韓国文学ブーム到来!?フェミニズムやミステリー小説17冊

韓国小説

韓国の翻訳小説が増えていて、韓国文学ブームとも言われています。

「新しい韓国の文学シリーズ」など、出版が増えています。

そんな、韓国小説で話題になっている作品をまとめました。

韓国文学ブーム到来!?

「パチンコ」 ミン・ジン リー(著)


全米図書賞、最終候補作

「みんなのつぶやき文学賞」第9位

日本に併合された朝鮮半島、釜山沖の影島。四世代にわたる在日コリアン一家の壮大な物語。

 

「保健室のアン・ウニョン先生」 チョン・セラン(著)


「みんなのつぶやき文学賞」第3位

「フィフティ・ピープル」で知られる若き作家の新刊

心温まるストーリーと奇想天外な物語。

 

「82年生まれ、キム・ジヨン」 チョ・ナムジュ(著)


韓国では社会現象にもなり、100万部を超えるベストセラー人気韓国小説です。

映画化もされ、2020年10月9日公開されました。

2019年Twitter(ツイッター)文学賞で海外部門第2位

同じく、チョ・ナムジュ(著)の作品に、7名の若手実力派女性作家の短篇集「ヒョンナムオッパへ」があります。

最新作に、短編集の「彼女の名前は」があります。

 

「アーモンド」 ソン・ウォンピョン(著)


2020年の本屋大賞の翻訳小説部門で1位になっています。

韓国では30万部突破したベストセラーで、世界13ヶ国で翻訳。

脳の扁桃体と言われる箇所の形はアーモンドのような形をしています。

その扁桃体が他人よりも小さい状態で、怒りや恐怖といった感情がわからない状態の主人公。その主人公を通しての成長物語。感涙の1冊

 

「女の答えはピッチにある:女子サッカーが私に教えてくれたこと」 キム・ホンビ(著)


「サッカー本大賞2021」の大賞受賞作品

30代の著者の抱腹絶倒の体験記。ロナウドのプレーに魅了され、熱烈なサッカーファンとなり、地元のアマチュア女子サッカーチームに入団。そこで起こった様々な出来事や心情の変化

 

「私は私のままで生きることにした」 キム・スヒョン(著)


韓国で100万部のベストセラー!日韓累計145万部

2019年、2020年に、2年連続で年間ベストセラーにランクイン

韓国の若者を中心に日本でも大反響

 

「+1cm(プラスイッセンチ)たった1cmの差があなたの世界をがらりと変える」 キム・ウンジュ(著)

韓国・米国で75万部超えのベストセラーが日本上陸

「たった1cm見方が変わるだけで180度世界が違って見える。」そんなポジティブな発想で、仕事、恋愛、人間関係などの人生を変えるアイデアとヒントが満載です。

 

「あやうく一生懸命生きるところだった」 ハ・ワン(著)

韓国でベストセラー25万部

変わったタイトルの書籍に贈られる「日本タイトルだけ大賞2020」で大賞を受賞しています。

 

「ピンポン」 パク・ミンギュ(著)

著者パク・ミンギュは、現代韓国を代表する作家です。

第8回(2018年)ツイッター文学賞で2位になっています。

中学生男子が卓球で人類存亡を賭けた試合に臨む!?いじめ問題を含みつつ明るく展開する物語。純文学で読みやすいです。

短編集「カステラ」は、自国のシン・ドンヨプ創作賞を受賞しています。

日本翻訳大賞の第1回受賞作でもあります。

 

「誘拐の日」チョン・ヘヨン(著)

誘拐の日
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2021/6/17

新鋭作家による次世代韓国ミステリー

ドラマ化決定

謎解きミステリとしての質が高く、パズルのピースがはまるラスト。

 

「種の起源」チョン・ユジョン(著)

韓国ベストセラー作家のサイコミステリーです。

ハヤカワの「ミステリが読みたい!2020年版」で第15位

各種ミステリランキングでもランク常連となりました。

 

「景福宮の秘密コード」 イ・ジョンミョン(著)

15世紀、朝鮮王朝の名君、世宗大王時代の歴史ミステリーです。

ソウル市内の5大王宮の中でも最も大きい景福宮(キョンボックン)が舞台のミステリー。

韓国でテレビドラマ化。韓国ベストセラー作家の出世作

ハングル設定が発表される直前に学士たちの連続殺人事件が景福宮で起こり..

