【警察小説新人賞】の受賞作を掲載しています。
旧警察小説大賞が、2022年から「警察小説新人賞」としてリニューアルしました。
そんな、「警察小説新人賞」の受賞作と警察小説大賞の歴代受賞作を掲載。
第3回(2024年)【警察小説新人賞】受賞作
受賞作 なし
第2回(2023年)【警察小説新人賞】受賞作
受賞作
「県警の守護神:警務部監察課訟務係」 水村 舟(著)
警察 ✖ リーガルミステリ
警察官が訴えられた時に登場する「訟務係」。「訟務係」がメインの貴重なジャンル
新人警察官の桐嶋千隼。バイクの自損事故現場で轢き逃げに遭う。病院で目を覚ますと、バイクの少年は死亡していて、桐嶋は責任を巡る訴訟を起こされてしまう。。そこに、弁護士資格を持つ警察官・荒城が訪れる。「県警の守護神」と呼ばれる彼と訴訟に巻き込まれていく桐嶋だが!?ーー
第1回(2022年)【警察小説新人賞】受賞作
受賞作
「恩送り 泥濘の十手」 麻宮 好(著)
[第1回] 警察小説新人賞 受賞作
行方知らずになっている岡っ引きの父・利助を探す娘のおまき。材木問屋の息子や目の見えない少年、臨時廻り同心などに手助けをしてもらいながら利助を探すが!?・・ 4人が焦る中、ある日、若い男の土左衛門が上がる・・
最終候補作品
- 「泥濘の十手」 麻宮 好(著)
- 「スーサイド・システム」 北川祥二(著)
- 「県警の守護神 警務部監察課訟務係」 水村 舟(著)
【警察小説大賞】 歴代受賞作
第3回(2021年)受賞作
「転がる検事に苔むさず」 直島 翔(著)
元検察担当の現役記者による検察ミステリー
夏の夜、男が鉄道の高架から落下し車に衝突する。男のロッカーから見つかる麻薬と金。死んだ男は一体何者なのか!?・・
最終候補作品
- 「警察孤児」天野行隆
- 「ドリフト」竹中篤通
- 「転がる検事に苔むさず」直島翔
- 「黄金の土地」水原徹
第2回(2020年)受賞作
「対極」 鬼田 隆治(著)
SAT(特殊急襲部隊)とSIT(特殊犯捜査係)という2つの特殊部隊が警視庁には存在する。
指揮系統は違えど、現場を同じくすることも多い。
衝突しながらも謎のテロ集団と対峙するが!?・・
最終候補作品
- 「小学生刑事」 伊藤 尋也 (著)
- 「対極」 鬼田 隆治
- 「実験都市」 先川 祐介
- 「母親には向かない職業」 芳野 林五
第1回(2019年)受賞作
「ゴースト アンド ポリス GAP」 佐野 晶 (著)
神奈川県辻堂にある鳩裏交番は、自主的窓際警官(ごんぞう)ばかりが集まった交番。
ホームレスばかりを狙った連続殺人事件の真相に辿りつくが!?・・
最終候補作品
- 「刑事のサツリク」江島周
- 「GAPゴーストアンドポリス」佐野晶
- 「暴風域」伊達俊介
- 「天駆ける狗たちの下で」芳野林五
小学館 《 警察小説大賞 》とは!?
2022年に【第1回】警察小説新人賞が決定しました。
警察小説大賞が2017年に創設されましたが、2022年に「警察小説新人賞」としてフルリニューアルされました。
大手出版社「小学館」が主催していて、広義の警察小説、警察小説に与えられる賞です。
時代を動かす新たな書き手を発掘し、映画化やコミック化へ展開するとのことです。
選考委員は、「震える牛」の相場英雄氏、「教場」シリーズの長岡弘樹氏、「機龍警察」シリーズの月村了衛氏、「流」で直木賞受賞作家の東山彰良氏となっています。