「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」過去受賞作一覧|しっとり読める作品群

恋愛小説大賞

「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」の歴代受賞作品をまとめています。

質の高い恋愛小説を発掘する賞として、読んでおきたい恋愛小説が選出されています。

30代以降などの大人が楽しめる恋愛小説としてもおすすめの作品が選ばれています。

本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞とは!?

「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」は、「オール讀物」編集部が創設した賞です。

大人がじっくり読める恋愛小説の賞として、2021年の第1回から開催されています。

「オール讀物」は、文芸春秋の小説誌です。

ミステリー、時代・歴史小説、恋愛ものなど、エンターテイメント小説が味わえる小説誌、雑誌です。

文学賞・小説賞では、他にも「本屋が選ぶ時代小説大賞」なども主催されています。

恋愛はもちろん、仕事や家庭など、年齢からくる様々な現状に悩む女性などをテーマにした作品が選出されています。



【本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞】歴代受賞作

第4回(2024年)受賞作

「星が人を愛すことなかれ」 斜線堂 有紀(著)

推し(アイドル)の恋

赤羽瑠璃は、解散寸前の地下アイドル「東京グレーテル」を人気グループに押し上げる。しかし、アイドル達も舞台を降りれば、それぞれの人生がある。推される側の「恋」と「生」の物語。

 

第3回(2023年)受賞作

「今日の花を摘む」 田中 兆子(著)

出版社に勤める51歳の独身女性・愉里子。彼女の趣味は、男性との肉体を伴ったかりそめの恋「花摘み」。人生を折り返し、肉体の衰えを感じ始めた性愛。しかし、彼女の前に、恋の終わりを怖れさせる男が現れる。20歳近く年上の万江島だが、彼には、ある秘密があり!?・・

 

第2回(2022年)受賞作

「求めよ、さらば」 奥田 亜希子(著)

令和最強の恋愛小説

34歳、結婚7年、子供なし。辻原志織は、翻訳家として働き、夫の誠太は、友人から「理想の旦那」と言われ、夫婦生活は安定していた。しかし、夫が失踪する。。手紙には「自分は志織にひどいことをした、裏切り者だ」と書いてあり!?・・

 

第1回(2021年)受賞作

「2020年の恋人たち」 島本 理生(著)

2020年の恋人たち
中央公論新社
発売日:2023/12/21

仕事、恋愛、家族を見つめ直し、葵が選んだもの、選ばなかったものは!?ーー

32歳の会社員・前原葵。母の交通事故死で、遺されたワインバーの店を引き継ぐ。しかし、同棲しているのに会話がない恋人との関係、傷ついた過去との対峙、仕事、家族、恋愛・・