【ヤングアダルト(YA)小説45冊】青春冒険ミステリなど

ヤングアダルト小説

ヤングアダルト(ティーン向け)ジャンルの人気小説をまとめています。

中学生、高校生などの学生さんなど、ティーンエイジに特に人気の小説などを掲載。

冒険、青春小説など純文学や学園ミステリ小説など。

国内編

「逆ソクラテス」 伊坂 幸太郎(著)

[第33回] 柴田錬三郎賞 受賞作

爽快!放課後青春小説

「逆ソクラテス」ーカンニングから始まった作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらない結末へ!?・・ 「アンスポーツマンライク」ー最後のミニバス大会。5人は、あと一歩のところで負けてしまうが、まが戦いは続く!?--

伊坂幸太郎による短編全5編。読後感も心地良い1冊。

 

「成瀬は天下を取りにいく」 宮島 未奈(著)

読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 第1位

話題沸騰の青春小説

2020年、中2の夏休み。幼馴染の成瀬あかりが、変なことを言い出した。「わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。西武大津店に毎日通い、中継に映るという!?・・ 全力で我が道を突き進む成瀬から目が離せない!?ーー

 

「月の立つ林で」 青山 美智子(著)

読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 第2位

心震える傑作小説

つまずいてばかりの日常。耳にしたのは、タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト「ツキない話」だったーー

元看護師、夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係に悩む二輪自動車整備士、自立を願う女子高生。月のように想いの満ち欠けをくり返し、かけがえの毎日を生きるーー

 

「推しの殺人」 遠藤 かたる(著)

2023年 このミステリがすごい!大賞【文庫グランプリ】受賞作

行き着く先は破滅!?それとも、ステージ!?

3人組の女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」。大阪で活動する彼女らは、様々な問題を抱えている。しかも、メンバーの一人が、事務所で人を殺してしまう。3人は、死体を山中に埋めることを決意するが!?・・

 

「名探偵じゃなくても」 小西 マサテル(著)

「名探偵のままでいて」(2023年「このミステリがすごい!大賞」受賞)続編

ラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」「南原清隆(ウッチャンナンチャン)のつれづれ発表会」などの番組を手掛ける放送作家のミステリ小説

学校の七不思議、密室状態からの消失。謎を解くのは、認知症を患う老人!?ー

 

「女王はかえらない」 降田 天(著)

2015年(第13回)このミステリがすごい!大賞 受賞作

学園ミステリー

片田舎の小学校。東京から美しい転校生・エリカがやってくる。それまで、クラスの女王として君臨していたマキとエリカは、激しい権力闘争を引き起こす。。そして、物語はまさかの展開に!?・・ 伏線、張り巡らされた2度読み必至の物語。

 

「午後のチャイムが鳴るまでは」 阿津川 辰海(著)

このミステリがすごい!2024年版【国内篇】第11位

青春学園ミステリ、5篇の連作短編集

九十九ヶ丘高校、ある日の昼休み。高校生達の群像劇と技巧のトリックなど。爽快感、情熱、青春、ミステリーなど、学生時代に戻りたくなるような1冊。

 

「でぃすぺる」 今村 昌弘(著)

「屍人荘の殺人」で、本格ミステリ大賞【小説部門】を受賞し、「このミステリーがすごい!2018年版」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」で第1位を獲得し、史上初の3冠となった著者の最新作

ジュブナイル×オカルト×本格ミステリの傑作推理小説

小学6年生、ユースケは、小学校最後の生活で壁新聞作りをするため「掲示係」に立候補する。そこに優等生のサツキも立候補する。サツキは、1年前に亡くなった従姉のマリ姉を殺した犯人を追い、マリ姉の遺品、パソコンに「奥郷町の七不思議」のファイルを見つけるが!?・・

 

「オルタネート」 加藤シゲアキ(著)

第8回(2021年)【高校生直木賞】受賞作

[第42回] 吉川英治文学新人賞 受賞作

新時代の青春小説

東京のとある高校。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須の時代。料理コンテストで起こった悲劇の後遺症に悩む蓉(いるる)。母との軋轢で、真実の愛を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、音楽家の集うシェアハウスへ潜り込んだ尚志(なおし)。恋、友情、家族とは!? 3人の若者達の運命が加速するーー

