横溝正史ミステリ&ホラー大賞の歴代受賞作をまとめています。
第21回(2021年度)~第38回(2018年度)までは、「横溝正史ミステリ大賞」となっています。
それ以前は、「横溝正史賞」という名前で運営されていました。
【横溝正史ミステリ&ホラー大賞】歴代受賞作
第44回(2024年) 大賞
該当作品なし
優秀賞
「責任」 浅野 皓生(著)
警察小説の新人による傑作
刑事の松野徹は、雪の深夜に不審車両の職務質問をする。しかし、車が逃げ、徹が追跡するが、交差点に突っ込んでしまう。
運転手と通りがかりの家族4人が死亡する。そんな運転手が、強盗致傷事件を起こしていたことが判明し、徹は再捜査をするが、新事実が出てきて!?・・
第43回(2023年) 大賞
「をんごく」 北沢 陶(著)
「読者賞」「カクヨム賞」と併せて、史上初の3冠受賞となりました。
大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻の倭子の死を受け入れられずにいた。巫女に降霊を頼むも、「奥さんは普通の霊とは違う」と警告される。そのうち、壮一郎は、顔のない存在「エリマキ」と出会うが!?・・
第42回(2022年) 大賞
該当作品なし
優秀賞
「君の教室が永遠の眠りにつくまで」 鵺野 莉紗(著)
2人の少女をめぐる運命と戦慄のスクールホラー
読者賞
「異形探偵メイとリズ 燃える影」 荒川 悠衛門(著)
ある晩、突然不気味な「何か」に襲われる高校生の秋人(しゅうと)。探偵事務所を訪れた秋人は、所員のメイとリズに出会う。リズの目には、秋人に取り憑く異形の影が映っていたが!?・・
第41回(2021年) 大賞
「虚魚」 新名 智(著)
ホラー&ミステリ小説
オカルト(ホラー)からミステリへ
両親を事故で亡くした三咲は、「呪いか祟りで死にたい」カナちゃんと暮らしている。幽霊や怪談、呪い、祟り、オカルト、超常現象といったものに頼り、本物の「怪談」を探すが!?・・
第40回(2020年) 大賞
「火喰鳥を、喰う」 原 浩(著)
ミステリ&ホラーが融合したデビュー作
信州に暮らす久喜雄司に起きた2つの出来事。久喜家代々の墓石が破壊されたことと、死者の日記が届いたこと。。日記が届いた日から、周辺では不可解な事件が起こり始めるが!?・・
怪異と謎が絡み合う作品。
第39回(2019年) 大賞
該当作品なし
【横溝正史ミステリ大賞】歴代受賞作
第38回(2018年) 大賞
該当作品なし
第37回(2017年) 大賞
該当作品なし
第36回(2016年) 大賞
「虹を待つ彼女」 逸木 裕(著)
人工知能ミステリ×恋愛小説
2020年、美貌のゲームクリエイター水科晴は、ゾンビを撃ち殺すゲームの中で自らを標的にし自殺していた。。人工知能の完成に向けて調べる工藤は、彼女に惹かれていくが何者かから「殺す」との脅迫を受け!?・・
第35回(2015年) 大賞
該当作品なし
第34回(2014年) 大賞
「神様の裏の顔」 藤崎 翔(著)
どんでん返しの連続な長編ミステリ
神様のような素晴らしい教師の葬式。誰もが涙し、悼むかと思いきや実はとんでもない犯罪者では!?との疑惑が持ち上がり・・
ミステリ小説でありながらユーモアも。
第33回(2013年) 大賞
「見えざる網」 伊兼 源太郎(著)
SNSがテーマのハードボイルドミステリ
街頭インタビューで異論を呈した今光。駅のホームから何者かに押され落ちかけたり、次々と危険が迫るが!? 黒幕の正体は!?・・ SNSを批判したことで命を狙われる主人公だが!?・・
第32回(2012年) 大賞
「さあ、地獄へ堕ちよう」 菅原 和也(著)
ノワール(暗黒)ミステリ
SM、猟奇殺人、人体改造など、グロさやエロさ表現満載の作品。SMバーのM嬢として働くミチは、裏サイトと猟奇的な事件に関わってしまうが!?・・