2024年発売の注目の海外ミステリ小説をまとめています。
ホリー・ジャクソンの最新作や北欧ミステリのアーナルデュル・インドリダソンの新作、中華ミステリ小説など、注目作が豊富です。
11月発売 注目ミステリ小説
注目!「ヴァイパーズ・ドリーム」 ジェイク・ラマー(著)
[2024年度] CWA歴史ミステリー賞(ヒストリカル・ダガー)受賞作
虚実混交のジャズ・ノワール
1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで麻薬密売人をするクライドは、自身が犯した殺人を後悔していた。そんな折、ジャズ界の庇護者パノニカから願いを訊かれ、過去に思いを馳せる。1936年、トランペッターを志し都会に出てからの日々、歌姫に出会ってからの日々とは!?・・
注目!「破れざる旗の下に」 ジェイムズ・リー・バーク(著)
[2024年] エドガー賞(MWA)受賞作
南北戦争時代のルイジアナが舞台のミステリ
南北戦争下のルイジアナ。伯父の農園で過ごす外科医のウェイドは、戦場での過酷な体験に苛まれていた。一方、殺人容疑をかけられ、農園から脱走した奴隷女性のハンナ。運命に翻弄される彼らが辿り着いた真実とは!?ーー
「テンプル・ヒルの作家探偵」 ミーティ・シュロフ=シャー(著)
インドのアガサ・クリスティが放つ謎解きミステリ
ムンバイ、テンプル・ヒル。書斎で、親友の父親が死体で発見されたことを知る作家のラディ。その後、調査に乗り出すが!?・・
「黒い谷」 ベルナール・ミニエ(著)
フランス警察ミステリ「警部マルタン・セルヴァス」シリーズの最新作でベストセラー
第6弾となる今作も「全仏ベストセラー第1位」で、閉ざされたピレネー山中が舞台になっています。
シリーズは累計400万部突破で、「氷結」に始まり、第3弾の「魔女の組曲」なども話題になりました。
「記憶の虜囚」 ダヴィド・ラーゲルクランツ(著)
「ミレニアム 4~6」を書いた著者による北欧ミステリ
上流階級のレッケと移民のミカエラが事件の真相に迫るシリーズ第2作
クレアは、14年前、金融界で活躍していたが、失踪し、焼死体で見つかる。しかし、死んだはずの彼女が、ある写真に写り込んでいたという。ミカエラは、レッケと共にクレア生存の謎を捜査し始めるが!?・・
12月発売 注目ミステリ小説
「台北裁判」 唐 福睿(著)
台湾の少数民族・アミ族殺害事件で、ある少年が逮捕される。アミ族の弁護人のバオは、彼の冤罪を晴らそうとするが!?・・
「タッチ」 オラフ・オラフソン(著)
2020年、アイスランド。パンデミックでレストランを閉めたクリストファーに、50年前姿を消した元恋人ミコから1通のメールが届く。彼女は、何故、自分のもとを去ったのか!? 彼は日本へ向かう・・
「失墜の王国」 ジョー・ネスボ(著)
山間の村に住むロイ。そこに、彼の弟カールが村をリゾート地にする計画と共に帰ってくる。リゾート計画は村を豊かにするためだとカールは言うが、ロイはカールの本心を見抜いていた。そして、殺人事件が起こり!?・・
「ささやきの島」 フランシス・ハーディング(著)
ファンタジー作家の巨匠、フランシス・ハーディングの最新作
「嘘の木」「カッコーの歌」「影を呑んだ少女」などの著者の傑作YAファンタジイ
死者の魂を船に乗せて送り届ける渡し守をしているマイロの父。しかし、マイロの父は殺されてしまい、死者の魂を送り届けられるのがマイロだけになってしまう.. そして、マイロは船を出すが!?・・
「ファミリー・ビジネス」 S・J・ローザン(著)
私立探偵コンビ〈リディア&ビル〉シリーズの現代ハードボイルド
