【2024年新刊】国内小説のおすすめタイトル一覧

2024年新刊国内ミステリ

2024年発売の国内ミステリの注目作品をまとめています。

このミステリがすごい!大賞の受賞作や警察小説新人賞の受賞作など、話題作が発売。

面白い小説をお探しの方に参考にして頂けたらと思います。

11月の注目新刊

「架空犯」 東野 圭吾(著)

シリーズ最新作

「白鳥とコウモリ」の世界が再び!?ーー

 

「連続殺人鬼カエル男」 中山 七里(著)

40万部突破の大人気シリーズ

殺害方法と犯行声明文で世間を震撼させた「カエル男連続猟奇連続殺人事件」。事件のキーマン・有働さゆりは、医療刑務所から脱走し、行方知れずだった。そして、精神疾患を抱える殺人犯を無罪にした人権派弁護士が殺害される事件がは発生する。遺体発見現場には、あの犯行声明文が!?・・

 

「死命」 薬丸岳(著)

死命
幻冬舎
発売日:2024/11/8

榊信一は、若くしてデイトレードで成功していた。しかし、ある日、末期癌で余命わずかだと医者に告げられる。それを機に、彼は、自身の欲望に忠実に生きることを決意する。そしが、連続殺人の始まりだった!ーー

 

「死神と天使の円舞曲」 知念実希人(著)

死神シリーズ、ハートフル・ミステリ第3弾

レオとクロの2匹のコンビが、事件を解決する!

キュートな動物の姿を借りて、地上に遣わされた死神・レオとクロ。レオは、ゴールデンレトリバー。クロは、黒猫。
そんな2匹は、予想外の事態に直面する。相次ぐ連続放火事件の中、2匹の追う事件が重なり合い、深い闇に挑むことに!?・・

 

「両手にトカレフ」 ブレイディみかこ(著)

Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞 第2回(2019年)受賞作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著者によるYA(ヤングアダルト)

14歳のミアは、寒い冬の日、制服の短いスカートで、図書館の前に立っていた。その図書館で夢中に読むのは、カネコフミコの自伝。学校では自分の重い現実を話せずにいる中、同級生よりもフミコの方が近く感じられた。そんなミアも、同級生のウィルにラップのリリックを書いてほしいと頼まれ、少しずつ変わり始める!?・・



12月の注目新刊

「マリアを運べ」 睦月 準也(著)

2024年(第14回)アガサクリスティ賞 受賞作

17歳の運び屋・風子。依頼により、ある荷物を運ぶことになる。彼女は、持ち前の運転技術を駆使し、長野県の諏訪を目指す。ヤクザ、新興宗教、某国のスパイなどが荷物を狙うが、依頼を完遂できるのか!?ーー

 

「トライロバレット」 佐藤 究(著)

「テスカトリポカ」直木賞を受賞したクライムノヴェルの巨匠・最新作

ダークファンタジー小説

アメコミ的ヒーローが出現。三葉虫の被り物をしているが、超能力の代わりに使う武器とは!?・・



10月の注目新刊

「禁忌の子」 山口 未桜(著)

禁忌の子
東京創元社
発売日:2024/10/10

第34回(2024年)鮎川哲也賞 受賞作

現役医師による医療×本格ミステリ

救急医・武田の元に搬送されてきた一体の溺死体。その身元不明の遺体は、武田と瓜ふたつだった。。武田は、旧友の医師・城崎と共に、調査を始める。そこから見えてくる思いもよらぬ真相とは!?・・ 過去と現在が交錯し!?

 

「婚活マエストロ」 宮島 未奈(著)

[2024年] 本屋大賞を受賞した話題作「成瀬は天下を取りに行く」著者の最新作

40歳の三文ライター・猪名川健人は、怪しげな婚活会社「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を書く仕事を引き受ける。地味なパーティーに現れたのは、美女の鏡原奈緒子だった。彼女は、婚活業界では名を知らぬ者がいない「婚活マエストロ」だった!?・・

 

「スメラミシング」 小川 哲(著)

スメラミシング
河出書房新社
発売日:2024/10/10

「地図と拳」で直木賞を受賞した作家の最新作

宗教 ✕ 超弩級エンタメ6篇を収録の作品集

SNS上のカリスマアカウント〈スメラミシング〉を崇拝する「覚醒者」達のオフ会。そこで始まる陰謀論✖サイコサスペンス!?・・

 

「さかさ星」 貴志 祐介(著)

