【2024年人気】面白い小説おすすめ|ミステリーランキングや受賞作品など

2024年注目の面白い小説をまとめています。

ミステリーランキングで上位になった作品や文学賞を受賞した作品を中心に掲載。

ミステリー、クライムノヴェル、青春小説などの注目作を掲載しています。

【国内編】面白いおすすめ小説

「地面師たち アノニマス」 新庄 耕(著)

地面師になるまでを描く、それぞれの前日譚

100億円という前代未聞の不動産詐欺を実行した彼らの短編、7編のスピンオフ

司法書士歴20年の後藤は、ひとり娘の塾代にも困っていた。そんな折、山中と名乗る実業家から、不正への加担を依頼される。当初は、拒否するが、事態は一変し!?・・

 

「地面師たち ファイナル・ベッツ」 新庄 耕(著)

Netflixでドラマ化された「地面師たち」の続編

不動産詐欺のクライムノヴェル

シンガポールのカジノで全財産を失い、失意のどん底にいた元Jリーガーの稲田。大物地面師のハリソン山中は、苫小牧の不動産詐欺メンバーの一員として稲田に仕事を依頼する。一方、警視庁捜査二課のサクラは、捜査を続けるうち逃亡中のハリソン山中が北海道にいるとの情報をつかみ!?・・

 

「成瀬は信じた道をいく」 宮島 未奈(著)

読書メーター OF THE YEAR 2024-2025 第1位

[2024年] 本屋大賞受賞の「成瀬は天下を取りにいく」第2弾

話題沸騰の青春小説全5篇

今日も誰かと交差する成瀬の人生。個性豊かな人々が成瀬あかりと関わる。幼馴染みの島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪していて!?・・

 

「ファラオの密室」 白川 尚史(著)

2024年(第22回)このミステリーがすごい!大賞 受賞作

紀元前1300年代前半、古代エジプト。

神官・セティは、死んでミイラにされたが、心臓が欠けているため、冥界の審判を受けることが出来ない。期限は3日、心臓を取り戻すため、地上に舞い戻る。やがて、棺に収められた先王のミイラが、密室状態のピラミッドから消失し、大神殿で発見されたという、もう一つの謎に直面し!?ーー

 

「アイアムハウス」 由野 寿和(著)

SNS時代の多重解決ミステリの傑作

結末に驚愕の警察ミステリ

高級住宅街の「十燈荘」。そこに住む秋吉一家が、それぞれの「趣味」にまつわる形で惨殺される。唯一生き残った息子・春樹は、何故、生き残ったのか!? 静岡県警が捜査すると、16年前の「十燈荘妊婦連続殺人事件」が関連しているとわかり!?ーー なぜ、秋吉家は犠牲になったのか!?・・

 

「闇祓」 辻村 深月(著)

闇祓
KADOKAWA
発売日:2024/6/13

直木賞作家の本格ホラーミステリ

「傲慢と善良」でも話題になりました。

転校生の白石要は、不思議な青年だった。優等生の澪は、距離を縮めようとするが、何か違和感を感じる。。身の危険を感じた澪は、先輩の神原一太に助けを求めるが!?・・

 

「少女には向かない完全犯罪」 方丈 貴恵(著)

このミステリがすごい!2025年版【国内篇】第4位

頭脳戦と復讐譚の多重解決本格ミステリ

ビルから墜落し死につつあった黒羽烏由宇。あと7日で消滅する幽霊となった彼は、両親を殺された少女の音葉と出会う。彼女は言う、「私たちが力を合わせれば、大人の誰にもできないことがやれると思わない?・・」2人は、犯人への復讐で協力するが!?・・

 

「笑うマトリョーシカ」 早見 和真(著)

ドラマ化で話題沸騰の原作小説

47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男。しかし、「彼が誰かの操り人形だったら?」・・ 女性記者が背景を探ると不審死や怪しい人間関係が見えてきて!?・・ 人間の心の闇に迫るミステリー。

 

「近畿地方のある場所について」 背筋(著)

このホラーがすごい!2024年版【国内編】第1位

SNSで話題になり書籍化した著者のモキュメンタリーホラー

近畿地方のある場所。そこの怪談を集めるうち、恐ろしい事実が浮かびあがってきて!?・・

リアルな怪描写が秀逸な一冊。



【海外編】面白いおすすめ小説

「狂った宴」 ロス・トーマス(著)

「愚者の街」で、<ハヤカワ>ミステリが読みたい!2024年版【海外篇】第1位など、話題となったロス・トーマスの初訳

アフリカ諸国の選挙戦など政治的カオスを描いた傑作。

MWA(エドガー賞)最優秀新人賞受賞作「冷戦交換ゲーム」に続く第2作目

 

「あの夏が教えてくれた」 アレン・エスケンス(著)

バリー賞など3冠の「償いの雪が降る」著者による青春ミステリ

15歳の少年ボーディは、父を亡くし、母親と田舎町で暮らす。高校に馴染めず、友達もいない中、町で事件が起きる。隣人のホークのかつての部下の黒人女性が、不審な失踪を遂げる。ボーディーは、現実に悩みながらも成長するが!?--

 

「すべての罪は血を流す」 S・A コスビー(著)

ミステリが読みたい!2025【海外篇】第6位

このミステリがすごい!2025年版【海外篇】第7位

「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位となった作家の最新作

ヴァージニア州の小さい田舎町。郡で初の黒人保安官は、連続殺人事件に挑むが!?・・

第1作目の「黒き荒野の果て」も好評のクライム・ノヴェルでした。

 

「ウナギの罠」 ヤーン・エクストレム(著)

このミステリがすごい!2025年版【海外篇】第5位

北欧スウェーデンの密室殺人ミステリ

「スウェーデンのディクスン・カー」と言われる作家の幻の名作

ウナギ漁のための仕掛け罠の中で、地元の大地主の死体が見つかる。外からは鍵がかけられ、鍵は被害者のポケットに。遺体には、一匹のウナギが絡みついていた・・ 完璧な密室殺人だが!?・・