「南の子供たち」でも知られる作家のシリーズ最新作
チャイナタウンのギャング団のボスが病没する。彼が姪に残した所有地は、再開発計画でタワーマンションが建つ予定の場所だった。私立探偵のリディアは、相棒ビルと騒動が沈着するまで姪の護衛を務めることになるが!?・・ 幹部のひとりが殺されてしまい!?・・
「7人殺される」 周 浩暉(著)
「死亡通知書 暗黒者」で、このミステリがすごい!2021年版第4位など、中華ミステリをけん引してきた著者の最新作
10月発売 注目ミステリ小説
「キャクストン私設図書館」 ジョン・コナリー(著)
[2014年] アメリカ探偵作家クラブ【最優秀短編賞】受賞作
<本と物語>がテーマの短編、中編からなる作品集
もし、小説の登場人物に会い、物語を変えられたら!?・・ シャーロック・ホームズ、ドラキュラ伯爵、不思議の国のアリスなど名作のみんなが暮らす図書館で起きた大事件とは!?・・
「貧乏カレッジの困った遺産」 ジル・ペイトン・ウォルシュ(著)
英国ミステリの傑作「ウィンダム図書館の奇妙な事件」に始まるシリーズ第3弾
ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの卒業生で、国際的大企業の経営者が事故死したとの報が、学寮付き保健師イモージェンのもとに入ってくる。しかし、彼は、以前、イモージェンに「命を狙われている」と打ち明けていて!?・・
「告発者」 ジョン・グリシャム(著)
リーガルサスペンスの帝王、ジョン・グリシャムの最新作
判事の不正を調べる「司法審査会」。フロリダ州司法審査会に、判事がマフィアと組み、無実の人間に死刑判決を出したとの情報が寄せられる。調査官のレイシーは捜査を進めるが、先住民の経営するカジノとの関係が見えてきて!?・・
「ゴッド・パズル – 神の暗号 -」 ダニエル・トゥルッソーニ(著)
殺人鬼のジェスは、逮捕以来、ひと言も発さずパズルを作り続ける。パズル作家のマイクは警察に依頼され、パズルを解明することになる。しかし、そのパズルには、大きな秘密が隠されていて!?・・
「町の悪魔を捕まえろ」 ジャナ・デリオン(著)
ワニ町シリーズ第8弾の最新作
町の中年女性がネットのロマンス詐欺にあう。フォーチュンとスーパーおばさまの2人は、町の住民が犯人だと立ち上がる。保安官助手カーターを交え、シンフルのパワフルトリオがまたしても大暴れ!?・・
「ワニの町へ来たスパイ」大人気シリーズは、本国アメリカでもファンクラブがあるほど人気のシリーズ作です。
「狙われた英国の薔薇 ロンドン警視庁王室警護本部」 ジェフリー・アーチャー(著)
巨匠・ジェフリー・アーチャーのシリーズ最新作
英国王室×警察小説。ダイアナ妃、登場!
ロンドン警視庁内で王室警護を担う部署の腐敗を暴く任を受ける警部のウィリアム・ウォーウィック。一方、ロスは、ダイアナ皇太子妃の専属身辺警護官に任命される。やがて、国家を揺るがす陰謀が差し迫り!?・・
9月発売 注目ミステリ小説
注目! 「死はすぐそばに」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊
近年、数々の賞を受賞してきたアンソニー・ホロヴィッツの最新作
テムズ川沿いの高級住宅地で、金融業界のやり手が殺される。英国の静かな村で暮らす人々は、環境を乱す新参者の被害者を善く思っておらず、誰もが動機があると思われるが!?・・
注目!「ウォッチメイカーの罠」 ジェフリー・ディーヴァー(著)
リンカーン・ライムシリーズ最新作
このミステリがすごい!2008年版【海外篇】第1位の「ウォッチメイカー」続編!