数百年続く「呪い」の恐怖を描く長編ホラー

戦国時代から続く名家の福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。。福森家と親戚関係にある中村亮太は、霊能者の賀茂禮子と共に事件の調査を行うが!?・・

 

「秋雨物語」 貴志 祐介(著)

絶望を描いたホラー4編の連作集

このホラーがすごい!2024年版【国内篇】第7位「梅雨物語」など、ホラーミステリで知られる作家の最新作

作家の青山黎明が原稿を残し失踪する。それは、長年悩んできた転移現象の記録だった・・ そんな彼は、さらに悪夢に引きずり込まれていき!?・・

 

9月の注目新刊

「明治殺人法廷」 芦辺 拓(著)

「大鞠家殺人事件」で、2022年日本推理作家協会賞を受賞作家の最新作

〈明治小説〉の奇想と大仕掛けが21世紀に蘇る!?ーー

明治20年に発布・施行された保安条例のために東京を追放された新聞記者の筑波新十郎。大阪の駆け出し弁護士の迫丸孝平。出会うはずのない2人は、質屋一家の殺人事件の謎に挑むが!?・・

 

「彼女が探偵でなければ」 逸木 裕(著)

2024年、面白いと話題で注目の短編集

痛切で美しい、謎解き探偵の全5編

探偵社で部下を育てる立場にある2児の母・森田みどり。学生の頃から探偵の真似事で、人の本性を暴くことが好きだった。そんな彼女が、探偵人生と向き合いながら、数々の事件を紐解いていき!?・・

 

「穢れた聖地巡礼について」 背筋(著)

「近畿地方のある場所について」で、【このホラーがすごい!2024年版】第1位となった著者の最新作

フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと池田の「オカルトヤンキーch」のファンブック企画だった。池田と小林は、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことになるが!?・・

 

「イッツ・ダ・ボム」 井上 先斗(著)

2024年(第31回)松本清張賞 受賞作

鮮烈なデビュー作の犯罪小説

「日本のバンクシー」と耳目を集めるグラフィティライター界の新鋭・ブラックロータス。ウェブライターは、衝撃の事実にたどり着くが、この人物の正体と思惑とは!?・・

 

「存在のすべてを」 塩田 武士(著)

[2024年] 本屋大賞 第3位

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、被害男児の現在を知ることになる。事件の真実を求めて再取材を行うと、ある写実画家の存在が浮かびあがり!?ーー

 

「作家刑事毒島の暴言」 中山 七里(著)

大人気「作家刑事毒島」シリーズ第4弾

若手刑事の高千穂は、作家兼業の名物刑事・毒島と作家の卵が殺された事件を捜査する。被害者の通っていた小説教室を訪ねるが、マウントの取り合いの異様な光景が目に入り!?・・

 

8月の注目新刊

「フェイク・マッスル」 日野 瑛太郎(著)

2024年(第70回)江戸川乱歩賞 受賞作

フェイクが氾濫する時代の真実の物語

人気アイドルの大峰颯太は、ボディービル大会の上位入賞を果たす。しかし、SNS上で「短期間であの筋肉ができるわけがない」と炎上してしまう。。ドーピングの疑いがかかる中、大峰はパーソナルジムを六本木にオープンする。新人記者の松村健太郎は、ドーピング疑惑を引き出そうとするが!?・・

 

「復讐の泥沼 」 くわがきあゆ(著)

このミス大賞・文庫グランプリ受賞作「レモンと殺人鬼」著者の最新作

戦慄のサイコサスペンス

日羽光は、古民家カフェの崩壊事故で、一緒にいた盛岡颯一をうしなう。颯一を見捨てた医療従事者らしき2人の男は、なぜ助けようとしなかったのか!? 光は、男の身元を調べ接触を図るが!?・・

 

「嘘か真言か」 五十嵐 律人(著)

社会派リーガルミステリー

特殊詐欺事件に挑む新任判事補と裁判官。現代の姿が炙り出された事件簿。

「法廷遊戯」で知られるリーガルミステリの雄の最新作

 

7月の注目新刊

「法廷占拠 爆弾2」 呉 勝浩(著)

ハードボイルド(クライムノヴェル)の巨匠の最新作

第1弾となる「爆弾」は、このミステリーがすごい!2023年版【第1位】です。

日本推理作家協会賞など、数々の賞を受賞してきたクライムノヴェルの大御所です。

史上最悪の爆弾魔・スズキタゴサクの裁判中に、銃を持ったテロリストが乱入し、籠城事件が発生する。警察とテロリストの戦いが再び始まるが!?・・

史上最悪の爆弾魔が囚われた時、新たな悪が生まれる!?ーー

 

