SF小説の文学賞・ローカス賞の部門のひとつ【ローカス賞SF長編部門】の歴代受賞作品の一覧まとめ。
1971年に始まり、1980年に本部門とファンタジー部門に分割されました。
ヒューゴー賞、ネピュラ賞などと共に、SF文学賞として目にしたことのある方も少なくないのではないでしょうか。
【ローカス賞】歴代受賞作一覧
2024年 受賞作
「システム・クラッシュ:マーダーボット・ダイアリー」 マーサ・ウェルズ(著)
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞 & 日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ「マーダーボット・ダイアリー」シリーズ第4弾
暴走人型警備ユニットの主人公の “弊機”。植民惑星での異星遺物汚染事件に巻き込まれるが、窮地を脱する。しかし、この惑星を狙う企業は、まだ諦めていなかった。。さらに、弊機は、異常事態に襲われ!?・・
2023年 受賞作
「怪獣保護協会」 ジョン・スコルジー(著)
[2024年] 星雲賞 受賞作
2022年 受賞作
「平和という名の廃墟」 アーカディ・マーティーン(著)
【2022年】ヒューゴー賞受賞の傑作宇宙SF
銀河を支配する帝国・テイクスカラアンに、派遣されてきた大使マヒート。皇位継承権をめぐる陰謀劇に巻き込まれながらも休暇をとり、ルスエルへ帰還していた。しかし、そこに現れたのは、彼女と帝国で行動を共にしていた案内役、スリー・シーグラスで!?ーー
2021年 受賞作
「ネットワーク・エフェクト : マーダーボット・ダイアリー」 マーサ・ウェルズ(著)
2021年(第7回)日本翻訳大賞を受賞の「マーダーボット・ダイアリー」続編
ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞などSF賞の3冠
人型警備ユニット「弊機」。かつて大量殺人を犯していたが、記憶は消されていた。。警備役として惑星調査任務につくが、絶対絶命の危機に!?ーー
人間達を守り、大好きな連続ドラマ鑑賞は出来るのか!?ーー
2020年 受賞作
「永遠の真夜中の都市」 チャーリー・ジェーン・アンダーズ(著)
ネビュラ賞・ローカス賞受賞作「空のあらゆる鳥を」の新鋭作家によるSF小説
常に太陽に面を向ける植民惑星の黄昏地帯。人類は、ゆるやかに衰退していた。。ソフィーは、異質な知的生命体ゲレトと出会い、生き延びるための重大な秘密に迫っていくが!?・・
過酷な環境の惑星で、人類が生き延びるには!?ーー
2019年 受賞作
「宇宙【そら】へ」 メアリ・ロビネット・コワル(著)
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞の話題作
宇宙開発SF
1952年、ワシントンD.C近海に落下した巨大隕石により、アメリカ東海岸が壊滅する。。元パイロットで数学の博士号を持つエルマは、隕石落下による環境の激変を導き出す。人類が生き残るためには宇宙開発に乗り出さなければいけないが!?・・
2018年 受賞作
「星間帝国の皇女-ラスト・エンペロー」 ジョン・スコルジー(著)
<スペースオペラ>シリーズ
インターディペンデンシーは、異時空内の流れ「フロー」を用いた超光速航行で成立する星間帝国。しかし、そのフローは崩壊しつつある。。惑星ハブで皇位を継いだカーデニアは、破滅迫る帝国で、権力争いに巻き込まれていくが!?・・
2017年 受賞作
「三体III 死神永生」 劉 慈欣(著)
SFが読みたい【ベストSF2021】第1位
中華SF小説の金字塔「三体」シリーズの最終章
全世界で2900万部のベストセラー3部作の完結篇
三体世界に対抗すべく立案された地球文明の切り札「面壁計画」。その背後で進行していたプラン「階梯計画」を実現に導いたのは、航空宇宙エンジニアの程心(チェン・シン)。学生時代に彼女の友人だった男・雲天明(ユン・ティエンミン)との関係が、この計画の鍵を握る!?ーー
2016年 受賞作
「星群艦隊」 アン・レッキー (著)
本格宇宙SFの傑作<叛逆航路>3部作の最終章
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、アーサー・C・クラーク賞、英国SF協会賞、英国幻想文学大賞、星雲賞など、12冠を獲得した「叛逆航路」の第3弾
アソエクの星系におよぶ戦火。圧倒的な力を持つ異星種族プレスジャー。分裂したラドチの絶対的支配者。。ブレクは、贖罪の決意を胸に戦い続けるが!?ーー
2015年 受賞作
「亡霊星域」 アン・レッキー(著)
「叛逆航路」に続く、SFシリーズ第2弾
宿敵アナーンダから艦隊司令官に任じられたブレク。かけがえのない人の妹が住む星系を守るため出航する。しかし、誰が敵で、誰が味方かわからない状況でどう戦う!?ーー