名探偵ライムを殺すために、緻密な計画を引っ下げ宿敵が帰ってくる。
21世紀最高の名探偵vs犯罪王の最後の頭脳戦ーー
名作「ウォッチメイカー」最後の事件!
「リスボンのブック・スパイ」 アラン・フラド(著)
戦時中のリスボンを舞台に、本を愛する者達の戦いを描く
第二次世界大戦下、ニューヨーク公共図書館で働くマリアは、リスボンに旅立つ。リスボンでは、書店を営む青年ティアゴと書類偽造の天才ローザが、秘密のユダヤ人避難活動を行っていた。マリアは2人と出会い、図書館員として、スパイとして、活動するが!?・・
「ミゼレーレ」 ジャン=クリストフ・グランジェ(著)
「クリムゾン・リバー」著者のミステリ
システィーナ礼拝堂だけのための聖歌「ミゼレーレ」。美しい聖歌は、少年モーツァルトが楽譜を起こしたが、採譜が禁じられている。パリの教会で起きた聖歌隊指揮者の謎の死との関係は!?ーー ナチスが研究していた兵器、南米のカルト教団などが絡み合い・・
「不死鳥は夜に羽ばたく」 ケイト・クイン & ジェイニー・チャン(著)
翻訳ミステリ大賞の最終候補作にもなった「亡国のハントレス」などで知られるケイト・クインの最新作
シスターフッド・ミステリ
1906年、サンフランシスコに降り立った売れないオペラ歌手のジェマ。そこで、実業家のソーントンに目をかけられ、千載一遇のチャンスを得る。一方、チャイナタウン育ちのスーリンは、街から遁走しようとしていた。街には大災害が襲おうとしていたが、2人は行方不明の友人を探し!?・・
8月発売 注目ミステリ小説
「喪服の似合う少女」 陸秋槎(著)
華文ミステリの旗手の最新作
女性私立探偵・劉雅弦は、女学生からの依頼を受ける。しかし、捜索対象の岑樹萱を深く知っている者はひとりもいなかった。。しかも、劉は調査中に死体を見つけ、警察に逮捕されてしまい!?・・
「ボタニストの殺人」 M・W・クレイヴン(著)
CWA(英国推理作家協会賞)受賞 常連作家の最新作
「ストーンサークルの殺人」「ブラックサマーの殺人」「キュレーターの殺人」「グレイラットの殺人」に続く、ワシントンポー・シリーズ 第5作目
著名人が連続で殺される事件が起きる。そして、捜査をするポーの同僚の病理学者が殺人容疑で逮捕され!?・・
「サリー・ダイヤモンドの数奇な人生」 リズ・ニュージェント(著)
アイルランド発の予測不能ミステリ
引きこもりで変わり者のサリー。父親が亡くなり、遺体を言いつけどおり家の裏の焼却炉で焼き、警察沙汰になってしまう。。葬儀を終え父が遺した手紙を開くと、ある凄惨な事件の記録が記されていて!?ーー
アンソニー・ホロヴィッツも絶賛の1冊。
「極夜の灰」 サイモン・モックラー(著)
北極圏が舞台の衝撃ミステリ
1967年末。北極圏の米軍極秘基地で発生した火災の調査を依頼された精神科医のジャック。発電室で出火し、隊員2名が死亡したという。ジャックは、記憶がないという唯一の生存者コナーを疑うが!?・・
7月発売 注目ミステリ小説
「モルグ館の客人」 マーティン・エドワーズ(著)
このミステリがすごい!2024年版【海外篇】第3位の「処刑台の広場」の作家の最新作
完全犯罪を成し遂げた者が集うパーティが開かれる館。新聞記者ジェイコブと名探偵レイチェルは謎の女にパーティへ招かれるが……
「邪悪なる大蛇」 ピエール・ルメートル(著)
「その女アレックス」などで知られるフレンチミステリの巨匠の最新作