「地面師たち ファイナル・ベッツ」 新庄 耕(著)

Netflixでドラマ化された「地面師たち」の続編

不動産詐欺のクライムノヴェル

シンガポールのカジノで全財産を失い、失意のどん底にいた元Jリーガーの稲田。大物地面師のハリソン山中は、苫小牧の不動産詐欺メンバーの一員として稲田に仕事を依頼する。一方、警視庁捜査二課のサクラは、捜査を続けるうち逃亡中のハリソン山中が北海道にいるとの情報をつかみ!?・・

 

「バリ山行」 松永K三蔵(著)

【2024年上半期】芥川賞 受賞作

山と人生が重なる純文学山岳小説

建外装修繕を専門とする新田テック建装に勤める波多。同僚に誘われ、六甲山登山に参加する。やがて、社内登山グループは正式な登山部となる。そんな折、ベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる登山「バリ山行」をしていることを知り!?・・

 

「密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック」 鴨崎暖炉(著)

2022年(第20回)「このミステリーがすごい!大賞」文庫グランプリ受賞作「密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック」著者の最新作

奇妙な風習の伝わる八つ箱村で起こる8連続密室殺人事件

密室トリック好きにおすすめの1冊。

 

「狐花 葉不見冥府路行」 京極 夏彦(著)

近年でも「鵼の碑」で、このミステリがすごい!2024年版【国内篇】第2位など話題の京極 夏彦の最新作

幽霊騒動に挑む中禅寺洲齋。歌舞伎の舞台化のため書き下ろされた、長編ミステリ

 

「アンデッドガール・マーダーファルス 4」 青崎 有吾(著)

「地雷グリコ」で、[2024年]日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞を受賞した著者の最新作

十九世紀末のヨーロッパ、怪物事件専門の探偵・輪堂鴉夜と、奇妙な鳥籠を持つ男・真打津軽が活躍する幻想文学。

2023年7月よりフジテレビでTVアニメ化されています。

 

「フェイクドキュメンタリーQ」 フェイクドキュメンタリーQ(著)

チャンネル登録者数28万人超の人気YouTube動画の短編集

チャンネル内で再生回数の多い「封印されたフェイクドキュメンタリー」「-(basement)-BASEMENT」「フィルムインフェルノ」「Sanctuary」等をもとにしたホラー作品集。

モキュメンタリ―ホラーのパイオニア的存在の著者。

 

6月の注目新刊

「笑うマトリョーシカ」 早見 和真(著)

ドラマ化で話題沸騰の原作小説

47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男。しかし、「彼が誰かの操り人形だったら?」・・ 女性記者が背景を探ると不審死や怪しい人間関係が見えてきて!?・・ 人間の心の闇に迫るミステリー。

 

「ドキュメント」 湊 かなえ(著)

学園青春×ミステリ小説

湊かなえの最新作

ひょんなことから放送部に入部する圭祐。ドローンを使い、コンテストのためテレビドキュメント部門の撮影を進めていたが、煙草を持つ陸上部の良太の姿が映り込んでいた。。圭祐達は真実を探っていくが!?・・

 

「闇祓」 辻村 深月(著)

闇祓
KADOKAWA
発売日:2024/6/13

直木賞作家の本格ホラーミステリ

「傲慢と善良」でも話題になりました。

転校生の白石要は、不思議な青年だった。優等生の澪は、距離を縮めようとするが、何か違和感を感じる。。身の危険を感じた澪は、先輩の神原一太に助けを求めるが!?・・

 

「難問の多い料理店」 結城 真一郎(著)

「#真相をお話しします」で話題となった著者の最新作

笑いあり、怖さありの本格ミステリ

ビーバーイーツの配達員の「僕」は、注文を受けたレストランでオーナーシェフと出会う。この店は、探偵業も担っているらしい。オーナーは、配達員に情報を運ばせることで謎を解いていくが!?ーー

 

「明智恭介の奔走」 今村 昌弘(著)

「屍人荘の殺人」の著者の最新作

〈明智恭介〉シリーズの短編集。5つの事件を描く。

神紅大学ミステリ愛好会会長の明智恭介が、様々な謎を解く学園ミステリ。彼は名探偵なのか、トラブルメーカーなのか!?・・

 

