【週刊文春ミステリーベスト10】歴代第1位作品-年間のミステリーランキング結果

「週刊文春ミステリーベスト10」の歴代第1位作品をまとめています。

「週刊文春ミステリーベスト10」は、文藝春秋の発行する「週刊文春」で発表される推理小説の年間ランキングです。

年末恒例の4大ランキングの1つとして、読書の参考にしたいランキングです。

【国内編】歴代・第1位作品

ミステリーベスト10 【2024年】第1位

「地雷グリコ」 青崎 有吾(著)

第77回(2024年)日本推理作家協会賞 受賞作

第24回(2024年)本格ミステリ大賞 受賞作

このミステリがすごい! 2025年版【国内編】第1位

ミステリが読みたい! 2025年版【国内編】第1位

本格頭脳バトル小説 全5篇

勝負事にやたらと強い女子高生の射守矢真兎(いもりや・まと)。風変わりなゲームに日常の中で巻き込まれるが!?ーー

 

ミステリーベスト10 【2023年】第1位

「可燃物」 米澤 穂信(著)

可燃物
文藝春秋
発売日:2023/7/25

このミステリがすごい!2024年版【国内篇】第1位

直木賞受賞作家、米澤穂信の初の警察ミステリ

2021年下半期「黒牢城」で、直木賞を受賞「王とサーカス」で、このミステリがすごい!【国内編】第1位となった作家の最新作。

葛警部の推理が光る5編の作品群。群馬県警を舞台にした新たなミステリシリーズ。

 

ミステリーベスト10 【2022年】第1位

「方舟」 夕木春央(著)

方舟
講談社
発売日:2022/9/8

「2023本格ミステリ・ベスト10」国内ランキング 第2位

[2023年版] このミステリがすごい!【国内編】第4位

地下の閉鎖空間を舞台にしたクローズド・サークル

大学時代の友達や従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、地下で夜を越すことになる。。翌日、地震で扉が塞がれ、水没も起こる中、殺人が起こった!誰か1人を犠牲にすれば脱出できるが、タイムリミットまで1週間・・

9人のうち、死んでもいいのは!?・・

 

ミステリーベスト10 【2021年】第1位

「黒牢城」 米澤 穂信(著)

[2021年下半期] 直木賞 受賞作

このミステリーがすごい!2022年版【国内編】第1位

「王とサーカス」などの作品で知られる著者の歴史ミステリ

天正6年冬、本能寺の変の4年前。織田信長に反旗を翻して有岡城に立てこもった荒木村重。城内で起きる難事件に翻弄されるが!?・・

 

ミステリーベスト10 【2020年】第1位

「たかが殺人じゃないか」 辻 真先(著)

このミステリがすごい!2021年版【国内篇】第1位

〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!【国内篇】第1位

戦後の混乱期が絡む骨太な社会派ミステリ

昭和24年、戦争の傷が未だ深い、名古屋の男女共学の高校3年生になった風早勝利少年。彼の推理小説研究会は、夏合宿にくり出すが、そこで密室殺人事件に遭遇する。勝利は、那珂一兵の助けを借りながら謎に挑むが!?・・

 

ミステリーベスト10 【2019年】第1位

「ノースライト」 横山 秀夫(著)

このミステリーがすごい! 2020年版【国内編】第2位

ミステリが読みたい! 2020年版【国内作品ランキング】第2位

ミステリの巨匠・横山秀夫の人間ドラマ

建築士・青瀬稔の最高傑作であるY邸。しかし、引き渡し以降、ただの1度も住まれた形跡がなかった。。消息を絶った施主の痕跡を追ううち、日本を愛したドイツ人建築家のブルーノ・タウトの存在が浮かび上がってきて!?・・

 

ミステリーベスト10 【2018年】第1位

「沈黙のパレード」 東野 圭吾(著)

ガリレオ vs 善良な市民達

3年前に失踪した若い女性の遺体が、静岡のゴミ屋敷の焼け跡から見つかる。逮捕されたのは、草薙が23年前、少女殺害事件で逮捕し、無罪になった男。しかし、またも証拠不十分で釈放されてしまう。天才物理学者の湯川は、女性を愛した普通の人々の「沈黙」に挑むが!?・・

 

ミステリーベスト10 【2017年】第1位

「屍人荘の殺人」 今村 昌弘(著)

屍人荘の殺人
東京創元社
発売日:2017/10/12

このミステリがすごい!2018年版【国内編】第1位

2018 本格ミステリ・ベスト10 第1位

デビュー作で3冠の著者の「魔眼の匣の殺人」「兇人邸の殺人」シリーズに続く第1弾

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介。同大学の探偵少女、剣崎比留子と共に、映画研究部の夏合宿でペンション紫湛荘を訪ねる。しかし、部員の1人が密室で惨殺死体で発見される。。さらに、連続殺人が起き!?・・

 