63歳の殺し屋マティルド。かつて、凄腕とおそれられたが、認知症に侵され始め狂乱の幕が開く!?ーー 黒い笑いが満載のミステリ
注目! 「狂った宴」 ロス・トーマス(著)
「愚者の街」で、<ハヤカワ>ミステリが読みたい!2024年版【海外篇】第1位など、話題となったロス・トーマスの初訳
アフリカ諸国の選挙戦など政治的カオスを描いた傑作。
MWA(エドガー賞)最優秀新人賞受賞作「冷戦交換ゲーム」に続く第2作目
「白薔薇殺人事件」 クリスティン・ペリン(著)
犯人当てミステリの大傑作
大きな屋敷に住む資産家の大叔母が住む村に招かれたミステリ作家の卵のアニー。しかしアニーが到着すると、大叔母は図書室で倒れて死んでいた。近くには白薔薇が落ちていて!?・・
6月発売 注目ミステリ小説
注目! 「恐怖を失った男」 M・W・クレイヴン(著)
CWA(英国推理作家協会賞)受賞常連作家のシリーズ外作品
「ストーンサークルの殺人」や「グレイラットの殺人」などで、英国推理作家協会賞のゴールド・ダガーやイアン・フレミング・スチールだがー賞を受賞している作家
「終の市」ドン・ウィンズロウ(著)
ドン・ウィンズロウ新3部作、最後の章
「業火の市」「陽炎の市」に続く、ギャング・ノワールの最終抗争。
「クラーク・アンド・ディヴィジョン」平原 直美(著)
[2022年] エドガー賞(メアリー・ヒギンズ・クラーク)受賞作
「ヒロシマボーイ」でデビューした日系米国人作家の歴史ミステリ
1944年、シカゴ。日系二世のアキ・イトウは、姉のローズがクラーク・アンド・ディヴィジョン駅で列車に轢かれて死んだことを知る。真相を求めて独自に調査を始めるが!?・・
「破砕」 ク・ビョンモ(著)
第十五回(2024年)翻訳ミステリー大賞を受賞の「破果」著者の最新作
「破果」の外伝
韓国作家によるハードボイルド小説の外伝。伝説の殺し屋誕生を描き出す。
5月発売 注目ミステリ小説
「終わりなき夜に少女は」 クリス・ウィタカー(著)
[2021年] CWA ゴールド・ダガー賞で、[2023年版]このミステリがすごい!【海外編】第1位の「われら闇より天を見る」著者の最新作
アラバマ州グレイス。サマーという少女が失踪する。連続少女失踪事件が解決しない中、双子の妹・レインは、姉の失踪に疑念を抱く。しかし、次第に、レインの知らないサマーの姿が見えてきて!?・・
注目! 「DV8 台北プライベートアイ2」 紀 蔚然(著)
第13回(2022年)翻訳ミステリー大賞などを受賞した「台北プライベートアイ」の続編、第2弾
私立探偵の呉誠は、台北郊外の街・淡水に引っ越す。20年前に容疑者死亡となった連続殺人事件の真相に迫るが!?・・
「すべての罪は血を流す」 S・A コスビー(著)
「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位となった作家の最新作
ヴァージニア州の小さい田舎町。郡で初の黒人保安官は、連続殺人事件に挑むが!?・・
第1作目の「黒き荒野の果て」も好評のクライム・ノヴェルでした。
4月発売 注目ミステリ小説
注目! 「ミレニアム7 鉤爪に捕らわれた女」 カリン・スミノフ(著)
人気北欧ミステリシリーズの最新作
「ミレニアム6 ~死すべき女」から5年。スティーグ・ラーソン、ダヴィド・ラーゲルクランツと著者が代わり、今作より、カリン・スミノフとなる。
「ドラゴンタトゥーの女」に始まる北欧ミステリブームの火付け役ミレニアムシリーズ新章の開幕!