「ボーンヤードは語らない」 市川 憂人(著)

「ジェリーフィッシュは凍らない」で知られる著者の最新作

シリーズ初の短編集。マリアと漣が挑む4つの不可能犯罪とは!?ーー

U国A州の空軍基地にある「飛行機の墓場」で、兵士の死体が発見される。空軍少佐のジョンは、フラッグスタッフ署の刑事・マリアらに協力を求めるが!?・・

 

「海神の子」 川越 宗一(著)

「熱源」で直木賞を受賞した著者の最新作

初代中華民国総統の蔣介石と並び「三人の国神」の一人と言われる男の半生とは!?ー

江戸の人々を熱狂させた舞台「国姓爺合戦」。そのモデルの鄭成功は、台湾の英雄となった。中国の海賊と日本人の間に生まれた少年・福松(後の鄭成功)。そこに、台湾を根城にする大海賊の頭となっていた母・松が迎えに来る。鄭家は、海寇達や東インド会社を下し、ついには大明国から城と将軍職を与えられる。しかし、李自成の乱が起こり明は滅亡、清軍が攻めてきて!?・・

 

5月の注目新刊

「万両役者の扇」 蝉谷 めぐ実(著)

第15回(2024年)山田風太郎賞 受賞作

歌舞伎役者・今村扇五郎を中心にした6篇の連作短編集

役者に魅せられた者達の時代ミステリ

江戸森田座気鋭の役者・今村扇五郎の女房の座を狙い、近づくお春。ある日、若手役者の他殺体があがり!?・・ 扇五郎に魅せられた面々の人生の歯車は狂っていき!?・・

 

「六色の蛹」 櫻田 智也(著)

六色の蛹
東京創元社
発売日:2024/5/31

「蟬かえる」シリーズの最新作

「蟬かえる」は、日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞をW受賞しました。

昆虫好きの優しい青年は名探偵。山で起きた銃撃事件の謎。季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意。ピアニストの遺品から消えた楽譜の行方。それぞれの謎を解き明かす全6編

 

「ビブリオフォリア・ラプソディ あるいは本と本の間の旅」 高野 史緒(著)

旅と本にまつわる5つの物語

[2024年] 星雲賞、SFが読みたい!2024年版【国内篇】第1位などで話題になった「グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船」著者の最新作

本好きの、本好きによる、本好きのための本

 

「剣持麗子のワンナイト推理」 新川 帆立(著)

[2021年] このミステリがすごい大賞「元彼の遺言状」著者のシリーズ最新作

大手法律事務所で働く剣持麗子は、一般民事の相談にも乗る羽目になる。深夜に次々と舞い込む事件を解決できるのか!?ーー

 

「真贋」 深水 黎一郎(著)

真贋
講談社
発売日:2024/5/22

傑作美術ミステリ

警視庁に新設された「美術犯罪課」。美術にまつわる犯罪を解決するため、森越歩未(もりこし・あゆみ)と部下・馬原茜(まはら・あかね)は、名画コレクションの巨額脱税疑惑を捜査するが!?・・

 

4月の注目新刊

「冬期限定ボンボンショコラ事件」 米澤 穂信(著)

直木賞作家。「可燃物」で、このミステリがすごい2024年【国内篇】第1位を獲得した著者の最新作

高校3年生の小鳩常悟朗。ある日、轢き逃げにあい、病院に搬送された。病室で目を覚ました小鳩は、足の骨折で、大学受験が困難になったことを知る。そんな小鳩の枕元には、「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた・・

 

「魔女の後悔」 大沢 在昌(著)

魔女シリーズ、9年ぶりの最新作

ハードボイルド小説の巨匠の人気シリーズ

韓国・巨額詐欺事件の遺産を継ぐ少女と売春島を生き抜いた女!?ーー

通称「地獄島」に娼婦として売られた過去を持つ女・水原。ボディーガードとして同行した13歳の少女の亡父が、韓国政財界を震撼させた巨額詐欺事件の主犯だったことを知り!?・・

 

3月の注目新刊

「サロメの断頭台」 夕木 春央(著)

「方舟」著者の最新作

オランダの富豪、ロデウィック氏を訪ねた油絵画家の井口。美術品の収集家でもあるロデウィック氏は、井口の絵を見て「そっくりな作品を見た」ことに気づく。そんな井口の周りでは、戯曲「サロメ」になぞらえた連続殺人が発生し!?・・