 

「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂 冬馬(著)

[2022年] 高校生直木賞受賞

2021年(第11回)アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

キノベス!2022【第1位】(紀伊国屋書店スタッフがおすすめする)

1942年、モスクワ近郊に暮らす少女セラフィマ。独ソ戦が激化する戦時下、急襲したドイツ軍により母親を含む村人達が惨殺される。。

その後、彼女は復讐のため、一流の狙撃兵になることを決意する。やがてスターリングラードの前線へと向かうが!?・・

 

「汝、星のごとく」 凪良 ゆう(著)

[2023年] 高校生直木賞 受賞作

[2023年] 本屋大賞 受賞作

キノベス!2023(紀伊國屋書店スタッフによるベスト)第1位

2020年に「流浪の月」でも本屋大賞を受賞しています。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)。自由奔放な母に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。共に、欠落と孤独を抱えた2人は惹かれあい、成長していくーー

 

「六人の嘘つきな大学生」 浅倉 秋成(著)

ブランチBOOK大賞2021受賞作

このミステリーがすごい!2022年版【国内編】第8位

映画化も決定している青春ミステリ

IT企業「スピラリンクス」の新卒採用で、最終選考に残った6人の就活生。1ヶ月後までにチームでディスカッションをするという課題を与えられる。仲間だったはずの6人は、1人の内定者を決めるためライバルになる。議論の中、個人名が書かれた封筒に「●●は人殺し」とあり!?・・ 6人の嘘と罪とは!?--

 

「心臓の王国」 竹宮 ゆゆこ(著)

読書メーター読みたい本ランキング1位(5月、月間)

青春ロマンス小説

「アストラル神威」と名乗る美青年と出会う17歳の鬼島鋼太郎。予測不能な行動をとる彼は、鋼太郎を困惑させる。。面倒に巻き込まれたくない鋼太郎は距離をとるが、数日後、アストラル神威は、鋼太郎の通う高校へ転入してくる。彼と共に鋼太郎は高校生活をおくるが、神威が抱える「恐ろしい秘密」を知り!?― 衝撃のラスト

 

「推し、燃ゆ」 宇佐見りん(著)

推し、燃ゆ
河出書房新社
発売日:2020/9/10

第164回(2020年下半期)【芥川賞】受賞作

2021年いちばん売れた小説!第1位

推し活に励む女子高生が主人公の純文学

デビュー作「かか」【三島由紀夫賞】最年少受賞の作家。

ある日突然、推しが炎上し――。芸能人・俳優・アイドルなどの通称「推し」。そんな推しを愛することに生活をささげる高校生あかり。ある日突然、推しがファンを殴った・・

 

「化石少女と七つの冒険」 麻耶雄嵩(著)

化石少女シリーズ第2弾

恋愛ありの青春・学園ミステリ

化石オタクの神舞まりあは、部員わずか1人という古生物部を率いていた。そこに何故か加入してきた1年生。まりあは、彼をワトソン役に女子高生探偵として、学園の相次ぐ怪事件に挑むが!?・・

 

「高校事変」 松岡 圭祐(著)

紀伊國屋書店 電子書籍 文芸(日本文学)ウィークリー1位

孤独な女子高生が闘うアクションYA小説

犯罪集団リーダーの次女・優莉結衣。通っている高校に、支持率向上を図る総理大臣が訪問することになる。しかし、総理大臣の命を狙う武装勢力が侵入し、校舎を占領し!?・・

 

新章の開幕となったシリーズ最新作は「高校事変 13」です。

 

「この夏の星を見る」 辻村 深月(著)

青春の感動作!

茨城県立砂浦第三高校の高校生・亜紗。天文部で活動するが、コロナ禍で活動が制限される。。渋谷区立ひばり森中学の中学生・真宙(まひろ)は、「長引け、コロナ」と日々念じている男子。長崎県五島列島の旅館の娘で高校生の円華(まどか)は、クラスメイトに天文台に誘われる。コロナ禍による緊急事態で、複雑な思いを抱える中高生達。やりきれない中、リモート会議を駆使し、天文部の生徒達は、全国で繋がっていき!?ーー

 

「夏色ジャンクション」 福田 栄一(著)