 

「殺人者の記憶法」 キム・ヨンハ(著)

文学トンネ作家賞、黄順元文学賞、東仁文学賞、万海文学賞、現代文学賞、李箱文学賞、金裕貞文学賞など、韓国の主要な文学賞を殆ど受賞しています。

日本では、第4回日本翻訳大賞を受賞

韓国長編ミステリー小説の傑作。映画化もされています。

田舎の獣医の裏の顔は殺人犯。認知症の兆候が現れ始める彼が偶然出会った男が連続殺人犯だと直感する。記憶に翻弄されながら人生最後の殺人を企てる…

 

「回復する人間」 ハン・ガン(著)

7篇を収録した短篇集です。日本では初の短篇集

著者のハン・ガン氏は、アジア人初のマン・ブッカー国際賞を受賞/李箱文学賞も受賞しています。

Twitter(ツイッター)文学賞2020で第5位になっています。

 

「惨憺たる光」 ペク・スリン(著)

惨憺たる光
書肆侃侃房
発売日:2019/6/27

7つの物語の短編集。李箱文学賞、マン・ブッカー国際賞受賞の作家

日本翻訳大賞の候補(ノミネート)作品にもなりました。

 

歴史大河小説「土地」 【あらすじ&レビュー】

「土地」 朴 景利(著)

4.5

韓国南部を舞台にした1969年から25年間に渡り書き継がれた大河小説

韓国現代文学の最重要作品のひとつと言われる10巻からなるシリーズ

国民文学として韓国でベストセラーになっている小説です。

時代は、朝鮮王朝末期の1897(明治30)年から始まり、農村地域が舞台で大地主とそこに住む人々の系譜と物語です。

レビュー

登場人物も多く最初は入りずらい箇所もありましたが、壮大で面白かったです。

10巻ありますが読みやすいので、間を空けて途中から読んでも入り込めました。

最近の本じゃないけど、おすすめ

韓国の歴史や文化、風習など古くからのことが勉強になります。もちろん、ストーリーも面白いです。

「全羅南道」など、馴染みのない韓国南部の地域についても知ることが出来ました。

また、本土と済州(チェジュ)島の関係なども見えてきます。

「白丁(ペクチョン)」とか「在日の歴史(流れ?)」とか、タブーに近いと思われる事柄についても勉強になりました。

本土はもちろん、済州(チェジュ)島旅行に行かれる人にもおすすめの韓国文学だと感じました。

 

「韓国が嫌いで」 チャン・ガンミョン(著)

韓国が嫌いで3.0

主人公の韓国人が留学生として韓国を出て、オーストラリアで永住権をとる純文学です。あとがきでは、フェミニズム小説となっていました。

レビュー

友達に話しかけるような文体の軽い感じで読みやすく、いっき読み出来るタイプの純文学でした。

160ページ程度の薄い冊子で、韓流ドラマの語りかけのような感じです。

短い時間で、軽い感覚で読める小説としておすすめです。

韓国の事情などの記載もあり、都会生活に疲れ、済州島などに1ヶ月行くマンスリー生活や超低出産率、満員電車など、今の韓国のこともわかりました。

2015年、SNSなどで流行った「ヘル朝鮮」という言葉。働いても働いていなくても閉塞感のある韓国の状況から脱出するように、主人公の韓国人はオーストラリアへ留学します。オーストラリアで永住権をとることの難しさなども。

 

おまけ

韓国文学を旅する60章

古典から現代まで、今、最も注目されている韓国文学のガイド

土地にゆかりのある作家の紹介など

 

「北朝鮮関連の小説」もまとめています。

 

「台湾が舞台の小説」もまとめています。

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