2025年に発売の注目新刊ミステリ小説をまとめています。
「両京十五日」で、このミステリがすごい!2025年版【海外編】第1位の馬伯庸の新作
「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい!2024年版【海外編】第1位のS・A・コスビーの新作などが発売されます。
1月の新刊ミステリ
「西遊記事変」 馬伯庸(著)
「西遊記」の裏側を描くミステリ
天竺へと向かう三蔵法師。仙界の太白金星に住む李長庚は、81の試練を与えることになった。しかし、そこには仙界の大物達が企てる隠された目的が見え隠れし!?・・壮大な計画の鍵は、孫悟空にあるという・・
「17の鍵」 マルク・ラーベ(著)
ドイツミステリのベストセラー
2か月連続刊行のシリーズ第1弾
早朝のベルリン大聖堂。丸天井の下に、女性教師が吊り下げられていた。トム・バビロン刑事が現場にかけつけるが、被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。それは、トムが子供の頃に、川で見つけた死体のそばにあった鍵と同じものだった。。それは、10歳で失踪した妹が持ち出したままだったが!?・・
「罰と罪」 チャン・ガンミョン(著)
「韓国が嫌いで」の著者のミステリ
22年前、美しい女子大生を殺したのは誰なのか!?ーー ソウル警察庁凶悪捜査チームは、再捜査をするが、真実が見えてきて!?・・
「真冬の訪問者」 W・C・ライアン(著)
アイルランド独立戦争を絡めた歴史小説の一面も持つミステリー
1921年、アイルランド。内乱の最中、第一次大戦帰還兵で保険会社に勤めるトムに、かつての戦友・ビリーから報が届く。ビリーの妹で、トムの元恋人・モードが、IRAの襲撃で殺されたという。調査を始めたトムは、モードが、王立アイルランド警察(RIC)の男性2人と車に乗っていたところ襲撃されたことを知る。果たして彼女を殺したのは!?・・
「うしろにご用心!」 ドナルド・E・ウェストレイク(著)
スラプスティック・ミステリー
不運な泥棒・ドートマンダーが新たに企む強奪計画ーー
ドートマンダーは、大金持ちの投資家・プレストンが秘蔵している美術品などを盗み出す計画を立てる。一方、カリブ海のリゾート地にいるプレストンには、謎の美女・パムが近づいていた。しかし、その魔の手から脱出し、プレストンは自宅に帰る。ドートマンダーと泥棒仲間たちは、そんなことは露知らず!?・・
2月の新刊ミステリ
注目! 「闇より暗き我が祈り」 S・A・コスビー(著)
「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位など、クライムノヴェルの大物の最新作
私立探偵のネイサンは、白人の父と黒人の母を持つ。牧師殺害事件の調査に乗り出すが、事件の鍵を握るUSBを手に入れたことで命を狙われ!?・・
注目!「19号室」 マルク・ラーベ(著)
2か月連続刊行のドイツ・ミステリ第2弾
ベルリン国際映画祭の開会式場に、予定外の映像が上映され、悲鳴が響き渡る。その映像は、女優で市長の娘が、何者かに襲われ、大きな釘でひと突きされていた。。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、臨床心理士・ジータは、映像の壁に残されていた「19」の文字に戦慄し!?・・
「捜索者の血」 ハーラン・コーベン(著)
脱獄・逃亡スリラーの傑作
終身刑のデイヴィッドは、3歳の息子・マシュウを殺した罪だった。身に覚えない罪だったが、愛する者を守れなかった後悔から、無実を訴えず、刑に服していた。そこに、元妻の妹が面会に訪れる。1枚の写真を見せられ、成長したマシュウの姿が写っていた。。 デイヴィッドは、真実を突き止めるため、脱獄を決意するが!?・・
「銃と助手席の歌」 エマ・スタイルズ(著)
炎天下のオーストラリアが舞台のノンストップクライムサスペンス
少女・チャーリーは、高校を退学になり、盗みをきっかけに姉の恋人と争いになり、彼を殺してしまう。その場にいた少女・ナオの提案で、2人は死んだ男の車で、ハイウェイを北へ走り出す。ナオは、なぜ死体処理に協力したのか!? 車を追ってくるのは何者か!?謎多き状況で、やがて銃声が轟き!?・・
「ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体」 ジェス・Q・スタント(著)
中国茶専門店で男の死体が発見される。そこは、ミセス・ワンの店だった。
ワンは刑事ドラマが大好きで、容疑者に中国茶を振る舞いながら勝手に聞き込みを始めてしまうが!?・・
「レッドリバー・セブン:ワン・ミッション」 A・J・ライアン(著)
船内にいた見知らぬ男女7人。彼らは、記憶を失くしていた。戸惑う彼らの前の船内ディスプレイに、ミッションが表示され!?・・