青春ロードノベルの決定版

ミニバンで暮らし寝起きする信之。700万円の大金を所持する老人イサムと出会い、アメリカ娘・リサも加わり、3人で東北を巡ることになる。偶然出会った3人の人生がクロスし、8日間の旅のゆくえは!?ーー

夏の旅が味わえる1冊。

 

「52ヘルツのクジラたち」 町田 そのこ (著)

【2021年】本屋大賞 受賞作

他のクジラが聞きとれない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラ。周りに仲間がいても世界一孤独だと言われている。
母に虐待された少年と人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚。互いに孤独な彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれるーー

 

「四畳半タイムマシンブルース」 森見 登美彦(著)

「四畳半神話体系」と映画「サマータイムマシンブルース」のコラボ小説

真夏、クーラーが壊れて絶望していた私の前に、タイムマシンが現れた。悪友達を昨日に送り出したところでふと気づく。。過去を改変したら、この世界は消滅してしまうのでは!?・・ 私のひそかな恋の行方は!?・・

 

「夏の騎士」 百田 尚樹(著)

百田尚樹版 スタンド・バイ・ミー!?

ひと夏の冒険を描いた少年小説

43歳の主人公が小学6年生の夏(昭和最後の夏)を振り返る。。秘密基地、友達、人間関係など、誰もが経験したような懐かしさと夏休みの雰囲気があります。サスペンス要素も含みつつ・・

少年達の経験と共に、大人でも昔の夏休みを思い出すような作品。

 

「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」 青柳 碧人(著)

西洋童話がベースの連作短編ミステリ

クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきん。旅の途中で事件に遭遇するが!?--

前作「むかしむかしあるところに、死体がありました。」は、紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする「キノベス!2020年 第2位」などになっています。

 

「GOSICK RED GOSICK グレイウルフ探偵社編」 桜庭 一樹(著)

直木賞受賞作家による大人気ミステリシリーズ

1930年代初頭、ニューヨーク。禁酒法下の街で超頭脳を持つ少女ヴィクトリカは、探偵事務所を開く。久城一弥は、新聞社で働いている。ある日、闇社会の男からギャング連続殺人事件の解決を依頼され、2人は、全米を揺るがす陰謀に巻き込まれ!?・・

ダークでキュートな名探偵が活躍する、ゴシックミステリシリーズ新章!

 

「時をかける少女」 筒井 康隆(著)

映画化もされている不朽の青春SF小説

尾道の風景描写とともに、青い空、まぶしい太陽、入道雲、木々の緑、美しい夕暮れなど、夏を感じる1冊。

思春期の少女が体験した不思議な世界。。



海外編

「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーエンズ(著)

[2021年] 本屋大賞【翻訳小説部門】第1位

このミステリがすごい!2021年版【海外編】第2位

少女の成長譚を絡めたミステリ

ノースカロライナ州の湿地。少女カイアは、6歳で家族に見捨てられた時から1人で暮らす。村の人々に「湿地の少女」と呼ばれながら。。そんな、ある日、湿地で男の死体が見つかる。やがて、少女の人生が不審死事件と交錯するとき!?--

野鳥や動物、湿地の生き物達の描写など、動物行動学の博士号を持つ著者ならではの自然描写豊かな1冊。

 

「エレベーター」 ジェイソン・レナルズ(著)

エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ協会賞)YA部門 受賞作

ロサンゼルス・タイムズ文学賞 受賞作

ポエトリー、タイポグラフィを駆使し、ラップのような斬新な手法

射殺された兄のかたきを討つため、15歳のウェルは、銃を持ってエレベーターに乗り込む。7階から地上に到着するまで彼が出会う人々とは!?・・復讐のゆくえは!?--

 

「きみのいた森で」 ピート・ハウトマン(著)

アメリカ探偵作家クラブ協会賞 ヤングアダルト(YH)部門 受賞作

[2019年] エドガー・アラン・ポー賞【児童文学部門】受賞作

パラレルワールドを描くミステリ

スチューイは、祖父と母と3人暮らし。引っ越してきたエリー・ローズという少女と親しくなり、森の秘密の場所で遊ぶようになる。しかし、エリー・ローズは消えてしまう。。謎を解く鍵は、祖父の「秘密の書」。2人の世界は再び結ばれるのか!?-

 

