第12回(2021年)翻訳ミステリー大賞の受賞作品と最終候補作!

翻訳ミステリー大賞

第12回(2021年)翻訳ミステリー大賞が決定しました。

大賞受賞作品と最終候補作(ノミネート)を掲載しています。

昨年、第11回(2020年)の受賞作も併せて掲載しています。

翻訳ミステリー大賞の発表日!?

翻訳ミステリ大賞は、翻訳ミステリ大賞シンジゲートが主催する文学賞です。

翻訳ミステリ大賞シンジゲートは、カンパなどボランティアでなる組織です。

第12回(2021年)翻訳ミステリー大賞は、2021年4月25日(日)に発表されました。

公開開票式がオンラインで行なわれました。

 

書評七福神の「今月の1冊」が書籍化!?

翻訳ミステリー大賞シンジゲートで毎月、掲載されている「書評七福神、今月の1冊」が書籍化されるそうです。

杉江松恋氏、 川出正樹氏など、書評家七人が毎月のおすすめミステリー小説を紹介している人気コーナーです。

 

第12回(2021年決定)の大賞作品!?

大賞

「指差す標識の事例」 イーアン・ペアーズ(著) 11票

ミステリが読みたい!2021年版【海外編】第2位

このミステリがすごい!2021年版【海外編】第3位

17世紀イングランドが舞台の歴史ミステリー

発売までに22年の歳月をかけ、4人の翻訳者による小説。

ピューリタン革命時、王党派の拠点となっいたオックスフォードを舞台に、4人の語り手による手記調のミステリー小説です。

 

第12回(2021年)最終候補(ノミネート)作品!?

最終候補作の残りの4冊を掲載します。

「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーエンズ(著) 9票

本屋大賞2021【翻訳小説部門】

みんなのつぶやき文学賞【海外編】第1位

2019年アメリカで最も売れた小説

アメリカ南東部の湿地で暮らす少女。両親や兄弟が去り頼れるのは自分自身のみ。少女の成長とミステリ要素が並行して進むが・・

「このミステリがすごい!2021年版」や「ミステリが読みたい!2021年版」でも3位内に入っています。

 

「壊れた世界の者たちよ」 ドン・ウィンズロウ(著) 8票

壊れた世界の者たちよ
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2020/7/17

「犬の力」3部作などで有名なクライムノヴェルの巨匠ドン・ウィンズロウの最新作

アメリカの今を写しだした6篇からなる短編集

 

「ストーンサークルの殺人」 M・W・クレイヴン(著) 7票

2019年度、英国推理作家協会(CWA)賞〈ゴールド・ダガー〉受賞

英国ミステリー

イギリスのストーンサークルで死体が見つかる。連続殺人犯の犯人を追ううち、富豪絡みの闇が見えてくるが・・

読みやすく、ミステリとしての謎解きでは犯人の意外性があり、読者を驚かせる内容となっています。

 

「あの本は読まれているか」 ラーラ・プレスコット(著) 5票

ノーベル文学賞でありながらソ連で禁書となっていたパステルナークの「ドクトル・ジバゴ」

それを、ソ連に広める「ドクトル・ジバゴ作戦」の様子などを描いたフィクション

2020年末の各種ミステリランキングで、ベスト10にランクイン。

 

 

第9回 翻訳ミステリー読者賞

「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーエンズ(著)

翻訳ミステリー読者賞の受賞作は、「ザリガニの鳴くところ」です。

 

第11回(2020年決定)大賞作品!?

大賞

「11月に去りし者」 ルー・バーニー(著)

11月に去りし者
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2019/9/17

バリー賞、ハメット賞受賞作

第11回翻訳ミステリー大賞は、「11月に去りし者」に決定しました。

アメリカのニューオリンズからラスベガス、ロス方面に車で向かう逃避行、ロードノヴェル的なクライムノベルです。

 

惜しくも届かなかった最終ノミネート作品4冊

2位:「ザ・ボーダー」8票 / 「パリ警視庁迷宮捜査班」8票

4位:「メインテーマは殺人」6票

5位:「拳銃使いの娘」5票

 

第11回(2020年)最終候補(ノミネート)作品!?

大賞以外の残りの最終候補作品4冊です。

「ザ・ボーダー」 ドン・ウィンズロウ(著)

ザ・ボーダー 上
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:2019/7/17

「ザ・ボーダー」は、「犬の力」、「ザ・カルテル」に続く3部作の最終章で、ドン・ウィンズロウが人生の大半をかけて執筆したメキシコ麻薬戦争の最終巻です。

「このミステリがすごい2020年版」海外部門の第3位になっています。

 

「メインテーマは殺人」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)

「メインテーマは殺人」は、「このミステリがすごい!2020年版」海外部門第1位となっています。「カササギ殺人事件」で各種ミステリランキング1位を独占したアンソニー・ホロヴィッツの作品です。

 

「拳銃使いの娘」 ジョーダン・ハーパー(著)

「拳銃使いの娘」は、「このミステリがすごい!2020年版」で第2位となっています。少女の成長物語です。クライムノベル、バイオレンス、ノワール小説
アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀新人賞受賞 

 

「パリ警視庁迷宮捜査班」 ソフィー・エナフ(著)

「アルセーヌ・ルパン賞」を受賞していて、フランスで人気となっているコミカルサスペンスです。フランスで15万部突破

捜査班のチームのメンバーがそれぞれに個性があり、ドラマとしての面白さもあります。

 

第8回 翻訳ミステリー読者賞

翻訳ミステリー読者賞は、一般の読者がツイッターやメールでの投票によって決まる賞です。2019年1月~12月に刊行された翻訳ミステリーが対象です。

「指名手配」 ロバート・クレイス(著)

指名手配
東京創元社
発売日:2019/5/11

著者のロバート・グレイス氏は、アメリカ探偵作家クラブ生涯功労賞を受賞しています。

「容疑者」「約束」に続く第3作目

 

おわりに

第12回(2021年決定)翻訳ミステリー大賞の受賞作と最終候補作品4冊を掲載しました。

昨年、第11回(2020年決定)の受賞作品も併せて掲載しています。

 

翻訳ミステリ大賞【歴代受賞作】第1回~11回まで

 

「指差す標識の事例」の記事も個別に書いています。

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