映画”野蛮なやつらSAVAGES”にも出てくる”フランキー・マシーン”と呼ばれた伝説の殺し屋フランク・マシアーノが主人公です。

「キング・オブ・クール」は、映画にもなった”野蛮なやつら(SAVAGES)”の前日譚です。「キング・オブ・クール」には、フランキー・マシーンも出てきます。


ドン・ウィンズロウ小説 【あらすじ&レビュー】

「犬の力3部作」は「メキシコが舞台の小説」のページに記載しているので、それ以外の作品のレビューを書きました。

「ダ・フォース」 ドン・ウィンズロウ

ダ・フォース3.5

「このミステリがすごい!2019年版」第5位

あらすじ

ニューヨーク、マンハッタンのノース特捜部「通称“ダ・フォース」
麻薬や銃の犯罪を取り締まる特捜チームの名称です。ニューヨーク市警の中でも猛者の集まるチームを率いるマローンは、市民のヒーローでもある刑事です。しかし、善良な警官という感じではなく、悪徳警官とも言えるキャラクター。そしてマローンは転落の道をたどりはじめる!?・・・

レビュー

麻薬抗争に立ち向かう悪徳警官のクライムサスペンスです。

物語自体はそれほど面白いと思いませんでしたが、ヒップホップの描写やアメリカの銃の流れ事情など、物語だけではない作家の個性(知識)が随所に感じられ、悪くなかったです。

1つの事件やテーマについてという感じではなく、警察小説としての骨太なドラマという感じです。主人公のキャラクターが立っていて良いと思いました。

ただ、重厚な内容なので、読了するのは結構時間がかかります。

 

「キング・オブ・クール」 ドン・ウィンズロウ

キングオブクール3.5

あらすじ

映画にもなった「野蛮なやつらSAVAGES」の前史です。
南カリフォルニアを舞台に60年代パーマカルチャーからのヒッピーとサーファーの麻薬カルテル話と現代が並列して進むクライムサスペンス

レビュー

オレンジ郡ラグーナビーチ含むカリフォルニアの描写が個人的には良かったです。
物語も普通に面白かったです。60年代のサンフランシスコのパーマカルチャーのことやマリファナ、ヒッピーなど、いかにもカリフォルニアという描写や情報がありました。

アメリカ西海岸やサーフィン、やんちゃな物語が好きな人におすすめだと思いました。

 

「ザ・ボーダー」のレビューとメキシコの小説をまとめています。

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