【ヒューゴー賞】歴代受賞作一覧-SF・ファンタジー小説の名作

ヒューゴー賞歴代受賞作一覧

ヒューゴー賞の歴代受賞作品をまとめています。

主に、SF・ファンタジー小説に贈られる文学賞です。

過去に、フィリップ・K・ディック、アーサー・C・クラーク、J・K・ローリングなどの大物SF・ファンタジー作家が受賞しています。

【ヒューゴー賞】歴代受賞作一覧

2023年 受賞作

「Nettle & Bone」 T. Kingfisher(著)

WINNER OF THE HUGO AWARD FOR BEST NOVEL 2023

2023年(最新)のヒューゴー賞受賞作品です。

不可能な任務、権利の代償、姉妹関係などをテーマにしたダークファンタジー

 

2022年 受賞作

「平和という名の廃墟」 アーカディ・マーティーン(著)

ローカス賞を受賞した傑作宇宙SF

前作「帝国という名の記憶」に続き、ヒューゴー賞の受賞となりました。

銀河を支配する帝国・テイクスカラアンに、派遣されてきた大使マヒート。皇位継承権をめぐる陰謀劇に巻き込まれながらも休暇をとり、ルスエルへ帰還していた。しかし、そこに現れたのは、彼女と帝国で行動を共にしていた案内役、スリー・シーグラスで!?ーー

 

2021年 受賞作

「ネットワーク・エフェクト : マーダーボット・ダイアリー」 マーサ・ウェルズ(著)

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞などSF賞の3冠で、第7回【2021年】日本翻訳大賞を受賞した「マーダーボット・ダイアリー」の続編

人型警備ユニット「弊機」。かつて大量殺人を犯していたが、記憶は消されていた。。警備役として惑星調査任務につくが、絶対絶命の危機に!?ーー

人間達を守り、大好きな連続ドラマ鑑賞は出来るのか!?ーー

 

2020年 受賞作

「帝国という名の記憶」 アーカディ・マーティーン(著)

「平和という名の廃墟」で、2022年にもヒューゴー賞を受賞している作家のデビュー作

大帝国テイクスカラアンから新しい大使を派遣するよう要請される採鉱ステーションのルスエル。マヒートは、新任大使として帝国の中心惑星であるシティに降り立つが、恐るべき陰謀が!?・・



2019年 受賞作

「宇宙【そら】へ」 メアリ・ロビネット・コワル(著)

ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞の話題作

宇宙開発SF

1952年、ワシントンD.C近海に落下した巨大隕石により、アメリカ東海岸が壊滅する。。元パイロットで数学の博士号を持つエルマは、隕石落下による環境の激変を導き出す。人類が生き残るためには宇宙開発に乗り出さなければいけないが!?・・

作家の最新作「無情の月」も2022年9月に発売されています。

 

2018年 受賞作

「輝石の空」 N・K・ジェミシン(著)

輝石の空
東京創元社
発売日:2023/2/13

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞 受賞作

3年連続ヒューゴー賞受賞の3部作 完結編

「第五の季節」に始まる破滅SF小説

超大陸スティルネス。天変地異〈第五の季節〉により、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた世界。古代絶滅文明が残した巨大な力で世界を救おうとする母。一方、世界を破壊しようとする娘。地球の裏側にある古代文明の遺跡都市を巡り、最期の旅が始まるが!?ーー

 

2017年 受賞作

「オベリスクの門」 N・K・ジェミシン(著)

前人未踏の3年連続ヒューゴー賞の「第五の季節」シリーズ第2弾

超大陸を襲う破壊的な天変地異。父親に連れ去られた娘・ナッスンは、南極地方を目指し旅をする。ナッスンの母・エッスンは、地下水晶都市カストリマで意外な人物に再会する。。それぞれの運命を背負った者達の物語が大きく動き始めるが!?・・

 

2016年 受賞作

「第五の季節」 N・K・ジェミシン(著)

第五の季節
東京創元社
発売日:2020/6/12

前人未踏の3年連続ヒューゴー賞受賞シリーズ 第1弾

世界の終わりの話から始まる!?ーー

天変地異により、文明を滅ぼしてきた超大陸。差別される「ロガ」が呼ばれる人々と「石喰い」と呼ばれる人間の姿をした謎の存在がいた。。そんな中、新たな季節が到来しようとしていた・・

 

2015年 受賞作

「三体」 劉 慈欣(著)

三体
早川書房
発売日:2019/7/4

華文SFとしてアジア圏初のヒューゴー賞を受賞

中華SFブームの火付け役となり、大変話題になった1冊です。3部作で、2100万部以上を突破し、現代中国最大のヒット作と言われています。

「三体Ⅱ 黒暗森林」「三体III 死神永生」へと続きます。



ヒューゴー賞とは!?

SFやファンタジー小説、関連する人物に贈られる文学賞です。

同じく有名なネピュラ賞やローカス賞と同時受賞している作品も多いという特徴があります。

1年に1回受賞作が発表されます。