ミステリーベスト10 【2016年】第1位

「罪の声」 塩田 武士(著)

[2016年] 山田風太郎賞 受賞作

第14回(2017年)本屋大賞 第3位

昭和最大の未解決事件の真相とは!?ーー

1984年、社会を震撼させた「グリコ・森永事件」をモデルにしたフィクション

京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅にあったカセットテープを再生すると、幼き自分の声が。。一方、大日新聞の記者・阿久津英士は、この未解決事件を追い求め!?・・

日本アカデミー賞12冠となった映画の原作



【海外編】歴代・第1位作品

ミステリーベスト10 【2024年】第1位

「死はすぐそばに」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

ミステリが読みたい!2025年版【海外篇】 第1位

本格ミステリ・ベスト10 2025【海外篇】 第1位

このミステリがすごい!2025年版【海外篇】第3位

〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊

近年、数々の賞を受賞してきたアンソニー・ホロヴィッツの最新作

テムズ川沿いの高級住宅地で、金融業界のやり手が殺される。英国の静かな村で暮らす人々は、環境を乱す新参者の被害者を善く思っておらず、誰もが動機があると思われる

 

ミステリーベスト10 【2023年】第1位

「卒業生には向かない真実」 ホリー・ジャクソン(著)

<ハヤカワ>ミステリが読みたい!2024年版【海外篇】第4位

ホリー・ジャクソンの最新作

「自由研究には向かない殺人」3部作の完結編

年末各種ミステリランキングで1位や2位を独占し、話題のシリーズ。

大学入学直前のピップに、無言電話、匿名のメール、敷地内で首を切られた鳩など、不審な出来事が幾つも起きていた。。調べにより、6年前の連続殺人事件との類似点を見つけるが!?・・

 

ミステリーベスト10 【2022年】第1位

「われら闇より天を見る」 クリス・ウィタカー(著)

[2021年] 英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞 受賞作

このミステリがすごい!2023年版【海外編】第1位

ミステリでありながら、成長小説、教養小説の要素もある人間ドラマ。

クリスウィタカーは、過去にも「消えた子供 トールオークスの秘密」英国推理作家協会賞新人賞を受賞しています。

 

ミステリーベスト10 【2021年】第1位

「ヨルガオ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

「本屋大賞【翻訳小説部門】第1位」、「このミステリーがすごい! 2019年版」第1位など、ミステリランキング独占した「カササギ殺人事件」の続編が発売されました。

 

ミステリーベスト10 【2020年】第1位

「その裁きは死」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

このミステリがすごい!2021年版【海外篇】第1位

ミステリが読みたい!2021年版【海外篇】第1位

3年連続、第1位となったアンソニー・ホロヴィッツのミステリ

〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!など、各種ミステリランキングで第1位の謎解き犯人当てミステリ。本格ミステリベスト10では、3年連続1位です。

 

ミステリーベスト10 【2019年】第1位

「メインテーマは殺人」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

このミステリがすごい!2020年版【海外篇】第1位

ミステリが読みたい!2020年版【海外篇】第1位

「カササギ殺人事件」の著者アンソニー・ホロヴィッツのミステリ

週刊文春〉2019ミステリーベスト10、「2020本格ミステリ・ベスト10」海外篇、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!海外篇など、各種年末ランキングで軒並み1位になった謎解き犯人当てミステリです。

 

ミステリーベスト10 【2018年】第1位

「カササギ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

2019年版の各種ミステリー大賞第1位を独占した英国ミステリー

1946年の終戦直後のイギリス、准男爵の屋敷で家政婦が殺され、准男爵も殺される。アラン・コンウェイという作家の小説の結末の文章を探して、現代の女性が奔走する。准男爵を殺したのは誰か・・アラン・コンウェイを殺したのは誰か・・

 

ミステリーベスト10 【2017年】第1位

「13・67」 陳 浩基(著)

第1回 香港文学季推薦賞 受賞 / 台北国際ブックフェア賞(小説部門)

華文ミステリの火付け役とも言われている香港警察を取り上げた1冊です。

香港の歴史や文化はもちろん、街描写なども豊富なので、香港旅行を計画されている人にもおすすめの警察小説です。

2013年の雨傘革命~1967年の反英暴動まで、SARS、香港返還、天安門事件、香港警察の汚職など、香港の歴史事件を背景に、遡る形式の香港警察小説。

 

ミステリーベスト10 【2016年】第1位

「傷だらけのカミーユ」 ピエール・ルメートル(著)

「その女アレックス」を含むヴェルーヴェン警部シリーズ3部作の最終作

[2015年] 英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞 受賞作

警察からカミーユに電話がかかってくる。女性が強盗に殴られ、瀕死の重傷を負ったとのこと。カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かさず、事件を担当することになる。しかし、秘密裏の捜査活動は上司達から批判され、事件の担当を外されてしまう。。カミーユはいかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか!?・・