天才芸術家の死、盗作事件、贋作事件!?ーー

 

「卒業のための犯罪プラン」 浅瀬 明(著)

2024年(第22回)このミステリがすごい!大賞【文庫グランプリ】受賞作

木津庭特殊商科大学。学内での買い物、家賃、単位の売買にも使える「ポイント」を獲得するため、凌ぎを削る学生達。アプリを開発する者、ガールズバーを営む者など様々だが、そんな中、2年生の降町は、ほぼゼロの状態から「ポイント」を貯めることになり!?・・

 

「spring」 恩田 陸(著)

史上初の直木賞&本屋大賞をW受賞した作家の最新作

構想・執筆10年のバレエ小説

舞踊家で振付家の萬春(よろず・はる)。8歳でバレエに出会い、15歳で海を渡った。同時代にめぐりあう踊る者、作る者、見る者、奏でる者!?ーー

舞踊の「神」を追い求めた1人の天才を巡る長編小説。

 

「ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~」 三上 延(著)

ビブリア古書堂シリーズの最新作 第4弾

夏目漱石・名著の秘密

戦中に、鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」。1,000冊あったと言われる貸出本が見つかったのは数冊。残りはどこにあるのか!?・・ 行方を捜す依頼は、昭和、平成、令和のビブリア古書堂の娘達に受け継がれて!?ーー

3つの世代を超えて紐解く、鎌倉文庫の謎!?ーー

 

「家族解散まで千キロメートル」 浅倉 秋成(著)

どんでん返し家族ミステリ

29歳の喜佐周(きさ・めぐる)は、実家暮らしをしている。独立することになり、引っ越しの整理をしていたところ、不審な箱が見つかる。ニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものだった。父が犯人なのか!?・・

「六人の嘘つきな大学生」で、ブランチBOOK大賞2021を受賞した著者の最新作

 

2月の注目新刊

「推しの殺人」 遠藤 かたる(著)

2024年(第22回)このミステリがすごい!大賞【文庫グランプリ】受賞作

行き着く先は破滅!?それとも、ステージ!?

3人組の女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」。大阪で活動する彼女らは、様々な問題を抱えている。しかも、メンバーの一人が、事務所で人を殺してしまう。3人は、死体を山中に埋めることを決意するが!?・・

 

「異端の聖女に捧げる鎮魂歌」 宮園 ありあ(著)

 [2020年] アガサ・クリスティー賞【優秀賞】受賞「ヴェルサイユ宮の聖殺人」シリーズ 第2弾

フランス革命前夜!ブルボン朝時代を背景に、孤城にまつわる呪いと連続殺人の謎!?

1783年10月。ヴェルサイユ宮の殺人事件を解決した公妃マリー=アメリーのもとに手紙が届く。女子修道院長からのもので、公妃は女子修道院へ赴く。しかし、見習い修道女の死体が発見され!?・・

 

1月の注目新刊

「ファラオの密室」 白川 尚史(著)

2024年(第22回)このミステリーがすごい!大賞 受賞作

紀元前1300年代前半、古代エジプト。

神官・セティは、死んでミイラにされたが、心臓が欠けているため、冥界の審判を受けることが出来ない。期限は3日、心臓を取り戻すため、地上に舞い戻る。やがて、棺に収められた先王のミイラが、密室状態のピラミッドから消失し、大神殿で発見されたという、もう一つの謎に直面し!?ーー

 

「県警の守護神:警務部監察課訟務係」 水村 舟(著)

2023年(第2回)警察小説新人賞 受賞作

警察 ✖ リーガルミステリ

警察官が訴えられた時に登場する「訟務係」。その「訟務係」がメインで貴重

新人警察官の桐嶋千隼。バイクの自損事故現場で轢き逃げに遭う。病院で目を覚ますと、バイクの少年は死亡していて、桐嶋は責任を巡る訴訟を起こされてしまう。。そこに、弁護士資格を持つ警察官・荒城が訪れる。「県警の守護神」と呼ばれる彼と訴訟に巻き込まれていく桐嶋だが!?ーー

 

「成瀬は信じた道をいく」 宮島 未奈(著)

「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 第1位」になり、話題になった「成瀬は天下を取りにいく」の第2弾

話題沸騰の青春小説全5篇

今日も誰かと交差する成瀬の人生。個性豊かな人々が成瀬あかりと関わる。幼馴染みの島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪していて!?・・