【2022年版】有名作家の新刊|ノーベル・ブッカー・ゴンクール受賞作家の発売日

2022新刊有名作家

ノーベル文学賞、英ブッカー賞、仏ゴンクール賞などの文学賞受賞作家の最新作を中心に、2022年~2023年話題の新刊を掲載しています。

海外の巨匠作家の最新作などの発売日も掲載(※ ミステリ以外)

オルハン・パムク、J・M・クッツェー、サミュエル・ベケット、ジム・トンプスン、ケン・フォレットなど..

2022年話題【新刊情報】ノーベル・ブッカー・ゴンクール

2022年【ノーベル文学賞】作家の最新作

「嫉妬/事件」 アニー・エルノー(著)

[2022年] ノーベル文学賞受賞作家の作品

金獅子賞受賞映画の原作「事件」&「嫉妬」を併録。

「事件」は、中絶手術が違法だった時代に妊娠することの葛藤。

「嫉妬」は、元恋人への盲執。

 

【ノーベル文学賞】受賞のトルコ人作家

「ペストの夜」 オルハン・パムク(著)

トルコのノーベル文学賞作家、オルハン・パムクの最新作

イスタンブルの文化や歴史を背景にした作品を多く執筆している作家です。

オスマン帝国末期、ミンゲル島を舞台にペスト絡みのサスペンス系小説。

 

2度の【ブッカー賞】を受賞のノーベル文学賞作家

「スペインの家:三つの物語」 J・M・クッツェー(著)

「恥辱」2度のブッカー賞を受賞したノーベル文学賞作家

南アフリカ出身の作家として知られるクッツェー。

初訳のノーベル文学賞受賞記念講演「彼とその従者」を収録。

 

【ノーベル文学賞】受賞のアイルランド人作家

「どんなふう」 サミュエル・ベケット(著)

どんなふう
河出書房新社
発売日:2022/10/26

アイルランドのノーベル文学賞作家の最高傑作 新訳

物語を解体し、声=言葉自体が生を持つ私的宇宙を完成させた試み。

この他にも、「ゴドーを待ちながら」などの作品が有名です。

 

2013年度【ブッカー賞】受賞作

「ルミナリーズ」 エレノア・キャトン(著)

[2013年] 英 ブッカー賞受賞作

史上最年少(当時28歳)でのブッカー賞受賞となっています。

19世紀ニュージーランド。ゴールドラッシュに沸く時代背景の中、隠者の死と娼婦の悲劇、失踪した金鉱掘り・・ 事件の真相を求め12人の男が集うが!?・・

 

【ブッカー賞】受賞作家の最新作

「青ひげの卵」 マーガレット・アトウッド(著)

ディストピア小説「侍女の物語」の続編として描かれた「誓願」2019年ブッカー賞を受賞した作家の新刊

2000年にも「昏き目の暗殺者」で、ブッカー賞を受賞しています。

平凡で平穏な日常から静かに動き出し崩れる何か!?を描いた6つの短編

 

【ブッカー賞】受賞作家の作品

「グリーン・ロード」 アン・エンライト(著)

2007年ブッカー賞の受賞作家の2016年度アイルランド文学賞受賞作

世界各地に暮らす4人の子供達のもとに母からクリスマスカードが届く!?・・

 

2021年【ゴンクール賞】受賞作家の最新作

「純粋な人間たち」 モハメド・ムブガル=サール(著)

【仏ゴンクール賞】受賞作家(2021年)の初邦訳作品

2021年「人間の最奥に秘められた記憶」で仏ゴンクール賞を受賞した作家の最新翻訳小説。

実際に起こった事件を題材に、セネガル社会のタブーに切り込んだ衝撃作。

セネガル人の若き文学教員は、ある日、ネット上に拡散されている動画を目にする。。同性愛者の疑惑をかけられ死んだ男性の墓を人々が暴いている様子だった。彼は、掘り返された男性を調べるうちに、思いもしない真実が見えてくる!?・・

 

その他の有名作家の【新刊】

【ラテンアメリカ文学】の金字塔

「パラディーソ」 ホセ・レサマ=リマ(著)

ラテンアメリカ文学の金字塔

革命前のキューバ社会を舞台に5世代にわたる一族の物語。

クリオーリョ文化が漂うキューバの熱帯の光に満ちた日々・・

 

名作「大聖堂」で知られるケン・フォレットの新作【前日譚】

「大聖堂 夜と朝と」 ケン・フォレット (著)

世界2000万部突破の大ベストセラー「大聖堂」の前日譚

997年、襲来したヴァイキングにより、イングランドの港町コームは壊滅的な被害を受ける。船大工を営むエドガーの一家も父が殺され、造船作業所も焼け果ててしまう。。一家は郊外に移り住み、船着き場で職を得たエドガーはフランスから来た伯爵令嬢ラグナと出会うが!?・・

 

ノワール(暗黒)小説の巨匠、ジム・トンプスンの最新作

「反撥」 ジム・トンプスン(著)

反撥
文遊社
発売日:2022/10/31

ノワール(暗黒)小説の巨匠、ジム・トンプスンの最新作

刑務所から仮釈放の機会を与えられたパット。謎の身元引受人。。様々な人物と接触するが、彼らの背景が見えてこない・・やがて起こる事件に出口はあるのか!?・・

 

20世紀アメリカ大衆小説のカリスマ的作家

「郵便局」 チャールズ・ブコウスキー(著)

郵便局
光文社
発売日:2022/12/13

デビュー前の日々を描いた自伝的小説

仕事、酒、女性に明け暮れたブコウスキー節のある一冊。

郵便配達の非正規の仕事を得たチナスキー。最初は楽な仕事かと思いきや、上司、配達先の人達に悩まされ・・

 

2014年エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞 受賞作家の新作

「このやさしき大地」 ウィリアム・ケント・クルーガー(著)

エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞 受賞作家の最新作

2014年に「ありふれた祈り」でエドガー賞を受賞しています。

1932年、ミネソタ。教護院で暮らすオディは、暴力をふるう職員を殺してしまう。。施設を逃げ出し、ミシシッピ川を目指すが!?・・ 少年達のひと夏の冒険、成長の物語。

 

フランス、ベストセラー作家の最新作

「あなたの教室」 レティシア・コロンバニ(著)

フランスで150万部を突破した「三つ編み」で知られる作家の最新作

インドの現状など、社会的背景を描いた作品。

 

ジョゼフ・コンラッド「地獄の黙示録(コンゴ)」

「闇の奥」 ジョゼフ・コンラッド(著)

闇の奥
新潮社
発売日:2022/10/28

名作「ロードジム」で知られる作家ジョゼフ・コンラッドの名作の新訳

映画にもなった「地獄の黙示録」の原作アフリカ大陸のコンゴが舞台になっています。

 

中国SF「三体シリーズ」関連の最新刊

「三体0(ゼロ)球状閃電」 劉慈欣(著)

三体シリーズの前日譚

3部作で描かれたアイデアやキャラクターが登場。

 

ウクライナ戦争の原因がわかる!? ロシア権力の歴史の政治小説

「クレムリンの魔術師」 ジュリアーノ・ダ・エンポリ(著)

バルザック賞 受賞

プーチンの「演出家」の告白をもとにした政治小説

「ウクライナ戦争はなぜ起きた?」ロシアの権力の歴史をリアルに描き出す1冊。