「身代りの女」 シャロン・ボルトン(著)
2024年最大のミステリ話題作
パブリック・スクールの優等生6人が、大事故を起こしてしまう。20年後、ひとり罪をかぶったメーガンが、5人の前に姿を現わす。心に罪悪感を抱えて生きてきた者達の先には!?ーー 予測不能サスペンス。
3月発売 注目ミステリ小説
「炒飯狙撃手」 張 國立(著)
台湾発の謀略スリラー
実在の未解決事件(1989年ラファイアット事件)をモデルにした小説。
炒飯の名手で一流のスナイパーが指令を受け、ターゲットを射殺する。しかし、自らも狙撃される。定年退職が間近の刑事が現場へ向かうが!?・・
注目! 「両京十五日 2:天命」 馬伯庸(著)
「両京十五日:凶兆」の 第2作目
中国歴史ミステリの傑作
皇帝暗殺まで、残り7日。皇太子は陸路で北京を目指すが、途中、白蓮教徒の男と出会い衝撃の事実を知らされ!?・・
「あの夏が教えてくれた」 アレン・エスケンス(著)
バリー賞など3冠の「償いの雪が降る」著者による青春ミステリ
15歳の少年ボーディは、父を亡くし、母親と田舎町で暮らす。高校に馴染めず、友達もいない中、町で事件が起きる。隣人のホークのかつての部下の黒人女性が、不審な失踪を遂げる。ボーディーは、現実に悩みながらも成長するが!?-
2月発売 注目ミステリ小説
注目!「両京十五日 1:凶兆」 馬伯庸(著)
中国歴史サスペンス超大作
現代中国を代表するミステリ作家で、累計165億回再生越えの大ヒットドラマ「長安二十四時」の著者
15世紀の中国、明の時代。北京から南京に遣わされた皇太子が、爆発による襲撃で襲われる。北京にいる皇帝も命を狙われていることを知った皇太子は、南京から北京へ向かうが刺客が襲ってきて!?ーー
「7月のダークライド」 ルー・バーニー(著)
青春ノワール
バリー賞、ハメット賞など4冠を受賞したクライムノヴェル「11月に去りし者」の作家の最新作
「11月に去りし者」は、このミステリーがすごい!2020年版【海外編】第6位、第11回(2020年)翻訳ミステリ大賞なども受賞しています。
「友情よここで終われ」 ネレ・ノイハウス(著)
ドイツミステリの女王による<刑事オリヴァー&ピア>シリーズ最新作
「悪女は自殺しない」に始まり、ドイツで累計550万部の警察小説シリーズ。
失踪した著名な編集者・ハイケ。彼女が介護していた老人が2階で見つかる。被疑者には、彼女に作品の剽窃を暴露されたベストセラー作家が浮かぶ。出版社長など、怪しい人物が増えてきて!?・・ 出版業界を巡る泥沼の事件とは!?-
1月発売 注目ミステリ小説
「受験生は謎解きに向かない」 ホリー・ジャクソン(著)
「自由研究には向かない殺人」の前日譚
「自由研究には向かない殺人」は、〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!【海外篇】第1位となりました。続編も各種ミステリランキング上位となりました。
高校生のピップに招待状が届く。友人宅で、架空の殺人の犯人当てゲームが開催されるとのこと。舞台は1924年。孤島の大富豪の館で、参加者は、同級生など7人。開始早々、館の主が刺されて死亡しているのが発見され!?・・
シリーズ3部作は「自由研究には向かない殺人」「優等生は探偵に向かない」「卒業生には向かない真実」が発売済みです。
「悪い男」 アーナルデュル・インドリダソン(著)
北欧ミステリの人気【エーレンデュル】シリーズ第7弾
「湿地」に始まり、2年連続ガラスの鍵賞となった「緑の女」など、北欧ミステリを代表するアイスランド作家の最新作
レイキャビクのアパートの一室。レイプドラッグを所持していた男の死体が発見される。。レイプ常習犯と思われる男は、被害者に復讐されたのか!?・・ 犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明の中、部下のエリンボルクは、現場に落ちていたスカーフの香りを頼りに捜査を始めるが!?・・