「自由研究には向かない殺人」 ホリー・ジャクソン(著)

このミステリーがすごい!2022年版【海外編】第2位

ティーンエイジ向け謎解き青春ミステリ

高校生のピップは、自分の住む町で起きた5年前の17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺とされていたが、その少年と親しかったピップは、彼が犯人とは思えず無実を証明しようとするが!?・・

「優等生は探偵に向かない」「卒業生には向かない真実」の3部作の続編も発売。

 

「ブート・バザールの少年探偵」 ディーパ・アーナパーラ(著)

[2021年] アメリカ探偵作家クラブ賞 最優秀長篇賞 受賞作

インド社会の闇を描いた傑作。インドのスラムに住む9歳の少年が探偵

インドのスラムに住む9歳の少年。ある日、クラスメートが行方不明になり、探偵団を結成し捜索するが!?・・バザールや地下鉄を捜索するうち、想像を遙かに超える現実が・・

 

「ロンドンアイの謎」 シヴォーン・ダウド(著)

[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第7位

カーネギー賞受賞作家による謎解きミステリ

観覧車ロンドン・アイに乗りにでかけた12歳の少年テッドと姉といとこのサリム。観覧車が一周した時、サリムは降りて来なかった・・何故、どうやって消えたのか!? 少年テッドが謎に挑むが!?

 

「サインはヒバリ パリの少年探偵団」 ピエール・ヴェリー(著)

[第1回] 冒険小説大賞受賞作家のジュブナイル・ミステリ

少年探偵団が、消えた仲間を探すため、パリの街をかけまわる!

童謡「やさしいヒバリ」の先に待ちうける真実とは!?ーー

 

「雪の夜は小さなホテルで謎解きを」 ケイト・ミルフォード(著)

アメリカ探偵作家クラブ協会【YHヤングアダルト部門】受賞作

ほっこり聖夜の物語

12歳のマイロの両親が営む小さなホテル「緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)」。5人の奇妙な客が訪れ、数々の事件が起きる。。マイロは、彼らの目的を探るが!?・・ ホテルに隠された秘密とは!?--

 

「姉妹のように」 クロエ・コルマン(著)

第2回「日本の学生が選ぶゴンクール賞」受賞作

幼くしてナチの強制収容所で亡くなった、著者クロエの親族のコルマン3姉妹。クロエは、生存者や資料をあたるうち、別の3姉妹の存在を知るーー

 

「サインはヒバリ パリの少年探偵団」 ピエール・ヴェリー(著)

[第1回] 冒険小説大賞受賞作家のジュブナイル・ミステリ

少年探偵団が、消えた仲間を探すため、パリの街をかけまわる!

童謡「やさしいヒバリ」の先に待ちうける真実とは!?ーー

 

「濃霧は危険」 クリスチアナ・ブランド(著)

濃霧は危険
国書刊行会
発売日:2023/2/27

イギリス南部ダートムアが舞台の冒険小説

レデヴン館の相続人ビル・レデヴン少年は、親の命で休暇を過ごすため、目的地に向かっていたが、途中の荒れ地で運転手に車からつまみ出される。。ビルは荒れ地を彷徨ううち、少年パッチと知り合い、2人は行動を共にするが!?・・

英国ミステリ小説の黄金時代最後の作家と言われる著者の作品。

 

「列車はこの闇をぬけて」 ディルク・ラインハルト(著)

ドイツ児童図書賞にノミネートされたヤングアダルト小説

世界最貧国グアテマラ。14歳のミゲルは、米国へ働きに行ったきりの母を追い、故郷グアテマラを出てメキシコへ向かう。途中、他の10代の子供達と出会い、5人で無賃乗車してメキシコを縦断する旅を始めるが!?・・ 退廃した国境の街など、無事に生き抜くことができるか!?--

 

「カッコーの歌」 フランシス・ハーディング(著)

カッコーの歌
東京創元社
発売日:2022/11/18

英国幻想文学大賞 受賞作

サスペンス風、傑作ファンタジー

わたしは、11歳の少女トリス。池に落ちて記憶を失ったらしい。。意識を取り戻した時、耳元で聞こえたのは「あと7日」・・ 両親の会話から、ある男達がこの事故に関わっていると思われるが、わからない・・ わたしに何が起きているの?・・

「嘘の木」「影を呑む少女」「ガラスの顔」など、傑作ファンタジーを多く生み出してきたフランシス・ハーディングの最新作。

 

「ルミッキ 血のように赤く」 サラ・シムッカ(著)

トペリウス賞受賞作家によるYA(ヤングアダルト)小説

北欧ミステリー3部作の第1弾

北欧、フィンランドのYAミステリ

高校でも異色の存在のルミッキは、明晰な頭脳を持つ。ある日、暗室で血の染みがついた札束を目撃し、クラスメートと共に、犯罪事件に巻き込まれてしまうが!?-- 汚職、ドラッグ、殺人、謎の白熊(ヤーカルフ)・・ 事件の謎と共に、彼女の封印された過去も明らかになり!?・・

 

「ボーン・クロックス」 デイヴィッド・ミッチェル(著)

[2015年] 世界幻想文学大賞 受賞作

壮大な6つの物語

15歳の家出少女だった、いたって普通の女の子・ホリー。彼女の人生を軸に様々な物語が展開する。1984年のイングランド、イラク、アメリカ、2043年のアイルランドまで。

 

「詐欺師はもう嘘をつかない」 テス・シャープ(著)

17歳の少女が奮闘する物語

17歳の少女・ノーラは、恋人のアイリス、親友のウェスと銀行を訪れる。しかし、銃声が鳴り響き、銀行強盗に人質にとられてしまう。。毒親で詐欺師の母親に育てられたノーラは、修羅場をくぐり抜けてきた経験と詐欺師の技で、強盗達を出し抜こうとするが!?・・

 

「ひとり旅立つ少年よ」 ボストン・テラン(著)

「bookaholic認定2019年度翻訳ミステリー・ベスト10」 第3位

1850年代のアメリカ、南北戦争などの歴史的背景と奴隷制度(人種差別)絡みのロードノベル

ブルックリンからオハイオ、シンシナティ、ケンタッキー、ルイビルを経て、中西部を横切り目的地ミズーリまでを辿る。

少年の冒険譚であり、成長物語でもあります。

 

「東の果て、夜へ」 ビル・ビバリー(著)

英国推理作家協会(CWA)ゴールドダガー賞 最優秀長篇賞 受賞作

「このミステリがすごい!2018年版」第3位

少年の成長物語でもあるクライムロードノヴェルです。

LA(ロサンゼルス)からウィスコンシンへ2000マイルに及ぶ長い旅。仲間と共に、標的の裏切り者を殺しに行くために・・

 

「リンカーン・ハイウェイ」 エイモア・トールズ(著)

少年4人の旅と成長を描くロードノベル

刑務所から出た18歳のエメット。母が暮らしているサンフランシスコに弟と向かうが、車を悪友2人に奪われてしまう・・ 車をとり戻すため、エメットは弟と共にニューヨークに向かうが!?ーー

 

「父を撃った12の銃弾」 ハンナ・ティンティ(著)

アメリカ探偵作家クラブ(エドガー賞)最終候補作

このミステリがすごい!2022年版【海外編】第4位

娘の現代の物語と父の銃痕にまつわる過去の話。アラスカの大氷河、
アリゾナのソノラ砂漠、ワイオミングの大平原、西海岸のホイッドビー島など、北米大陸の美しい自然描写。

少女の成長小説であり、クライムサスペンス、ロードノベル。

 

「夜明けを探す少女は」 ジュリアナ・グッドマン(著)

アメリカ探偵作家クラブ賞最終候補作

黒人少女の成長を旅立ちを描くミステリ 

シカゴの高校に通う黒人の少女・ポー。絵の才能を活かし、卒業を機に、この街を出ると決めていた。そんなある日、姉のカティアが、不法侵入の疑いで警官に射殺される。ポーは姉の無実を証明するため、調査を始めるが!?・・

 

「あの夏が教えてくれた」 アレン・エスケンス(著)

バリー賞など3冠の「償いの雪が降る」著者による青春ミステリ

15歳の少年ボーディは、父を亡くし、母親と田舎町で暮らす。高校に馴染めず、友達もいない中、町で事件が起きる。隣人のホークのかつての部下の黒人女性が、不審な失踪を遂げる。ボーディーは、現実に悩みながらも成長するが!?--